いよいよ出ていく日も近い。最近書くことがなくて困っているが、自由になるにあたって、少し色々考えてみる。散々親と喧嘩をしたが、あたしは自分勝手に出ていくのだ。親孝行もしないまま。子供もいないあたしは正に親の苦労子知らずのまま生きていくのかもしれない。考えてみれば、親が大学まで出してくれたから親友に会えた。弟を産んでくれたからあたしはブラコンになれた。沢山お互い傷つけあったけど感謝しなくてはならない。一緒に暮らせないのはあたしが折り合いがつけられなかったから。あたしが精神的に大人になれなかったから。人間、感謝を忘れてはいけないね、やっとそこまで考えられるようになった。あたしは学ぶのがいつも人より遅いようだ。いつかちゃんと向き合えるように、まずはあたしがなりたいあたしにならなくちゃ。仕事も部屋も何もかも決まってない宙ぶらりんな状態だけど。がんばれあたし。これが最後のチャンスかもよ。寒くて体中が痛いけど、荷作り全く終わらないけど。新しい生活に向かってもがくしかない。泣いても笑っても朝は来るし、泣いても笑ってもあたしの人生の長さは変わらない。自ら命を絶たない限り。だから少しでも笑えるように。がんばれあたし。