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Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

ワトソン役に関する短い私見

2010-10-31 00:04:48 | Weblog
定期的にやってくるミステリ熱がやってきました。良い本あれば教えて下さい。


推理小説におけるワトソン役ってなんで平凡で時に愚鈍な性格を割り振られるんでしょうね。理解できない。ワトソンいてこそのホームズなのに。
まあ読者にほど近い立場のワトソン役を下に置けば置くほど読者が優越感を覚えるのかもしれませんし、探偵が超人であればあるほど面白いのかもしれませんが。
だからといってワトソン役に三枚目を当てるのも違うなあ、と思うわけです。
ワトソン役はきわめて普通の感覚を持った普通の人であればあるほどいい。なかなか書きがいがあると思うんだけどなあ。

そういう意味ではジョン・ワトソン医師はすごい人で、一般庶民なんだけど魅力的な人である。自己主張しすぎないし、読者と知識量もほぼ同じだし。何より良い意味で常識的な大人だと思う。実在の人物だったらホームズよりワトソンの方が親しみが持てると思うよ。
まあそんなことは私がワトソニアンだから思うことなのかもしれないけれど。

ホームズ役はいくらでも魅力的にできると思うけど、ワトソン役は難しいよね、とも思うわけです。


しかし私の携帯、ワトソンって打つとちゃんと“Watson”って変換される(設定したわけではない、念のため)。ホームズはならないのに。すごい。
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