今日は、四年に1度のうるう日です。舞台うるう、を見てから、うるう年が特別になった。なんて切ない。いつも余る、いつも足りない、だから一人森にすむうるう人が居るのなら、ねえ、変わってあげようか？あたしがうるう人になるよ。寂しいと感じるのは仲間がいる人を見るから。幸せな話を聞くから、あたしは、もう疲れた。森の奥ふかくにすみ、誰にも会わず、鳥の声と木々の囁きを聞きながら、仕事に焦ることなく、都合のいい人にもならずあたしの存在を消して落ち葉の中で眠っていたい。変わってあげようか？ねえ、うるう。今日はお酒解禁だって四年に1度のお祭りみたいなもん。二日酔いでグダグダで仕事だろうけどうるう、になりたい、なれないなら、今日はせめてうるう、に乾杯。眠剤が切れたので眠りも遅い。森にすむならいつ眠ってもいいから眠剤はいらない。うるう、に乾杯。そして今夜も楽しい夢がみたい。