2月17日にボリショイ劇場でマリンスキー劇場の引越し公演でロッシーニのランスへの旅のオペラが上演されました。但し雪の影響で道が大変込んでいた為 7時開演の舞台に9時到着という大幅遅刻 且 通常のチケット販売ルートでは売っておらず気がついたのが開演の直前だったので3階席からしか見ることが出来ませんでした。
10時半までの最後の幕を見ることが出来ましたがこのカーテンコールの動画を見るとお判りの通りオーケストラピットを舞台にしてオーケストラが舞台の後ろで演奏し出演者が舞台の横や前から登場するという演出でした。この舞台配置は観客と出演者を一体にして会場の雰囲気を盛り上げておりこの演出は可也受けていました
ランスへの旅はフランスのシャルル10世の戴冠式の為に作曲された10数人のソリストを要するオペラで1984年に再演されたものでシャルル10世の戴冠式が行われる前夜、戴冠式の行われるランスから程近い町の宿屋にヨーロッパ各地からさまざまな人が集まる。ところがランスへ行くための馬が確保できず、数日後パリで行われる祝宴を観にいくことにして、とりあえず宿屋でドンちゃん騒ぎをするという筋立て。
1人1人の出演者の実力は可也あるように感じましたが舞台装置は引越し公演の為かボリショイと比べ可也質素でした。
フランス革命でいったんは亡命したのが、兄ルイ18世(王政復古で即位したルイ16世の弟)が死んだために即位。1824年のことだそうです。ところが、時代の流れに逆らった政策で恨まれ、1830年の7月革命で追われ、亡命。亡命先のイタリアで亡くなった・・・のだそうです。
ヨーロッパの王様は、皆名前が似ていて、どれが誰やら。
御調査頂きありがとうございました。
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