在モスクワのボリショイ通からの7月22日最終日のガラの寄稿頂きました。写真はザハロワ。
オールスター・ガラコンサート
第1部
・「リーズの結婚」より パ・ド・ドゥ
アナスタシア・ガリャーチェワ、ヤン・ゴドフスキー
テクニックもあり、また可愛らしい(舞台で見るガリャーチェワは幼い印象を受けますね)
ペアで、とても良かったです。コールド(リーズのお友達)のリボン捌きが何度か失敗したのが玉に瑕。
・「ジゼル」2幕より パ・ド・ドゥ
スベトラーナ・ルンキナ、アルチョム・シュプレフスキー
ルンキナのジゼルは凛としていて、それでいて愛情が伝わってくるようで素晴らしかった
です。シュプレフスキーは雰囲気は悪くなかったので、可能性を感じさせられました。
美男美女のペアで、視覚的に大満足(笑)。
・「スパルタクス」1幕より エギナとクラックスのアダージオ
マリヤ・アラーシュ、ウラジーミル・ネポロージニー
ネポロージニィ、最近どうしちゃったんでしょうか。。。前日のドンキはまだましでしたが、
直近の白鳥の王子、クラスコンサートではかなりボロボロな印象を受けました。
派手なことはしなくとも、きっちり綺麗にまとめる彼としては、この日も本調子ではないようです。
・「エスメラルダ」 パ・ド・ドゥ
エカテリーナ・クリィサーノワ、ドミトリー・グダーノフ
テクニックはあるのですが、クリィサーノワの踊りに華がないのか、ちょっとばかりつまらない仕上がりになってしまったようです。タンバリンを使用したバリエーションもアクセントに欠け、悪い意味で流れてしまったような感じです。期待していただけに残念。
・「Revelation」
スベトラーナ・ザハロワ
観ている者の心に強く響く、ザハロワの迫真の演技(踊りというより、体による感情表現)に感動しました。この日初めての2回以上のカーテンコールとなり、彼女の人気と実力を改めて実感。ちなみにこの曲って、映画「シンドラーのリスト」のテーマ曲
でしたよね?
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