僕が初めて日本女性を美しいと思ったのはこの人だったのではないかと昨日ふと頭に浮かんだのである。おそらくは昨日見た溝口監督作品『祇園囃子』のせいかもしれない。しかし幼いころから東映殿様劇で何度も美しい人だと思ったことがあるのも事実なのだ。調べてみれば彼女は大卒のインテリなのだ。あの時代に大学まで進む女性がいたとは知らなかった。1918年の誕生だから中国への侵略戦争が始まるころに大学にいたことになる。僕はどうしたことかこの人が近衛十四郎の奥さんで松方弘樹や目黒祐樹のお母さんだったと長い間思っていたのだけれど、全く見当はずれであることを昨日知った。著書も出版しているし、犯罪者更生のための保護司もしていたと知って頭が下がった。また日本女優のリストが増えてしまった。
野菜の高値のためにこの2か月ばかりカレーばかり食べていたのだけど、月曜日に買い出しに行ったら大根138円白菜338円と手ごろな値段になっていたのでやっと鍋が食べられるようになった。これで一週間は食いつなげる。嬉しい限りだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます