ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

Mozart in Mischief

2007年11月11日 | Weblog

昨夜はMozart in Mischief(いたずらっ子)と題したモーツァルトのCOMICオペラ3つの抜粋の公演を見ました。

音楽Director及び伴奏をバンコク混声合唱団の伴奏もやっていただいている高橋さんがやられるというのでいってみたのですがタイ文化センター小ホール(定員400名ほど)がいっぱいの観客でした。

この写真の中央の男性が3つのオペラの前にその筋を説明してくれる(英語ですが)という趣向で余りオペラに馴染みの無い観客が多い(と思われる)タイの観客にも楽しめるよう気を使ったものでした。

又高橋さんが作られた日本語の解説も配られていて助かりました。3演目とも作詞はLorenzo Da Ponte。有名な3演目を一度に見ることが出来て楽しめました。ボリショイでは魔笛はありますがこの3演目は演目に入っていないので初めてでした。

舞台装置は舞台中央のタンスだけという質素なものですがこれを多様に使っていました。

1コジ・ファン・トゥッテ (「女はみなこうしたもの」との意味)

このカテコ写真で頭に黄色の髪をのっけた女性が両側に2名いますが彼女達が左の長身の米国女性がフィオルディリージ役Vera Savage、右端のタイの女性がドラベッラ役Hoisunwarn。

特にVera Savageは次のドンジョバンニでもDonna Elviraを演じていましたが演技力もあり素晴らしい声のソプラノでした。アメリカでのオペラの実績もあるがバンコクで先生をしているそうです。

 

 

カテコ動画

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2 コメント

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こちらこそ (管理人)
2007-11-13 02:39:48
高橋さん
音楽監督自らのコメントありがとうございます。
Stage DirectorのRajadhonさんがロンドン仕込みのいろいろな趣向を凝らして舞台を盛り上げてくれたのも勿論ですが高橋さんの全身を使った本当に楽しそうな伴奏(及び音楽監修)も舞台を盛り上げていました。次回作楽しみにしています。
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ありがとうございます (高橋)
2007-11-13 01:24:48
豪華な公演のラインナップの中にMozart in Mischiefを入れていただき大変光栄です。この公演のために2ヶ月間、週休1日ペースで練習してきましたが、お陰さまでチケットはSold out、タイのオペラでは初めてのことだそうです。あたたかい拍手をいただき出演者も気分良く歌うことができました。無事楽しんでいただけたら本望です。管理人さまには好意的なコメントをいただきまして心より感謝申し上げます!
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