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バンコクInternational Festival Of Dance&Musicで今日はイスラエルのKIBBUTZ Dance CompanyのUpon Reaching The Sunという題名のContemporary Danceを見ました。
今日は2階中央の貴賓席に王女がお見えになったので開演前に王女の入場を全員が起立してお待ちするという儀式でした。ここで王女様を撮影しようものなら不敬罪で国外追放になりかねないとぐっと堪えました。ボリショイで以前お見かけしたのは母親の女王様でした。
さて肝心の舞台ですが7時半から8時半までと一幕の短い公演。
特徴的なのはすだれと思しきものをスカートのように体に巻きつけたり 壁にしたり柱にしたりと様々な使い方をしたもの。すだれが変幻自在に使われてそれなりに楽しめました。
日本人ダンサーのYuko Haradaさん(1979年 生まれ 2000年に英国Rambertバレエ学校卒 昨年より同Dance Company)が可也大事な役を好演されていたのが目につきました。写真はカテコの彼女のUP(外見から見てきっと彼女が原田さんと勝手に推測しました)。
筋は特になくナレーションで「昔々大変貧しい女の子がいました。父も母も無くそして世界にほかに誰も残っていませんでした。すべての人が死に絶え彼女は月にそして最後は太陽に、星にたどり着き又地球に舞い戻ったのです。」といった英語のナレーションをしていました。
イスラエルのダンスとは余りなじみありませんでしたが今回韓国、中国(上海)、バンコクと回りこの後はSt Petersburでも公演するようです。日本公演はないようですね。
原田さんのご活躍をお祈りします。
カテコ動画
UPON REACHING THE SUN 1
UPON REACHING THE SUN 2
UPON REACHING THE SUN 3
タイでは劇場と王室は切り離せない関係のようですね。このような劇場に来る観衆も、皆ドレスアップするのでしょうか?タイでは劇場は一般市民にも馴染みのある場所ですか?それとも上層階級向きなのでしょうか?
またの鑑賞記、楽しみにしています。
今回の一連のFestivalはすべてタイCULTURAL CENTERという郊外の劇場のMAIN Stageでやっています。外人とタイ人と半々ぐらいでタイの人はやはり上流階級と思しき人たちが多いですね。外人はラフな人が多いですがタイの人達は正装して気張って来ている感じです。このような舞台はめったに無い訳ですからダンスもオペラも一般の市民にはちょっと縁遠いかも。
因みに一階前方は出し物によって違いますが1600バーツから3000バーツ。バーツは4円弱ですから6000円から1万円といったところ。
日本のStageを考えればREASONABLEですが当地の一般市民にはちょっと気楽には行けないですね。