セ・リーグ優勝を決め、胴上げされる広島の緒方監督(10日、東京ドームで)=佐々木紀明撮影 記
プロ野球のセントラル・リーグは10日、マジックナンバーを1としていた広島東洋カープが、東京ドームで行われた2位・巨人との直接対決を6―4で制し、1991年以来、25年ぶり7度目のリーグ優勝を決めた。
50年の2リーグ分立後、90年に巨人が優勝を決めた9月8日に次ぐ2番目に早い優勝決定となった。
広島は98年から15年連続でBクラスになるなど低迷していたが、2013、14年にリーグ3位でクライマックスシリーズに進出。昨季は4位に終わったが、今季は復帰2年目の黒田博樹投手(41)、新井貴浩内野手(39)らベテランと菊池涼介内野手(26)、野村祐輔投手(27)らがかみ合い、シーズン序盤の混戦を抜け出し、6月5日から一度も首位の座を譲らなかった。
2016年09月10日 21時49分 Copyright © The Yomiuri Shimbun