シロクマ相方から譲渡を受けた広州土産の風邪、
相変わらず時々咳き込んで止まらなくなりますが、熱は下がりました。
峠は越した模様。
鮮度が落ちる前に、先週1週間通った英会話教室の最終日の話題など、ご報告。
週明けからスタートした英会話教室、「シンガポールの生活入門コース」も金曜日が最終。
先生が生徒全員を昼食と散策に誘ってくださいました。
この教室について説明すると、
シンガポールへ来て日の浅いひとを対象に、シンガポールの色々を英語で学ぶ、というもので、
生徒は全員日本人女性、私以外は駐在員夫人のようでした。
実は私、相方が駐在員という身分ではないため、私自身も駐在員夫人ではありません。
まあ、夫人であるだけ、去年の上海滞在時の、
“相方が駐在員でないなら、私自身も夫人ですらない”という立場よりは若干地位が向上した(と思う)ので、
これについてはヨシとしましょう。
*注:当時は二十代のお嬢さんに「それでこれからの人生、本当に大丈夫なの!?」と鬼気迫る形相で心配されました。
ですから、シンガポールの日本人ネットワーク、日本人会とやらに加入することもなく、多国籍軍のような相方のオフィスでは日本人はほかにいないらしいので、日本人との接点がありません。
住んでいるマンションにおいても、外国人やちょっぴり富裕層向けときたら日本人もいるにはいるようですが、
都心に比べるとその割合は少ないらしく、ご近所づきあいもないので知り合うこともありません。
当然、日本の方と食事をする機会というのはほとんどなく、これが2回めでございます。
そういうわけで、日本の方と情報交換するのは今回が初めてでございました。
しかも皆さま、シンガポール初心者とはいえ、私よりも在星暦が長いのでございます。
私にとっては貴重な機会ですから、しっかり聞き耳を立てなくては、と自然と力が入りました。
アラブ色の濃い教室近くの通りを抜けてリトルインディアまで歩き、
「バナナリーフアポロ」というフィッシュヘッドカレーがおいしいインド料理店でお昼ごはんです。
【バナナリーフアポロ~本店~】 【器はバナナの葉っぱ~使い捨て!主婦の味方!~】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/c9/ade9b5ef37e4c1ac78a948065636459e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/21/68f53e882785802b1e480df43275e549.jpg)
席についてお料理が運ばれてくると、まもなくひとりの奥さまの発言が。
「みなさん、おススメのお店というか、何がおいしかったとか、あります?」
おお!
しょっぱなからスバラシイ質問!
やはり日本人とシンガポーリアンは味覚が違いますから、
日本人の舌にもおいしい、というお店の情報は貴重です。
私の席は生徒6人の一番端で、先生の隣という配置でしたが、
食べることに情熱的な私としては、
先生のお相手をするより、いかんせん聞き耳を立てるほうに力が入ります。
聞き耳を立てながらも、自分の番が回ってきたときのために、
過去の食い倒れ遍歴を整理しながら候補を絞ります。
近所のホーカーズの定食の揚げた魚の甘酢がけ($3.5)は本当においしいけれど、
場所が郊外でマイナーすぎるしな…
チャイナタウン近くの有名ホーカーズのアイスカチャン($2.5)は具が多くておいしかったけど、
いきなりデザートをあげるのもな…
教室の近くの食堂のインド系お好み焼き、ムルタバ($6)もクリスピーでおいしかったけれど、
具のマトンは日本人にはキツイかな…
【えびせんみたいなクリスピーなおせんべい】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/20/c2350e3c17f18034b8c9b7931f14256b.jpg)
【ビリヤーニ(手前)、ナス(左)とキャベツ(右)のおかず)】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/c3/d56a1df176018a5d39a8e9c81698b226.jpg)
堂々考えていると、ひとりめの奥さまが発言。
「そうですね~。ラッフルズホテルのレストラン、ほにゃららがおいしかったですよ」
ホワット?
らっふるずほてる~?
そんなひと皿の料理が何十ドルもするレストラン、私には何の参考にもならないでございますよ。
料理名“ほにゃらら”もはっきりおっしゃっていたようですが、私の脳が人生に不要な情報としてカットしてしまいました。
次!
「オーチャードにあるほにゃららホテルのほにゃららもとってもおいしかったです~!」
ホワイ?
なぜ、またホテル?
今回は高級感あふれるホテルの名前さえも、脳がカットしてしまいました。
ホテルのレストランはだいたいひと皿20~30ドルはする(と思う)ので、まったく私の生活圏外です。
次の方も、その次の方も…
どうやら奥さま方のおススメは、ホテルのレストランや高級レストランに限られる模様。
この新事実に、私、驚愕でこざいました。
駐在員夫人の経済力って!
結局、私もうすっぺらい見栄を張り、1回しか食べてないのに「チリクラブ」をあげてしまいました。
ホテルのレストランでも高級レストランでもないけどね。
シンガポール食い倒れ歴のなかで、それがいちばん高いものなの。
というか、後にも先にも、ひと皿10ドル以上のお料理なんて、食べてないから、私。
一度もホーカーズに行ったことがない奥さまもいらっしゃったりで、これまた私には驚愕でした。
私ったら、ホーカーズの恩恵にあやかって、相方がいないあいだなんて、ろくすっぽ自炊なんてしてませんけれど?
毎日ホーカーズでも、まったくへっちゃらですけど?へっちゃらというより、むしろパラダイスですけれど。
ホーカーズ、早くて、ウマくて、安いんですよ!
お昼はひとりっていう奥さまこそ、利用価値大だと思うのですが。
ということで、新事実は、にはつめへとつづく…。
ぽれももさんは、駐在員夫人だと思っていました・・・(失礼しました!)
やっぱり格差があるんですねー。
でも、ホテルや高級レストランよりも、ホーカーズとか庶民の味の方がおいしいですよね!
私も旅しているときは、クーラーガンガンの室内でなく、路上でご飯食べることが多いです(笑)
引き続き、シンガの安くておいしいところの紹介を楽しみにしてます♪
コメントうれしいです。
謝っていただかなくていいですよ~。
駐在員夫人、ビザがカンタンに取れたり、
会社によっては手当てがあったりで安定していてよいですね。
英会話教室の費用も会社持ちって方もいらっしゃいました。
ホテルや高級レストランでの食事経験がないのですが、
私にはホーカーズで充分です。
シンガポールは衛生的にもスバラシイかと。
風呂イスじゃないイスだし、屋根とテーブルもあるし。
mayさんもお財布にやさしい旅を楽しまれるタイプですね。
お若いうちにじゃんじゃん楽しまれてください。
さすがに私はドミやバストイレ共用のゲストハウスに泊まることはなくなりましたが、
楽しかったなあ。
最初のころはドミでしたが、ここ数年は多少選んでますね・・・。
それでも安宿ですが(苦笑)
確か、シンガは衛生管理のランク(最高A⇒D?)があるんですよね?
でもやはり体調が悪くなったとか聞くこともあるので、気をつけてください!
衛生管理ランクはあるようですが、
いまだDのお店を見たことがありません。
怖いもの見たさがむくむく。
私はバックパッカーにもなれず中途半端でした。
なりたかったけれど、
仕事を辞めて長旅に出る勇気がありませんでした。
短い休暇を利用して
ちょくちょくそのまねごとをするのが精一杯。
それでも、
友人たちと一緒に行った豪華で優雅な旅行よりも
チープでたわいないそんなひとり旅を
より思い出すから不思議ですね。