遅ればせながら「風立ちぬ」を見た

車での帰り道、急に

映画を見に行こう。と思い立った。

調べてみると、２０：４０～の風立ちぬがちょうどいい時間帯だった。

風立ちぬ。

なんだっけ？

そんなとこからの出発。

あ～宮崎アニメか～

見始めると、

見ても見ても、なんだかよくわからない。

でも眠くなることもなく、淡々と見ていた。

普段はストーリーとかを読んで、

ふむふむ、で次はこう進んでいくのね。

なんて思いながら見るのだけれど、事前情報０。

映画が終わった。

ユーミンのひこうき雲が流れる中、主役の声優を見た。

話題になっていたのに、まったく頭に残ってなかった。

トトロの糸井さんも、今回の庵野さんも、

声優さんでも俳優さんでもない人が声優をするときに、指摘される棒読み。

見終わって家に帰り、ネットで感想を見てみた。

今回の風立ちぬは、

なんかよくわからん。

主役が棒読み。

評価の低かった人はこの２点を指摘していた人が多かった。

私はこれが結構好きで。

何だろう。。けなげさというのか、不器用さというか、それは素人声優さんだからだな～としみじみ。

評価はまちまちだったけれど、

じわじわとメッセージは伝わってきている気がしています。

今の映画はいろんなことを説明する傾向にあるという指摘を見た。

言われてみると、なぜなら～というような説明をよく聞いているような気がする。

今回の映画は、なんだかよくわからない。それは説明がないからだとわかった。

だから、今振り返ってみると、あれはこうだったのかな～あ～だったのかな。と想像を繰り返している。

ここまで人に想像させることを狙ったわけではないと思うけれど、

まだ、ぼ～っとすると、風立ちぬのことを考えている。

あたまの中にはユーミンだし。

じわじわがっつりやられています。