毛津有人の世界

毛津有人です。日々雑感、詩、小説、絵画など始めたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

映画『ティファニーで朝食を』から

2024-12-20 11:53:20 | 動物画

油彩 45x38㎝ 2015年

動物と人間との絡みではこの映画のこのシーンは今も忘れられません。ニューヨークに泊まった時にはティファニーを訪問したいと思って探したのですが、見つかりませんでした。僕のような貧乏人にはきっと縁がない店だったのでしょう。

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模写 study after MauKun Yim (1942 - ) Taiwan

2024-12-20 06:09:25 | 鉛筆画

2011年に原発爆発放射能漏れを体験して恐怖を覚え日本脱出を試みました。恐怖の源は放射能そのものよりも外国の貨物船が日本へ寄港しなくなったので、これは食料品が値上がりするのは必至と思われ貧乏人の自分では食べていけなくなると思われ、食料がいっぱいある東南アジアへ移動しようと思ったのです。ところが普段は4,5万円で手に入る格安航空券があれよあれよと見る間に20万円以上の高値になって、しかもキャンセル待ちでないと手に入らないという状況になりました。方々手を尽くして上海に向かう最終便の船を見つけてそれも最後の一枚の切符を得てすぐに乗船しました。上海では毎日同宿の旅人をモデルにして鉛筆を走らせているか、もしくは画材店を物色して40日余りのんきに滞在しておりました。驚いて夢中になったのが画材一切が日本の10分の一くらいの値段で手に入ることでした。ヨーロッパのブランド品までも中国特別価格ということでずっと安く買えたのでした。僕は結局一万五千円程画材を仕入れましたが、中には今まで使い続けているものまであります。書店にも何度も立ち寄って魅力のある画家の作品集を買いあさりました。その中で最高に尊敬を覚えたのがこの画家の作品でありました。それで帰国後はこの画家の模写をたくさんしました。

 

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portrait of Katia

2024-12-20 04:12:39 | 一日一絵 (自選絵画100選)

パステル 54x38㎝ 2012年

ポルトガルから失意のまま帰国した小生を慰めてくれたのが彼女のビデオでした。そのことは前にお話しましたが、あの時はどれほどこの有名な歌手を描くことで勇気づけられたかしれません。5年前に直腸がんで入院した時もこの人のポートレイトを枕元に置いて眺めていたのでした。これはパステル画なのでフレームがなければ退化する一方でしたので上から油彩を塗って油絵に仕立てようとしたのですが、これに失敗してこのうっとりとするような優しい表情が消滅してしまいました。本当に絵画は一期一会でありまして後で手を加えたからといってそれが必ずしも成功につながるものではないらしいことをこの経験から学びました。しかしまだ時間は残されているので死ぬまでに今一度この表情を再現したいと思っているのです。

 

僕が初めて見た彼女のヴィデオでした。これを見て一目惚れしてしまいました。

 

 

 

 

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