人気ブロガーさんがお弁当のお話を募ってらっしゃるのを読んで、
実家の母を思い出しました。
動物好きの母の話題を何度かしましたが、
(モルモット編、カメ編)
彼女はお弁当についても伝説を持っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/75/e8f6b2e8a743dfecddd6f3e6c0f68f74.jpg)
(今回、私は怒ってばっかりなので中和のため美しいあじさいのお写真を)
昔々、実家は農家でした。
働き手としてカウントされる母も忙しい。
手をかけられないお弁当はかわいげゼロ。
初めてお弁当を持っていくようになったのは幼稚園のときでした。
どどどど田舎にある平和で小さな幼稚園。
週に1回とか、2回とかそんな頻度。
だから園児にとって、
それはちょっとしたイベントでした。
時代的にキャラ弁とかなかったけれど、
まわりの子たちのお弁当はキラキラしていました。
お花やお星さまの形をしたニンジン。
半分に切った切り口がギザギザのゆでたまご。
かわいいカニさんウインナーやタコさんウインナーだって入ってます。
いつもすっきりしたお弁当の私は、
うらやましくてたまりませんでした。
「わたしにもカニさんウインナーとか入れてえー」
家の事情なんて理解できない園児は母にしつこくおねだり。
ある日、フタを開けるとそこには待望のカニさんが!
でも目を凝らすとそれは、
サワガニの素揚げでした。
しかも
私が大切に育てていた…。
森の近くの小川で友だちと捕まえたサワガニ。
昨日まで元気にチリメンジャコを食べていたのに。
ハサミでおじゃこを上手に挟んで口に持っていく姿、
かわいかったなあ…。
小さなアルマイトのお弁当箱におさまった、
変わり果てたペットの姿に園児は号泣です。
帰って母に涙ながらに抗議すると、
「料亭みたいに豪華にしてあげたのに!」
と、憤慨されました。
お弁当箱一面にトロロかけごはんが入っていたこともあります。
白いごはんの上にすりおろしたジネンジョとか山芋をのせたアレです。
園児が小さな手でフタを開けようとするとなんだか重い。
力一杯ぐぐぐーっと持ち上げると、
粘りでフタにくっついたトロロが
みよよよよーーーーん。
みんなに思いっきり笑われました。
傷ついた園児は帰って、
「あんなん、食べられへんやん!」
と、こぶしを握りしめて力いっぱいに抗議。
そうしたら驚いた顔をした母が、
「幼稚園にはおしょうゆ、置いてなかったんか⁉︎」と。
…そこちゃう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/9f/dc5956067c0e40da9730dac737754105.jpg)
(今月上旬、父のお墓参りに帰ったときの写真でまとめました)
たまご大のアルミホイルが入っていたこともあります。
「ホイル焼きや!」と感激。
いつもは煮たり焼いたりのカンタンなおかずばっかりですのに。
母に感謝しながら、
ドキドキしながら、
開けると…中は空っぽ。
なにこれ?
帰ってこれまた抗議しました。
中身を詰めるのを忘れた…
という可能性も園児なりに考えながら控えめに。
そうしたら、
なんて言ったと思います?
平然と、
「スペース、埋まらんかってん」
フリーダム!
アンニュイな空気さえ漂わせていました。
弟は割ったチキンラーメンがみっちり入れられていたことがあったそう。
仕方なく砕いてぽりぽり食べたとか。
それを聞いたときの反応も、
「幼稚園では熱いお湯、もらえへんのか⁉︎」
だったそうです。
すべて幼稚園児相手ですよ。
すごくないですか?
大きくなってから、
大人になってから、
『親の作った変なお弁当』が話題になったりすると、
いつもうちの母が最強です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/35/b0e8bbb0ea790faad27bfd0a4e34d88a.jpg)
(シロさんのお墓にもアナベルを。
母が作るシロさんのごはんは意外にちゃんとしてヘルシーでした。
なにこの差?)
ご覧いただきありがとうございました。
本日深夜のセネガル戦は、
1ミリも期待しないで臨む所存です。
期待しないでいると、
サムライブルーは裏切ってくれる…二匹目のドジョウ狙いです。
実家の母を思い出しました。
動物好きの母の話題を何度かしましたが、
(モルモット編、カメ編)
彼女はお弁当についても伝説を持っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/75/e8f6b2e8a743dfecddd6f3e6c0f68f74.jpg)
(今回、私は怒ってばっかりなので中和のため美しいあじさいのお写真を)
昔々、実家は農家でした。
働き手としてカウントされる母も忙しい。
手をかけられないお弁当はかわいげゼロ。
初めてお弁当を持っていくようになったのは幼稚園のときでした。
どどどど田舎にある平和で小さな幼稚園。
週に1回とか、2回とかそんな頻度。
だから園児にとって、
それはちょっとしたイベントでした。
時代的にキャラ弁とかなかったけれど、
まわりの子たちのお弁当はキラキラしていました。
お花やお星さまの形をしたニンジン。
半分に切った切り口がギザギザのゆでたまご。
かわいいカニさんウインナーやタコさんウインナーだって入ってます。
いつもすっきりしたお弁当の私は、
うらやましくてたまりませんでした。
「わたしにもカニさんウインナーとか入れてえー」
家の事情なんて理解できない園児は母にしつこくおねだり。
ある日、フタを開けるとそこには待望のカニさんが!
でも目を凝らすとそれは、
サワガニの素揚げでした。
しかも
私が大切に育てていた…。
森の近くの小川で友だちと捕まえたサワガニ。
昨日まで元気にチリメンジャコを食べていたのに。
ハサミでおじゃこを上手に挟んで口に持っていく姿、
かわいかったなあ…。
小さなアルマイトのお弁当箱におさまった、
変わり果てたペットの姿に園児は号泣です。
帰って母に涙ながらに抗議すると、
「料亭みたいに豪華にしてあげたのに!」
と、憤慨されました。
お弁当箱一面にトロロかけごはんが入っていたこともあります。
白いごはんの上にすりおろしたジネンジョとか山芋をのせたアレです。
園児が小さな手でフタを開けようとするとなんだか重い。
力一杯ぐぐぐーっと持ち上げると、
粘りでフタにくっついたトロロが
みよよよよーーーーん。
みんなに思いっきり笑われました。
傷ついた園児は帰って、
「あんなん、食べられへんやん!」
と、こぶしを握りしめて力いっぱいに抗議。
そうしたら驚いた顔をした母が、
「幼稚園にはおしょうゆ、置いてなかったんか⁉︎」と。
…そこちゃう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/9f/dc5956067c0e40da9730dac737754105.jpg)
(今月上旬、父のお墓参りに帰ったときの写真でまとめました)
たまご大のアルミホイルが入っていたこともあります。
「ホイル焼きや!」と感激。
いつもは煮たり焼いたりのカンタンなおかずばっかりですのに。
母に感謝しながら、
ドキドキしながら、
開けると…中は空っぽ。
なにこれ?
帰ってこれまた抗議しました。
中身を詰めるのを忘れた…
という可能性も園児なりに考えながら控えめに。
そうしたら、
なんて言ったと思います?
平然と、
「スペース、埋まらんかってん」
フリーダム!
アンニュイな空気さえ漂わせていました。
弟は割ったチキンラーメンがみっちり入れられていたことがあったそう。
仕方なく砕いてぽりぽり食べたとか。
それを聞いたときの反応も、
「幼稚園では熱いお湯、もらえへんのか⁉︎」
だったそうです。
すべて幼稚園児相手ですよ。
すごくないですか?
大きくなってから、
大人になってから、
『親の作った変なお弁当』が話題になったりすると、
いつもうちの母が最強です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/35/b0e8bbb0ea790faad27bfd0a4e34d88a.jpg)
(シロさんのお墓にもアナベルを。
母が作るシロさんのごはんは意外にちゃんとしてヘルシーでした。
なにこの差?)
ご覧いただきありがとうございました。
本日深夜のセネガル戦は、
1ミリも期待しないで臨む所存です。
期待しないでいると、
サムライブルーは裏切ってくれる…二匹目のドジョウ狙いです。
そもそも幼稚園児のお弁当にそんなん入れるますかね?
母がシロさんのごはんをちゃんと作っていたのは、
時間的ゆとりができたから。
はい、きっとそうだと思います。
それでいうと、
私たちのお弁当も悲惨でしたが、
初代の犬、茶々丸も大概なモノを食べさせられていました。
それでも19歳近くまで生きてくれました。
人間も犬も甘やかされない方が丈夫に育つんでしょうか?
momoさんは、サワガニをペットにしたり
幼少の時から生き物好きだったのですね。
そのカニが、お弁当に入ってるとは、
幼児には、ショックだったことでしょう。
シロさんご飯に気配りされてたのは、時間のある
生活になっていたからだと思いますよ。