「幽玄の間」をふらつきながら
とりあえず、囲碁に関わる事を
とりとめもなく、書いてます。
「幽玄の間」プロの囲碁序盤戦より。
黒1のカカリに、白2のカカリ返し。
ミニ中国流対策ですが、黒の両ガカリに
白4のケイマを利かして、白6の三々!
今度真似してみようと思います・・・
黒1ケイマには、白2ツケ以下で間に合わし、
カカリに先行してアマシ作戦・・・
第68期本因坊戦七番勝負、第7局二日目。
わたしのようなヘボには、黒番井山本因坊の
黒1から出切る構想がさっぱりわかりませんでした…
左辺白地の様ですが、味がまだまだ残っており、
黒6がハッとする妙手!
(幽玄の間では「勝着」に匹敵する手と解説
)
白は二手いれて、左辺を確定させましたが、
黒は手堅くまとめ、勝利を手繰り寄せました。
黒番の井山本因坊が4目半勝ちをおさめ、
タイトル防衛&五冠堅持。
囲碁界は、井山五冠王・黄金時代かも…
第68期本因坊戦七番勝負、第7局。
「幽玄の間」の解説ですと、
高尾挑戦者の白1の「手厚さ」!
井山本因坊の黒2の「厳しさ」!
棋風が出てますね。
黒2のツケが黒の大石を強化し、白を凝らせた手!
しかし、白もじっくり受けます。
お互いの持ち味が出た最終局。
囲碁の女神さまはどちらに微笑むのでしょうか。