ドラマ「赤い指」ってナンだったのさ!?

2011-01-04 | 介護日記

最近TVはバラエティーぐらいしか観なくなっていた。

老親の介護が描かれているみたいなラ・テ欄の予告記事を読んで腰を据えて観てみた。

役者さんも良かった!

ドラマの作りも素晴らしかった!

でも・・・ナンだ?ありゃ

自分の息子の殺人を認知症の母親の犯罪にみせかけようとする夫婦は確かに最低だよ。

妻は愚かだし、夫もひでえもんだ!

しかし、認知症のふりをし続け息子夫婦を苦しめていたババアは何のつもりだ?

親孝行面して日に1回だけ面倒をみに来て、携帯電話でこっそり連絡とりあってた小姑はナンなんだ?

「お父さんと暮らしていたこの家に住んでいたい」と老いた母が言ったら

いやがる嫁さんに同居を無理強いするのはやめましょう。

地域包括支援センターに行き、専門家に相談しよう。

なんて言いたくなるくらいリアルないい芝居してましたね、皆さん。

それだけにあの展開はないよなあ。

佐々木すみ江さん、あの役、正当化できたのかしらん。

東野圭吾の原作を読めば謎はとけるのだろうか。

介護をしている人間の苦しみが何も伝わってこない後味の悪いドラマでした。

介護は愛情や善意だけで解決できないのだ、とつくづく思う今日この頃・・・・ナノダ