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本日、アンソロジー『ラルムの日曜日』発送完了しました。
これで『ラルムの日曜日』関連は本当におしまいです。
振り返ってみれば、去年の6月の深夜。
LINEでGSトークしている時に「絵師やレイヤーには交流の場があるのに、文字書きにはないね」という話から始まったこの企画。
らくさんも私もアンソロジーに執筆者としての参加経験があったから、じゃあ自分たちで主催すればいいんじゃない、という話に。
深夜のノリと勢いでは終わらず、アンソロジーのテーマやタイトル、年齢制限の有無などいろいろ話し合ううちに「……対面でやった方が早くないか?」となり、打ち合わせすることに。
最初の話し合いでは確か2時間近くかけてタイトル決めたんじゃないかな……。
アンソロジー用のアドレス取得して、企画サイト作ってもらって、告知アカウント作って。
何人かに執筆依頼して、そのうち数人には断られて、でもOKしてくれた人もいて。
執筆者を公募に踏み切り、応募してきてくれた人もいた。
テンプレートの字数がなかなか決まらなかったのもいい思い出。書体もこだわったよね。
表紙もどうするか、ってなって、外注に落ち着くまでだいぶ迷ったなあ。
執筆者の皆様には何度も超長文を送りつけて……なんか申し訳なかった。
フライヤーも配った。あんまり捌けなかったけど。
年末年始には2人して体調崩してた、と後からお互いに知るという。
一次締切で原稿がある程度集まった時の感動はちょっと忘れられない。というか締切前に提出してくれた女神様には頭が上がらない。
最終締切前にポツポツ集まってきて、少しずつ目次が埋まっていくのを見るのも楽しかった。
並行して編集作業もしたよね。ほぼらくさんに頼りっぱなしだったけど、私もそれなりに頑張った、はず。
明け方近くまで起きてた日は数知れず。徹夜も何度かした。
納品された表紙の美しさに感動したのも昨日のことのように覚えてる。
無事入稿できた時はもう泣くかと思ったよね。不備があって(これは私のミスだけど)再入稿したけど、担当者の方がわかりやすく教えてくれたので良かった。
ノベルティも考えたよね。もう少し良いものにしたかったけど、さすがに予算の都合がつかなかった……。
らくさんも私も春コミでは1冊も売れなくても仕方ないよね、と思っていたのに予想外に売れた。
ラヴコレではかなりの部数を頒布できた。
そして通販でも買ってくれた人がいた。
楽なことばかりじゃなかった。
泣きたいことも怒りたいこともあった。
らくさんにもたくさん愚痴った。
でも、「作って良かった」と心から言える。
正直私の作品はクオリティそこまで高くないかもしれない。
でも、他の執筆者様の作品と表紙は自信を持って勧められる。
表紙を描いてくださったBlankieのいとう様。
不備があったにも関わらず優しく教えてくださったプリントオン株式会社の皆様。
私の突然の依頼にも関わらず作品を寄稿してくださった、かんざきちよ様、希乃あきな様、冬夜翠様、ほの様。
ほぼ知名度のない当企画に応募してくださった、高瀬りん様、茅様、トンパラリのとん様、minao様。
ツイッターのフォロワー様とRT等で協力してくださった皆様。
そして、当アンソロジーを読んでくださった皆様。
本当にありがとうございました。
最後になりましたが、らくさん。
貴女がいなかったらこの企画は成功しなかった。
本当に――本当に、ありがとう。
写真は執筆者のみの特典ブックケース(左)とアンソロジー本体(右)
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