モンペリエで独り言。

南仏モンペリエでぶつぶつぶつぶつ…

8月15日。

2017-08-15 | フランス
8月15日は、フランスの祝日。

終戦記念日?
…ではなくて、聖母マリアの被昇天の祝日(聖母マリアが天に召された日)。

フランスの第二次世界大戦の終戦記念日は、ドイツを降伏させた5月8日で、祝日となっている。

フランスに来て1年目、まだ語学学校に通っていた当時、授業中、「え、8月15日って、終戦記念日じゃないの?」となったことがある。
「いえいえ、Assomption(聖母マリアの被昇天の祝日)よ」と先生が教えてくれ、辞書でAssomptionを引こうとしたら、「いえいえ、絶対知っているはずだから」とフランス語で説明してくれた。

マリアが天に昇る…?だからどうした?

「ええと…、日本は仏教国だから」
と、弱々しく言ってみたのだが、絶対知っているはず。と辞書を引かせてくれない。

結局、まあ、なんかマリアが天に昇った祝日なのだろうと理解はしたのだが、先生は「変ねぇ、知らないわけがないんだけど」と、私が知らないことに、納得がいかないらしかった。
ホームステイ先に帰って、改めて辞書を引いて調べて、「知るか~!!」と心の中で叫んだ記憶がある。


モンペリエ だまし絵

「するってぃと、なにかい?おめぇさんたち、よおろっぱじんは、ブッダの亡くなった日もご存知だってぇ、言うのかい?」
と、江戸っ子風に、軽く切れても良かった案件だと、今では思っている。 2月15日だそうです(調べた)。


←何はともあれ、戦死者の方々に黙祷。










フランスの海外ニュースでは・・・?

2017-08-14 | フランス
アメリカと北朝鮮の関係が緊迫状態。

YAHOO!ニュースを見ていると、まだタイトルに「戦争」の文字は出ていないようだけれど、フランスでは、先週辺りから「アメリカ、北朝鮮戦争になるか?」などとニュースのタイトルに「戦争」の文字が出てくるようになった。

朝のニュースで初めてその文字を見た時は、画面を凝視したまま、ゴクリとコップの水を飲みこんだ。

この2つの国が戦争になるなら、日本が巻き込まれるのは、火を見るよりも明らかだろう。
どちらの国のトップも、原子爆弾のボタンをうっかり押しそうな人たちなので、さらに怖い。


食物アレルゲンフリーのサロン・ド・テで食べた豆乳チーズケーキ。豆乳のムースをゼラチンで固めた物。チーズケーキではなかった。

北朝鮮が正気になって、大人しくなるのを願うばかり。


←あの2人は一体何をしでかすか、想像がつかない…

マゾシストへの道。

2017-08-14 | LANA
最近のLANAの調子はいいらしい。

調子がいいと遊ぶようになり、さらに調子がいいと、私を噛むようになる(何故か同居人は噛まない)。

昨日は、珍しくキャットタワーでネズミと戦っていたので、猫じゃらしを持って参戦したら、突然カプーッとやられた。
その後、ネコパンチに戦術を変えてきたので、ネコパンチに人間パンチで応戦していたら、ネコパンチではなく、カプーッとお口が出るようになった。

「そういえば、元気な時はこの子は噛むネコさんだった。っていうことは、今とても元気だということね」
と、その痛みがじわじわと喜びになる…


モンペリエ 旧市街地にはこんな小路がいっぱい。

LANAさん、あなたは私をマゾシストにするつもりでしょうか?


←気が付いたらちゃんと甘噛みが出来るようになっていた。でも、興奮している時に噛まれるとちょっと痛いの。

罰を与えられる私。

2017-08-12 | LANA
LANAが家に来て、1年以上経った。

最初の頃は、LANAは私を「病院に連れて行き、薬を飲ませる悪い奴」くらいに思っていたらしいが、最近ではやっと「病院に連れて行き、薬を飲ませるが、どうやらいい人」に変わったらしく、それなりに懐いてくれている。

先週の病院の日は、家に帰ると、すぐにご飯のおねだり。
半日絶食していたので、まずはすぐに用意できるカリカリを少量。そしてパテを食べさせようかと思い、まずはカリカリを用意。LANAに差し出した。

すると、「LANAちゃん、お利口にしてたでしょ?カリカリじゃないでしょ?」と訴えられた。
半日絶食していたのに、余裕あるなと思いつつ、LANA様のために、パテをご用意した。

最近では、夜ベッドに入ると、付いてきてくれて、「LANAちゃんをナデナデしてもいいのよ~」と甘えてくるので、思う存分撫でまわし、一緒に寝るのが習慣になっている。

病院に連れて行った日も、ベッドに付いてきてくれて、ナデナデタイムがあったので、あまり怒ってないのだと思いきや、「でも、今日は病院に連れて行ったから、一緒には寝てあげな~い!」と、たんすの上へ移動されてしまった。 暑いのだったら、LANAはベッドの下で寝る。


LANA ベッドの上でぐんにゃり

飼い猫から罰を与えらえて、しょんぼり。


←次の病院は半年後。

フランスで予防接種を受ける。

2017-08-11 | フランス
今日は、予防接種のために、掛かりつけ医へ。
フランスでは大人は、10年に1度の予防接種が推奨されていて(※変わっています)、前に受けたのが10年前だったのだ。

まず掛かりつけ医の予約を取り、予防接種の処方箋を貰い、薬局でワクチンを買い、再び掛かりつけ医の予約を取り、注射をしてもらうという流れ。

ここら辺が、「日本の医療システムの方がいい」と日本人に言わせるゆえんなのだろうと思うが、予約を取っている分、待ち時間が少ないので、合計で1時間も掛からない。

モンペリエはヨーロッパで一番古い医大があるので、医療が発達しているし、一般科医、専門医、薬局などの数も多いので、街中に住んでいればあまり気にならないと思う。

そんな訳で、家から歩いて3分のところにある、掛かりつけ医に行った。
健康チェックをしてもらい、針を刺す場所を決めるために、ヴォリュームのある腕をモミモミされながら、予防接種。

「筋肉注射なので、痛いですよ」と説明を受けたが、全く痛くはなかった。

「では、次は20年後ですね」と掛かりつけ医から言われる。

「20…年後…?」

10年後のはずでは?と首を傾げながら、尋ねると、「予防接種の期間が変わったんです」とのこと。

まあ、20年後でも覚えてはいられるだろうが…


モンペリエ 可愛いネコの落書き

生きてはいるだろうか??


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