ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

いってきます!

2011-09-04 01:49:16 | Singapore/たび・現実逃避
昨日の記事に加筆したら、
バグ発生、そのままではUPできなくなりました。
当初UPしたものを昨日と今日のふたつにわけ、すこし加筆して、再度UPしています。
 
 
 
首都ナイロビは相当治安が悪いらしく、
某地球の歩き方に、「歩かないで」と書かれているほど。
はあ、としか返事の仕様が。
メインストリート周辺であっても白昼堂々襲われるらしい。
でも、まったく歩かず街を移動はできないでしょ。
どこをどのくらいだったら歩けるんだろ?
どこまで歩いたら、徒歩以外の移動手段があるんだろ?
ともあれ、そんなところにひとりで行くのは、久々のこと。
こわいなあ。
びくびく。
でも、早く行きたい。
どきどき。
 
                                 
  
  
とりあえず、ナイロビの出入りはお昼になるようにフライトを押さえました。
高価そうな指輪をしていたら、指ごと切り取ってもっていかれる、とか聞いたことが。
高価なものはもっていないので安心ですが、
正真正銘の貧乏人に見えるよう、念のためネイルも落としてすっかり手も地味に。
後は、収集した情報と、昔の野生のカンを取り戻しての二本立てで、とにかく危険を避ける。
いのち!
てーそー!
パスポート!
の順で守りたいと思います。 
  
                                 
  
昔、旅行前に外務省ホームページで安全対策について確認したことがありました。
そこで目にした誘拐されたときの対応策。
「抵抗しない」、「周囲を観察する」などの項目の最後に、
最後まで絶対にあきらめない」とあったのが思い出されます。
そんなアドバイス、そんな状況で思い出したほうが絶望的な気分になるよ。
っていうか、それって策ですか?
どうかそんな状況になりませんように。
貧相な英語力でもなんとか危機を乗り切れますように。
神さま、台風上陸の日本のみなさまの無事を祈る、こんな善良な私をどうかお守りください!(←姑息)
                                  
 
忘れてはいけません。
今回の旅をあっさりOKしてくれた相方にも、ありがとう
了解してもらえるとは思っていたけれど、
「何か月くらい行きたいの?」と聞かれたときには、正直驚きました。
何か月って!
「そんなに長く行きませんよ!」と返したら、
「なんだ。数週間ならいつでもどうぞ」と。
だから、そんなに長く行きませんって!
どこまで寛容なんだか。
というか、数週間いてもいなくても平気な存在のツマって…。 
 
   
 
 
ということで、
次回の更新は9月19日以降になります。
 
 
いってきます!
 
 
 
写真はすべて数年前に旅したニジェール。同じアフリカ大陸ってことで。なつかしいなあ。
        
                                    

そろそろ滞在30日

2011-09-03 21:37:46 | Singapore/たび・現実逃避
昨日、シロクマ相方が一時帰国しました。
「別に一緒じゃなくていいんじゃない?」と言われた私は、シンガポールに残りました。
のびのび。
朝から市販のクッキーと牛乳の朝食をとったりで、うきうき。
相方がいたら絶対できない組み合わせを楽しむ姿は、
両親の旅行中にカップラーメンを食べた子ども時代に通じるものが。
私って成長ナイ。
 
今回の彼の帰国は半年前から予定されていたもの。
それがインド出張に変更になるかも、と日本から知らせを受けたようで。
そのことを話してくれた時の彼の落胆した様子といったら。
無事、帰国が決定して嬉々としていたのは、週末にいつものメンバーとのゴルフの予定を入れたから。
それなのに、台風上陸。
今回の台風は時速10キロと、やけにのんびりやさんみたいですね。
「遅い!遅すぎる!」と、日本のニュースを見ながら、出発間際まで大層お怒りでした。
ゴルフのことがなかったら、「さすがぼく、嵐を呼ぶ男」とか言ってそうなんですが。
そんな彼はともかく、みなさまが無事にこの週末をお過ごしになられますように。
 
<後刻加筆>
本日、午後9時ごろ、彼から連絡が来て、
昨日の台風の近づく関西への帰還は大層恐かった、とのことでした。
飛行機が迂回したりで、なかなか着陸できず、機体は揺れに揺れ、
覚悟しないといけないのかも、とさえ思ったとか。
無事で何よりでした。
今、暴風域にいらっしゃるみなさまもどうかご無事で。
 
残った私にもビザなし滞在の30日期限が容赦なく近づいています。
そろそろ出国しないといけません。
 
日本に一緒に帰らなくてもよいとの相方の言葉に大いに甘えて、
今回は思い切って、友人が働いている国にお邪魔することに。
その国は…
 
 
ケニア!
 
友人はマイクロファイナンスにかかる活動をしています。
マイクロファイナンスというのは、貧困層向けの小口(事業)融資をはじめとする金融サービスです。
小口融資の場合、主な業務は融資先の事業プランの審査、融資、融資後のモニタリング評価で、
他にも、経営やマーティング、管理会計などについてコンサルタント的なアドバイスもするわけです。
というか、そっちの方が重要な仕事かも。
目的は貧困の削減、経済の底上げ。
 
 
実は私、ムハマド・ユヌス氏と氏が創設したグラミン銀行の存在を数年前に知ったときから、
この分野にずっと関心を持っていました。
それで、実際のフィールドとはどのようなものなのか、興味がありました。
興味本位でちょっかい出すことではないのですけれど。
で、今回、彼女に連絡を取り、訪問OKの返事をもらったわけです。
彼女は今年いっぱいで帰国するため、後任者への引継ぎなどで徐々に多忙に。
経営コンサルタントのタマゴである彼女、
帰国したら立派なヒヨコになることでしょう。
私がこの機会を逃したら、貴重な現場をこの目で見ることはできないかも。

 

 
とかいいつつも、
こんな私のことですから、
ご想像のとおり、旅の目的の半分(以上)はあれですね、あれ。
 
観光 
  
せっかくだからサファリや海岸リゾート地にも行きたいなあ、と。
へへへ。
 
  
だってあなた、ケニアですよ!
 
アフリカの大地を踏みしめて、
そこに生きる野生動物をいっぱい見て、地平線に沈む夕日を眺めたいなあ、
ついでに異国情緒あふれる海辺でもゆっくりしたいなあ、とか思っても仕方ないじゃないですか。
あたり前じゃないですか。
思わないほうがおかしいじゃないですか。
  
そんな軽薄な私を、多忙のなか快く迎えてくれる友人、ありがとう
あなたが仕事に専念できるよう、かける迷惑を最小限にして、ひとりで色々まわってみるよ。
 
写真は数年前に訪れたニジェール。同じアフリカってことで。
 
                              

ゲームカフェに潜入~後編~

2011-09-02 23:16:08 | Singapore/外出&食い意地

昨日からのつづきです。
 
初めて参加するゲームカフェの集まり。
お店はシンガポール川沿いのにぎやかエリアにありました。
まわりの様子とお店の正面はこんな感じ。

   
お店の中に入ると、人数を言って、コースを選んで、2階の部屋へ。
窓からは、マリーナベイサンズが見えました。
棚は一面のボードゲーム。 

 知っているゲームは見つけられそうにありません。
 
すると、スタッフの方が現れました。
おもしろそうなゲームを紹介してくれ、ルールも教えてくださいます。
そうか、誰もルールを知らないようなゲームがいっぱいあるんだ、ここ。
だから、「こんなゲームはどうでしょう?」ってルールを説明して、
みんなで楽しめるように計らうのが、スタッフの仕事なんだ。
そういうしくみでありましたか。
 
 
英語で説明されるルールを聴き取って理解するのは、私には大変でした。
けれど、身振り手振りを交えて、実際使うカードなんかも示して、
「こういう組み合わせになったら、アガリね」みたいに説明されるので、なんとなく理解。
あとは、友人やとなりの日本人に、「こういうこと?」と確認したり、
理解したシンガポーリアンに、例を示して教えてもらったり。
 
私たちは大人数だったので、2グループにわかれることに。
 

最初のゲームはこちら。


 
この鬼太郎のお父さんみたいなカードは、裏にいろんなオバケが描かれています。
神経衰弱の要領で、ひとりずつ順番にカードをめくっていって、オバケの絵を確認します。
神経衰弱と違うのは、めくるカードがひとり1枚だけなのと、めくったカードを裏返しにもどさないところ。
で、同じオバケが描かれたカードが3枚そろった、と気付いたら、気付いたひとが、
「Ugly! Ugly! Ugly!」と3回叫んで、カルタ取りの要領でそのカードを押さえます。
一番最初に押さえられたひとが、押さえたカードをGET。
ひとりで3枚ともGETできることもあれば、3人で1枚ずつということも。
描かれているオバケの種類は何種類もあって、目玉がひとつだったりみっつだったり、角があったり、羽があったり。
なんとなく似ているうえ、3枚そろわないといけないので、テーブルを凝視するみんなの緊張感は高まり、
誰かが「Ugly!」の最初のアだけでも口にすると、いっせいに反応してダイブしたりで、大混乱のバトルです。
出だしからすごい盛り上がり。
ルールも単純だし、私にも十分楽しめました。
 

次のゲームはこちら。
ドリアンゲーム。
     
このゲームでは、最初、ひとりひとりに、9枚ずつのカードが配られます。
「五十一」の要領で、同じ色のカードを9枚先にそろえたものが勝ち。
いらない色のカードは、同じ色ごとまとめてテーブルにはきだせます。
はきだすときは裏向けて、「Tow! Tow! Tow!」とか、カードの枚数を叫びながら、交換相手を探します。
はきだす→交換する→はきだす→交換する、で、自分のカードの色をそろえていくわけです。
はきだし&交換はいっせいにするので、
そのサイクルをちゃっちゃと進めるのも勝利の秘訣。
スタートの声と同時に、
枚数を叫ぶ声がいっせいにあがり、交換相手のカードが取りっこになることも。
色の数は人数分しかないので、集める色が誰かとかぶっていると永遠にそろいません。
どの色でそろえるか、そろわないようなら、いつ見切りをつけるか、
誰がどの色をそろえているかを考えながら、はきだしと交換をしないと、相手を勝たせてしまうことに。
これも単純で、盛り上がるゲームでした。
 

みっつめのゲームです。
                     
ふたつのチームに分かれて行う、いわゆるジェスチャーゲームです。
青いカードと赤いカードがたくさん箱に詰まっていて、それぞれふたつの単語が書かれています。
単語の難易度は、青いのがカンタンで1ポイント、赤いのは難しくて2ポイント。
で、まずチームのひとりが前に出て、カードをひき、自分ひとりで単語をチェック。
みんなに単語が見えないように手前の青いキカイにカードをセット。
カードは4枚ひいて、青赤の構成はその人が決められます。
キカイのスイッチをオンにすると、タイマーがスタートするので、
カードの単語を順番にジェスチャーで示して、(同じチームのひとに)当ててもらいます。
時間切れになったカードはこのキカイに吸い込まれるしくみ。
たくさんポイントを稼いだチームの勝ち。
 
これは私には難易度が高いと判断、となりのグループに避難。
だって、カードに書かれている単語が知らない単語なんだも~ん。
ひとのジェスチャーが理解できても、あごひげとか、そんな単語、知らないんだも~ん。

 
よっつめのゲーム。

 
カードは2種類あり、裏を向けて別々に積みます。
オレンジのカードにはお題、水色のカードにはアルファベットが書かれています。
最初は誰かが、お題と、アルファベット、1枚ずつをめくってみんなに見えるように置きます。
写真ではお題が「It's in Africa」、アルファベットが「N」です。
Nで始まるアフリカにあるものを知っているひとがいたら、
そのひとが「I know!」と叫んで、写真上の方の丸いボードにタッチ。
正しく言えて、みんなが納得したら、1ポイントです。
例えば、「Nile River」とかね。
複数のひとがボードにタッチした場合は、先にタッチしたひとから答えます。
お題とアルファベットの組み合わせに正しく答えた最初のひとが、
お題または、アルファベットのどちらか選んで、新しくめくります。
下げたカードは自分のポイントを換算するため、手元に置きます。 
 

このゲーム、ルールはカンタン、スタッフの説明だけで私にも理解できました。
でも、私には言葉の壁が相当なハンデに。

例えば、「国の名前」と「L」の組み合わせでも、ラオスがRかLのどちらで始まるかなんて、知らないよ。
映画のタイトル」だって、洋画だと原タイトル、邦画だと海外でのタイトルを知らないと始まらない。
「4文字の単語」と「F」で「FUll」とか、「車のパーツ」と「S」で「Seat」とか、
カンタンなものを4ポイントだけ、稼げました。
 
面白かったのは、「It fries」と「T」の組み合わせ、
長く続いた沈黙を破って、友人が「I know, Totoro!」と叫んだこと。
みんなの爆笑を買いながらも、満場一致でOK!
「At the office」や「At the beach」と「D」の組み合わせで、ダニーさんが、
「仕事中のダニー」とか、「ビーチのダニー」とか答えて、ブーイングをもらったことにもウケました。

 
ゲームカフェ、想像以上に盛り上がれて、あっという間に時間が過ぎました。
最初にサービスされた怪しい色の飲み放題ドリンクなんて、ゲームに熱中して、ほとんど放ったらかし。

 

とても楽しかったです。
私には、高くて分厚い言葉の壁がある分、ものによってはまったく勝負にならないものの、
とっても真剣になるので、よりエキサイトできるのかも。
 
英語の上達にもいいんじゃないかなあ、と思いました。
今回みたいにシンガポーリアンたちが忍耐強く私につきあってくれたら、の話ですが。
心優しいみなさん、どうもありがとう。

    


ゲームカフェに潜入~前編~

2011-09-01 08:51:02 | Singapore/外出&食い意地
土曜日、トレッキングで出会ったグレース&ダニー夫妻に誘われて、
ゲームカフェに行ってきました。
 
それはお茶もできるゲームセンター?
そう思ったのですが、話を聞いたところ、
ボードゲームがたくさん用意されているカフェで、
大勢でわいわい騒ぎなら楽しむという、パーティなんかにうってつけのところなんだそうです。
料金は時間制、飲み物や食べものは料金込みだったり、別だったり、
時間と組み合わせたコースになっていて、そのグループごとに選べるとか。
どうも私の知らない形態のお店でした。
今回は10人以上が集まるのではないか、ということで、
言葉の壁が気になったのですが、面白そうだから行ってみようと。
でも、ボードゲームって、どんなの?
オセロと人生ゲームくらいしか知らないよ。
 

お昼にチャイナタウンで待ち合わせをして、まずは腹ごしらえです。
近くのヒンズー寺院の塀にいる牛は、ハトたちに慕われていました。
夫妻のほかに、トレッキングで出会った日本人OLさんもご一緒しました。
ニュージーランドのワーキングホリデーを経て、
オーストラリアの大学を出ている彼女には、言葉の壁がありません。
彼女も参加する、というのが、今回私が参加する決め手となったのでした。
私、彼女みたいな生き方を夢見ていた時期があったもので、
彼女と親しくなれたのはとてもうれしい。
 
チャイナタウンでは、チキンヌードルがおいしいお店へ。
  
1970年代に始まった国の2カ国語教育政策により、シンガポーリアンは多くがバイリンガル。
小学校から英語の授業があり、算数や理科、社会などの授業は英語で行われます。
同時に各民族ごとに、中国語やマレー語、タミール語を国語として勉強します。
さらに上の学年になり優秀だと、別の言語も選択できるとか。
だからトリリンガルも珍しくないそうです。
ご夫妻もお店の方とのやり取りは、ごく自然に中国語。
かっこいいなあ。
英語と中国語のバイリンガルなんて、最強じゃないですか。
そんな国民がこの国には75%もいるって勘定ですよ。(←ばっくりしすぎ。ご高齢だと中国語だけの方も多いです。)
シンガポールの経済発展は奇跡的とか言われますが、
国語ひとつにとっても計算ずくの政策を徹底、それを知ると納得ですよ。
 
話がそれましたが、
そのお店のチキンは、スチームでもローストでもなく、秘伝の特製ダレで炊いたという珍しいタイプ。
チキンヌードルはチキンラーメンみたいな風味だけなんじゃなく、
チキンがたくさんのったチキンライスの麺バージョン、ドライタイプ。
            
スチームタイプよりこってり、ローストタイプよりあっさり、お肉はやわらか。
深い味わいで、おいしい。
このタレがあったら、だれでもおいしいチキン料理ができそう。
写真はないですが、シェアした餃子スープの餃子も、もっちり皮にジューシーあんでおいしかったです。
 
次は有名スイーツ店、「味香園」へ移動。
 
こちらは、クルミやピーナッツをペーストしたお汁粉が名物。
こういった中国系のスイーツは効能がはっきりしているので、
甘いものを食べている罪悪感をあまり感じなくてすむからうれしい。
グレースさんによると、彼女が選んだアーモンドは美容、友人が選んだクルミはアタマにいいとか。
私はヤム芋ペースト、ぎんなんとサツマイモトッピングを選びました。
  
効能は…聞かなかった。
くらくらするくらい魅力的なかき氷もたくさんあるので、
次回はそれを食べに行こうかと。
ここの氷は、とても細かくてなめらかでおいしいんですって。
                              
 
さあ、いよいよゲームカフェに移動しますよ。
つづきは明日に。