石塔シボリ 。

「幽玄の間」高段者の碁より。


黒５まで、白の大石が狙われてます！

以下、



左図：白１のハネた石が、黒４と取られますが…

右図：白１と２子にして取らせるのが手筋！



以下、手順は省略しますが、

石を絞って取らせる手筋が「石塔シボリ」！

囲碁の手筋の中でも、もっとも華麗な技の１つですね！


白１まで、うまく大石をシノギました！

親父との会話。

昨日の親父と私の息子との碁より。
　（息子の５子局にて）


親父の白１に私は思わず
　　のけぞってしまった…




普通にツナいで生きています。




が、黒１と打たれると、上図より、

　２目位損してるかな・・・




（孫に終盤逆転して勝った）親父に後で指摘したら、

「生きてりゃいいんだ！」

　ま、そう言われればそうなんですが…

　　息子へ、ヘボ碁にならないようここに書いた次第。

わかりやすい目ハズシ！

「幽玄の間」高段者の碁より。

目ハズシが三箇所！

　「幽玄の間」７段レベルだと

　　　かなり複雑な碁になるかと思いましたが…



　意外と
　３箇所とも結構わかりやすい形になりました。





一番わかりやすいのが下図の黒１。

　　個人的にはこの手を真っ先に考えます。

ツケノビ定石のその後。

「幽玄の間」高段者の碁より。

左上のツケノビ定石は、
囲碁では最もポピュラーな形！

次の一手も？



白１、３と２目にして捨て、

白５，７の二段バネが気分がいい形！

黒４子への寄り付きを見てますね！

碁聖戦挑戦者決定戦

第35期碁聖戦挑戦者決定戦！！

山下敬吾天元（黒）ｖｓ坂井秀至七段（白）

白３子のサバキに注目！



左図、白１＆３の「ツケ」が成程の手！

右図、黒は白１子をカカえますが、

　　白４が、手筋ですね！




結果、右上の黒地も大きいですが、

白もはっきり生きて、いい加減の分かれ！

しかし、白６，８と黒が分断され、

最終的に、黒の大石が…





坂井七段、白番中押し勝ちにて、張碁聖への挑戦を決めました。

なんか、新鮮な組み合わせですね。　結構楽しみです！