働かざる者食うべからず。が、しかし働けど働けど我がなお暮らし楽にならざり、じっと手を見る。石川啄木だ。携帯が壊れかけている。早く買い替えなければ、ブログも消えてしまう。車が変わったからスタッドレスタイヤも買わねばならないし、車のローンもある。バイクも維持しなければならないし、一人暮らしも早くしたい。だめだ、需要に供給が追い付かない。くたくたになっても所詮パートどんなに売り上げを上げた所で時給は変わらない。だけど、ハンターのごとく接客してしまうのは長年の悲しい性だ。社員さんに疎まれたとしても。来年はちゃんと正社員になろう。稼いで沢山夢物語を書こう。猫をやはり飼いたい。野良猫みりん、あたしを支えてくれた野良猫。いつもあたしの車の下で寝ていた。バサバサの毛で多分茶トラであったろうが、色が抜けてみりん色だった。一人暮らしのあたしの癒し。突然消えた。猫は死に際を、見せないというから多分この世にはもういないのだろう。だけど、昔話には長く生きた猫は猫又になる、らしい。みりん、いつか会いに来て。夢の中でもいいから。あたし、頑張るから。