『ラ・マンチャの男』を観てきました。といっても25日の話。
同行者はミトちゃん。いつもありがとう&待たせてごめん……。劇場を間違えたんです、はい。
前から1回くらいは観たいなあと思っていたんで、行けてよかったかな??
正直な感想は「……」
いや、筋が複雑なのは覚悟してたんだけどさ。劇中劇の形をとっていたからかもしれないけど、やっぱり事前予習が足りなかったんだと思われる。
キャストもねえ。確かにみんな上手なんだけど、どうもしっくりこない。
松本幸四郎はドン・キホーテのときはいいんだけど、セルバンテスのときはちょっと老けすぎな気もする。まあドン・キホーテもそうなのかな。松たか子も、なんかちょっと物足りない感じ。ドゥルシネアって感じなんだけど、アルドンサにしては綺麗すぎるかなあ。もうちょっとあばずれっぽい感じだと思う。サンチョやってた佐藤輝さんは最初「え?」と思ったけど、コミカルな役だからわざとかな、って思った。牢名主の瑳川哲朗さんは良い味だしてたし、あってたと思う。上條恒彦で観たかったけど。アントニア役の月影瞳と床屋役の駒田一さんは印象が薄かったなあ。神父の石鍋多加史さんは優しげな感じでよかった。家政婦役の荒井洸子さんもよかったけど、微妙に聞きづらいというか、耳につく感じ。アンサンブルも、うーん。ペドロやってた大塚雅夫さんがぴったりあってたとは思う。一番良かったのはカラスコ役の福井貴一さんですね。この人は上手だったよ。安心してみてられる、というか。
カラスコといえば、最後にみんなで『見果てぬ夢』を歌うときに1人だけ歌わないんですね。客席に背を向けてセルバンテスを見ている。自分の信じてる/信じてきたことが揺らいでいたんだろうか。
現実を受け入れ、折り合いをつけて生きてきたのはやっぱり夢を見ているだけじゃ生きていけないからなわけだし、カラスコはキハーナ(ドン・キホーテ)のためを思ってなんだろうけど……。逆に信念を強くもっているからこそ揺らいだのかな。
もしかしたら、一番夢を追いかけたかったのはカラスコ(現実での名前は不明)なのかもしれない。
今回は珍しく少ないけど、レビューはこんなもんです。
総括すると、原作をダイジェストでもいいから読んでから行くべきかもしれない。
おまけ。
その日のうちにルドルフのチケットをとり、ミス・サイゴンの日程をあわせましたとさ♪
同行者はミトちゃん。いつもありがとう&待たせてごめん……。劇場を間違えたんです、はい。
前から1回くらいは観たいなあと思っていたんで、行けてよかったかな??
正直な感想は「……」
いや、筋が複雑なのは覚悟してたんだけどさ。劇中劇の形をとっていたからかもしれないけど、やっぱり事前予習が足りなかったんだと思われる。
キャストもねえ。確かにみんな上手なんだけど、どうもしっくりこない。
松本幸四郎はドン・キホーテのときはいいんだけど、セルバンテスのときはちょっと老けすぎな気もする。まあドン・キホーテもそうなのかな。松たか子も、なんかちょっと物足りない感じ。ドゥルシネアって感じなんだけど、アルドンサにしては綺麗すぎるかなあ。もうちょっとあばずれっぽい感じだと思う。サンチョやってた佐藤輝さんは最初「え?」と思ったけど、コミカルな役だからわざとかな、って思った。牢名主の瑳川哲朗さんは良い味だしてたし、あってたと思う。上條恒彦で観たかったけど。アントニア役の月影瞳と床屋役の駒田一さんは印象が薄かったなあ。神父の石鍋多加史さんは優しげな感じでよかった。家政婦役の荒井洸子さんもよかったけど、微妙に聞きづらいというか、耳につく感じ。アンサンブルも、うーん。ペドロやってた大塚雅夫さんがぴったりあってたとは思う。一番良かったのはカラスコ役の福井貴一さんですね。この人は上手だったよ。安心してみてられる、というか。
カラスコといえば、最後にみんなで『見果てぬ夢』を歌うときに1人だけ歌わないんですね。客席に背を向けてセルバンテスを見ている。自分の信じてる/信じてきたことが揺らいでいたんだろうか。
現実を受け入れ、折り合いをつけて生きてきたのはやっぱり夢を見ているだけじゃ生きていけないからなわけだし、カラスコはキハーナ(ドン・キホーテ)のためを思ってなんだろうけど……。逆に信念を強くもっているからこそ揺らいだのかな。
もしかしたら、一番夢を追いかけたかったのはカラスコ(現実での名前は不明)なのかもしれない。
今回は珍しく少ないけど、レビューはこんなもんです。
総括すると、原作をダイジェストでもいいから読んでから行くべきかもしれない。
おまけ。
その日のうちにルドルフのチケットをとり、ミス・サイゴンの日程をあわせましたとさ♪
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