一碁一語一絵

「幽玄の間」をふらつきながら
とりあえず、囲碁に関わる事を
とりとめもなく、書いてます。

碁を打つしかない風景(戦国版)

2008-09-23 21:43:24 | 戦国時代
豊臣秀吉の軍師として有名な

「黒田 孝高(よしたか) 通称 官兵衛」のお話。


時は文禄元年(1592年)秀吉の朝鮮出兵

浅野長政と共に相談役として渡鮮したが、
石田三成に、2人で囲碁ばっかり打ってるとチクられ
豊臣秀吉の怒りを買い、

「如水」と号して隠居…。


真相はというと、

軍奉行の 石田三成・大谷刑部・増田長盛は
この老人らを邪魔ものにして
ろくに相談もしなかったらしい。

好きな碁でも打って憂さ晴らしでも
するしかなかったようだ。

 なんか哀愁が漂いますね。

 
海音寺潮五郎 武将列伝 四 より
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鶴翼の陣

2008-07-29 05:44:24 | 戦国時代
元亀三年(1572年)三方ヶ原の戦い。

上洛を果たす野望を持つ武田信玄に対し、
籠城せず浜松城から打って出たのは
徳川家康。

徳川軍の陣形は「鶴翼(かくよく)の陣」

  わかりやすく言えばⅤ字形です。

武田軍の陣形は「魚鱗(ぎょりん)の陣」

  極端にいえば三角形の形です。  

兵力の差と戦術の差で
徳川軍惨敗でしたが・・・

図は囲碁の「鶴翼の陣」
黒Ⅴ字型にみえるかな。

今期碁聖戦一局目にも出てきましたね。

 
徳川家康は武田信玄と戦った事で
武将として一目置かれる存在になりました。
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