足早な打ち方

「幽玄の間」高段者の碁より。７段戦。

　
　白、黒４のツケに対し、白５のハネ一本で

　二間に展開！　プロでもよく見かける足早な打ち方ですね。



　狙いは、左上。白１のコスミが囲碁特有の手筋！



　白、あっという間に先手で隅で活きました。



　

鬼手！

「幽玄の間」８段同士の碁！


　黒番です・・・




　黒１！この手は・・・



　白１と取りましたが、黒２で白投了です。

　白の大石がコウに…



　

　【鬼手】き‐しゅ

　囲碁・将棋などで、相手の意表をつくような奇抜な手。

盤面は広い！

第36期名人戦七番勝負第３局２日目。　

　封じ手！の白２。打たれてみると




　「幽玄の間」での解説では、白が打ちやすくなったとの事

　　囲碁の盤面って広いっ！と思いました。





　形勢が揺れ動き大激戦の末、

　黒番の山下本因坊が中押し勝ち！

　超難解で私のレベルでは・・・

　

勢力重視！

第36期名人戦七番勝負第３局１日目


　黒番の山下挑戦者！井山名人の白１のツメに
　黒２のケイマ！　なかなか打てない手ですね。
　


　局面が進み、黒２のカタツキも中央嗜好！　

　先ほどのケイマと連動してるような感覚がします！



　左下、勢力を活かして攻めの体制！

　井山名人、ツケギリからサバキに行きます！



　

　山下本因坊の勢力嗜好に、井山名人どんな返し技を用意しているか…

　２日目も楽しみです

手抜き

「幽玄の間」高段者の囲碁局面図。


　黒１のツギに対し、白は「手を抜いて」大場へ・・・




　黒１が急所で・・・



　コウなりました。





　碁の強い人ほど、「手抜き」が多いですね。

　それがまた囲碁の面白味、醍醐味、妙味と言えます。