Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

ミュージカルから考えたこと。

2009-02-07 23:26:48 | 舞台
ミュージカルに限らず、芸術って奥が深いですねー。



さおり先生がタイタニックに出演中のため、今回のレッスンはどっきー先生だったんですが。
なんて言うんだろ……『表現する』点においてさおり先生は『声』に、どっきー先生は『身体』に、より重点を置いてるような気がしました(あくまで主観)。
もちろんミュージカルの表現手段は『演技』であり、『音楽』であることには変わりない。この点はご夫妻そろって重視してると思います。でも『演技』および『音楽』を、『歌』と『ダンス』のどちらからアプローチしていくのか、それがご夫妻で違うのかなあ、なんて。


というのも、今日のどっきー先生のレッスンではなんと振り付けつきでした。
『ダンス』とは言えないまでも、なんか「ああ、ミュージカルだな」と妙な感慨に耽ってしまいました。自分何者だよ……。


「奥が深い」と思ったのはもう1つ。
ミュージカルナンバーに舞台となる『国の個性』が出るな、と思ったんですよ。
今期の課題曲は2曲とも【ラ・カージュ・オ・フォール】の曲なんでどことなく“フランス”っぽい。
同じミュージカルでも【ミス・サイゴン】は、“ベトナム”風の曲もあるし、【夢から醒めた夢】は“和”の雰囲気。【ヘアスプレー】ならやっぱり“アメリカ”らしい。
もちろん作曲・作詞・編曲をどんな人がしたかとか、時代によっても変わってくるけれど。

この『国の個性』が出るってのはクラシックも言えると思う。
ロシアの作曲家とドイツの作曲家では雰囲気違うし、フランスとチェコの作曲家は違う。

クラシックの《ダッタン人の踊り》と、それをベースにした【キスメット】の《ストレンジャー・イン・パラダイス》はこの『国の個性』が顕著に出てると思います。
……舞台は何処かよく知らないけど、“中央アジア”の“チュルク系”の性格が出てるというか。


ラッキーなことに、今まで私は『演技』『音楽』『ダンス』『言語』すべてに関わる機会がありました。
ミュージカルはそのすべてがどこかで役に立っているようで、ちょっと嬉しくもあります。



たまに思うんですが。
色んな経験が自分を作ってるんですよね。
経験を積めばその分自分の中の引き出しが多くなっていくんだと思います。


興味の範囲は広く浅くでも、狭く深くでも良い。
出会った人やものについて自分なりにいろいろ考える。
覚えていても忘れても良い。
良い結果でも悪い結果でも、自分なりに受け止められればそれで良いと思います。





ま、私はそんな大した経験もしてないし、欠点だらけの人間だからこんな偉そうなことがいえるような価値も資格もないんですがね……。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ガールズトーク(一応) | トップ | バレンタインに関する戯れ言 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

舞台」カテゴリの最新記事