五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

工事の足場が取り囲んでいる

2014-03-18 04:15:02 | 日常生活について
今朝はとても暖かい俺の部屋が18度もある。既に庭の紅梅も満開になっている。現在白川改修の影響で屋根瓦や軒下が汚れたり壊れたりしている処を改修してもらっている。そのため家の周りには大々的な足場が取り囲んで居り家の出入りにも難渋している。しかしこの工事もあと4~5日もすれば完成するようだ。

家の裏口一帯が公共用道路として歩行者は勿論、自転車、バイク、自家用車、更には商業者のトラックの大小等々が常に通行しているのである。堤防の下に続くこれらの道路はかって俺の屋敷の120坪を供出したものである。地価は安くその時は公共に協力すると思ったものである。俺が調査した時点では旧熊本市街地では一番低廉であった。この道路が出来たおかげで地価も大分上昇したようである。

土地代の保障費等もあったと思われるが何分六年から十年以上も昔のことで既に生活費に使ってしまっている。若い時のように職場の現役の時代であれば生活は俸給という事で納得も出来るが、定年退職して20年以上になると俸給はなく全く食い繋ぐだけの生活で困っている。付近には保育園もあり喧しく送り迎えの親御さんの問題もある。そのような事情でしゃにもに我家と道路の境界にブロック塀を設置する必要を感じ工事を行っているのである。

その昔建築の先生である記念館長の伊藤先生にこのような事情を話し「ブロック塀の工事をしたいが時期は何時がいいでしょうか」と尋ねたことがあった。その時の返事が「道路境にブロック塀の工事をするのであれば河川及び道路の改修等がすべて終わってからがいいですよ」と教えられたことがあった。全くその通りになってしまった。今日は週一で五高記念館に出て行くことにしているのでようやくブロック塀の工事をするようになったことのお礼を言っておこう。