もものか保育園の子どもたちは元気です！

昨日の「東日本大地震」による被害は、時間の経過とともに事態が明らかになり犠牲になられた方々には心からご冥福をお祈りするとともに、行方不明になっつていらっしゃる方々が一日も早く救出されることを祈念します。

宮前区でも震度５～６と、これまでにない大きさで時間も長い地震でした。
被災地に、親戚や友人、知人のいらっしゃる方、ご心配も募りますね。早く連絡がとれますように・・・・・・。

地震発生の時、園児は、午睡の時間帯でした。午後2時46分頃、目覚めている子もいましたが、まだぐっすり眠っている子も多くいました。しかし、スタッフの機敏で的を得た動きに、子どもたちをスムーズに混乱なく避難させることができました。日頃の災害対策訓練の成果だと思います。

子どもたち、そしてスタッフ全員、怪我もなく元気です！
建物も什器にも被害は、どこにもありませんでした。

ただ、午後3時頃から保育園周辺地域が停電となり信号機も機能しなくなりました。保育園でも電話もパソコンも使えず、自家発電が終わると同時に懐中電灯2本で灯りをとる事態となりました。
その時に、保育園のお向かいにある「株式会社　廣杉計器」さんが、LEDランプを貸して下さいました。パッと明るくなり心強く感じると共に災害時の準備として保育園でも備え付けなければならないと学ばせて頂きました。本当にありがとうございました。

暖かな灯りののもとで、昨日が誕生日の園児がいましたので、ハッピーバーズデイを歌いおにぎりでお祝いしました。子どもたちのみならず、スタッフも心細くなりがちでしたがパッと明るい気分になれました。
また、暖房もありませんのでカーペットの上で車座になり毛布やコートで暖をとりました。
午後9時半過ぎに、やっと電気がつき、ほっとしました。

お迎えの保護者のみなさま、本当にお疲れさまでした。
電車がストップし、横浜市内や東京都内から徒歩でのお迎えに来て下さる保護者も、たくさんいらっしゃいました。
6時間、7時間歩きの方や車で５～6時間かかった方もいらっしゃいました。保育園にたどりついたという安堵感とお子さまの笑顔に出会い、涙を流される姿に、こちらも目頭があつくなりました。
全員、無事に保護者の皆さまに引き渡すことができたのは、日付が変わって午前0時過ぎでした。
ホントに良かったです！

いざというとき、保護者の方がどのような手段でお迎えにこられるか、所要時間は・・・等々、今回を教訓にしていきたいと思います。

余震は、まだ続くとか・・・・。今後の情報に留意して怪我などないようにしましょう。

とり急ぎ、お見舞と報告をさせていただきました。



園長　佐藤洋子