毛津有人の世界

毛津有人です。日々雑感、詩、小説、絵画など始めたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

ポルトガルで一緒に暮らした家族

2024-12-17 06:42:28 | 動物画

油彩 40x40cm 2007年

ポルトガルではこんな愛らしい家族と一緒だったのかと思うと、それを失った悲しみがまたこみ上げてきます。このキジトラの猫は僕が帰国してから4年後に癌で他界したのですが、その知らせを聞いた時は夜を明かして泣いたものでした。懐かしい思い出がとめどもなく次から次へとあふれ出してきてたまりませんでした。本当にペットというのは楽しい思い出だけを残すので残された側はたまりません。本当に天から与えられたような旬玉のおもいでばかりなのです。今もペットと暮らしている皆様がうらやましくてなりません。

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ヌードを鉛筆で描く

2024-12-17 04:10:54 | 鉛筆画

写真を使わないで実物モデルからだけ描いていた時期にできなかったことの一つが裸婦を描くことでした。子供のころ絵が上手いと噂され画家になれと勧められた小学校の同級生の言葉が思い出されます。「ええで、お前画家になれや。毎日女の裸を眺めて暮らせるがな」こんなませたことをいう学童がいたのでした。ところがその40年後に実際に画家になって見れば、そういう機会が巡ってくることはついぞなかったのでした。(笑)それで裸婦の写真をインターネットで探すのですが、当時はいい材料を見つけるのが非常に困難でした。仕方なくポルノのネットに接続してその中から絵画になる静止画を夢中になって探し回ったものでした。😅 その後Pinterestでいくらでもよい写真が見られるようになって僕は盛んにダウンロードしました。しかし最近になってまた裸婦の映像をネットから締め出す運動が起きて、今ではなかなか良い写真を見つけるのが難しくなっている模様です。ところが本当に美しい裸婦像は実はそういうところにはなく、むしろ古典的な名画に習う方がいいと後に知ることになりました。それで模写に身を入れたというわけです。(笑)

 

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模写 study after W. Bouguereau

2024-12-17 03:38:54 | 2024最新作

油彩 40x60㎝ 2024年12月16日 制作番号19

これはまさに出来立てのホヤホヤです。毎日一時間だけ制作に充てていたのですが、16日ぶりに何とか筆を置くことができました。不満はあるのですが、そんなことを言い出したら底がないので後期高齢者としてはこれで満足するのが無事であると思いました。もう修行よりは楽しむことが一番大事だという年齢に達したのだと思います。かっては年間300枚の油絵に挑戦していたこともあるのですが、今年は夏の猛暑にやられたこともあり、やっと19番目の制作となりました。しかしまだこうして絵筆を持つことができるだけでもうれしい限りなのです。

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