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モスクワの日刊英語新聞 The Moscow Timesの春の特集号にMoscow International Choirの記事が載ったことは先日のブログでお伝えしましたが4月20日付けの週間英字新聞 Moscow Newsにもこの題名の記事が載りました。実はこの記事を書いた英国人のナタリー・クーパーはBBCで働いている一卵性双生児でこの記事でも触れているソフィー・クーパーと共に当合唱団のソプラノの重要メンバーですから記事の内容を悪く書く筈はありませんが。先日のThe Mosocw Timesの記事の最前列にそっくりの女性二人が写っていますがそれが彼女達です。どちらがどちらが未だに判っておりません。因みにあごの形で見分けられるというアドバイスをもらっていますが。
因みにこの記事が出る直前に当方に是非コンサートの写真を送ってほしいと頼まれて昨年のXmas Concertの写真を送ったのが記事に載っています。
下記翻訳してみました。ご参考まで。この記事にあるように正に当方出張等で直前 の3回ほど練習に出ることが出来ずテナーが一人もいない練習もあったようです。本番は練習では全員そろったことの無い5人のコラールのメンバーに加えて二人の助っ人(音楽大学生徒、但し声楽課でなく作曲や指揮などの人ですが無論音楽のプロで音感がしっかりしていますから頼りになります)が来てくれました。
この記事で意外だったのは実はモスクワにはアマチュアコ合唱団が余り無いということです。外国人と知り合いになるチャンスということでロシア人のメンバーが入っているのかと思っていたのですがそれもあるでしょうがアマチュア合唱団が余り無いからということもあるようです。
セルゲイ・シドレンコは燃え尽きたアルトに8回目に歌うように指示して、苛立ち気味に笑いました。「この部分は、悲劇的ではありません!英雄的に聞こえなければなりません。そして、感傷的でもありません!」と、簡単に理解できる英語とロシア語混じりの言葉と表現力豊かなジェスチャーとパントマイムで説明しました。テノールの声は聞こえませんでした。実は、テノールは誰も今日のリハーサルに現れませんでした。ほとんどは、出張でした。しかし、モスクワ・インターナショナル・コラール(MIC)がモーツァルトのレクイエムを演奏する前に、残ったわずか1週で、指揮者セルゲイシドレンコは動じなく見えました。モスクワ・コンセルバトワールの合唱と交響曲指揮課の若い卒業生であるシドレンコ氏は5年の間このクワイアを指揮していて、その能力に自信があり又どたんばになってすべてまとめるこつを知っています。
1998年からMICはあらゆる年齢、レベル、国籍の歌手の歓迎し例えばカールオルフのCarmina Buranaとヘンデルのメサイヤ、そしてビゼーの比較的未知であるが素晴らしく活動的なTe Deumと言ったすばらしい作品を演奏してきた。
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「通常、我々には最初の前半のコンサートはたとえばMass又はレクイエムのような重厚なクラッシックの曲を演奏し後半はより軽い曲を演奏します」と、コリーン・ヘインズワース(クワイア委員会のメンバー)が言いました。「そのように、我々は観衆の、そして、クワイアのメンバーの異なる興味を満たします」。
「昨年、我々はグノーのレクイエムとそしてコンサートの後半にアメリカのSpiritualsを歌いました。彼らは、本当に楽しみでした」と、BBCで働いているソフィ・クーパーがコメントしました。「私は、ハーモニーがそれほど美しいとは知りませんでした。それは、我々の最高のコンサートのうちの 1つでした。異なるスタイルを発見することは面白かったです。」
指揮者のシドレンコが完全主義者であることはリハーサルの間にわかります。曲が完全にマスターされるまで、彼はしばしば先に進むことを拒否します。モスクワコンセルバトワールの学生Chamber Choirの前メンバーとして、彼は有名な合唱の指揮者ボリス・ベブリンの鉄のロッドで4時間も続く厳しい指導に慣れています。MICは歌い手と指揮者がリハーサルを通して冗談と笑いを共有して、気楽な空気を保持することができます。しかし、コンサートの一週間前なのにバスのうちの1人がほぼ1時間遅刻したのでシドレンコはあてつけに彼の腕時計を見ました。「こんなに遅れてくるぐらいなら来ない方がよい」と。
「セルゲイがあまりにまじめで完全主義者だと思う人もいるでしょう」と、ソフィクーパーが言いました。彼女は2000年以降 MICで歌っています 「しかし、我々がきちんと歌っていて、何かを学んでいて、只歌っているだけではないと感じることは、大切です。プロフェッショナリズムと楽しみのミックスは、ちょうど正しいです。」
MICは、常に男性の歌い手が不足しています。「女性より男性が少ないのはいることは恥です」と、委員会のもう一人のメンバーが笑って言いました。「私は、男性がクワイアに加わることについて女性より内気であると思います。彼らはきまりの悪いオーディションを経験しなければならないかもしれないと思います。しかし、それは本当ではありません。」、新らしいメンバーは彼らが対応で切るかすぐに理解します。幸いにも、コンサート日の近くに、テノールとベースをサポートするためにクワイアは若い音楽学生を雇います。雇われたバスのうちの1人イヴァン・ロパトキンは、この経験を楽しんでいます。「我々のプロの合唱団の機械的硬直性の後、この熱心なアマチュア合唱団とともに歌うことは喜ばしい変化です。ここでは、我々はより多くの感情を表現することができます。」
「モスクワにはアマチュア音楽グループが不足しています」と、コリーン・ヘインズワースが言いました。「私が80年代にここに到着したとき、私はこれが音楽のメッカで歌うことができて、ビオラを演奏することができるアマチュアのオーケストラと聖歌隊があると思いました。しかし、私はここの音楽はプロのためであるだけにあると理解しました。多分そういうわけでクワイアにはロシア人の男性が少ないのでしょう。」今年のコンサートの大部分の収益はKitezh ChildrenのCommunity Networkのためになります、その代表(フランセスカ・ヒューイット)がクワイアで歌います。このネットワークは、村落共同体で孤児を預かる家を提供します。このようにして提供される愛と保安は孤児が初期の精神的外傷の傷跡から回復して、通常の人生を送るのにに役立ちますしそのようなことは公共機関では無理です。
凄いことですね。
男性が少ないのは、どこでも一緒ですね。
指導する人も、歌う人もプロ意識の高さを感じました。
その中で参加されたのは、大変でしたでしょうが、なかなか出来ない経験でしたね。
音楽に対する土壌も違いを感じます。
早速のコメント何時もありがとうございます。
少ない練習参加の機会を最大限に利用する為に以最近はICレコーダーの性能もUPしてきて愛用しています。簡単に雑音無しに録音出来るので便利ですね。
以前は会議の録音程度までしか音響的に使えませんでしたが最近は色々良い音が撮れるものが増えてきています。