ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

7月22日 オールスター・ガラコンサート-1-

2007年08月25日 | Weblog

在モスクワのボリショイ通からの7月22日最終日のガラの寄稿頂きました。写真はザハロワ。

オールスター・ガラコンサート

1

・「リーズの結婚」より パ・ド・ドゥ

アナスタシア・ガリャーチェワ、ヤン・ゴドフスキー

テクニックもあり、また可愛らしい(舞台で見るガリャーチェワは幼い印象を受けますね)

ペアで、とても良かったです。コールド(リーズのお友達)のリボン捌きが何度か失敗したのが玉に瑕。

・「ジゼル」2幕より パ・ド・ドゥ

スベトラーナ・ルンキナ、アルチョム・シュプレフスキー

ルンキナのジゼルは凛としていて、それでいて愛情が伝わってくるようで素晴らしかった

です。シュプレフスキーは雰囲気は悪くなかったので、可能性を感じさせられました。

美男美女のペアで、視覚的に大満足(笑)。

・「スパルタクス」1幕より エギナとクラックスのアダージオ

マリヤ・アラーシュ、ウラジーミル・ネポロージニー

ネポロージニィ、最近どうしちゃったんでしょうか。。。前日のドンキはまだましでしたが、

直近の白鳥の王子、クラスコンサートではかなりボロボロな印象を受けました。

派手なことはしなくとも、きっちり綺麗にまとめる彼としては、この日も本調子ではないようです。

・「エスメラルダ」 パ・ド・ドゥ

エカテリーナ・クリィサーノワ、ドミトリー・グダーノフ

テクニックはあるのですが、クリィサーノワの踊りに華がないのか、ちょっとばかりつまらない仕上がりになってしまったようです。タンバリンを使用したバリエーションもアクセントに欠け、悪い意味で流れてしまったような感じです。期待していただけに残念。

Revelation

スベトラーナ・ザハロワ

観ている者の心に強く響く、ザハロワの迫真の演技(踊りというより、体による感情表現)に感動しました。この日初めての2回以上のカーテンコールとなり、彼女の人気と実力を改めて実感。ちなみにこの曲って、映画「シンドラーのリスト」のテーマ曲

でしたよね?

 



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