立春を過ぎたせいか美しい裸婦が無性に描きたくなった。裸婦の実物とは全く縁のない老骨だが、春の到来だけは期待できそうだ。昨日は梅に鶯の実物をこの目で見た。どうやら暖房なしの越冬計画は成功に終わりそうだ。嬉しい。
1時間経過。2月5日
立春を過ぎたせいか美しい裸婦が無性に描きたくなった。裸婦の実物とは全く縁のない老骨だが、春の到来だけは期待できそうだ。昨日は梅に鶯の実物をこの目で見た。どうやら暖房なしの越冬計画は成功に終わりそうだ。嬉しい。
1時間経過。2月5日
油彩 54x38㎝ 2012年
油彩 26x36㎝ 2018年
油彩 54x30㎠ 2018ねん
油彩 54x38㎝ 2022年
パステル 26x36㎝ 2012年
パステル 54x38㎝ 2012年
パステル 54x38㎝ 2012年
旅を通じてFacebookを通じて世界中のプロアマのpainterとであったが、世界のアーチストと日本のアーチストとの大きな違いは、日本のアーチストのほとんどが師匠の名を誇り学歴を誇りそして何らかの団体に所属していることだ。これに比べ世界の大方の名だたるアーチストは独学を誇り団体などに所属していないことだ。そもそも外国には日本のような雨後のタケノコのような各種団体は存在しないのである。そして日本のすべての団体は身内主義であり閉鎖的であり公募などと銘打っても内実は次の受賞者がコンクール以前にすでに決まっているというまさしく公募詐欺のようなことをかの日展でさえやってきたのである。いやむしろ半官半民で出発した日展にこそそのような傾向と隠ぺい体質が顕著であると言えるかもしれない。そしてとってつけはそれぞれの長老によるいじめとしか思えないような酷評の会である。本当に大の男が衆人の前でさらし者にされ泣き出すというほどの残酷な品評会が行われるらしい。過去には自殺者が出たとも聞く。僕などは心臓が小さいのでそんな集団にはとても近づけないと思っている。幸いなことに僕は日本の美術界の影響を何一つ受けないでこれまでやってこられたのでこれをよろこばないほうはない。今瞬発的に日本の名作といわれる洋画の模写を始めたが、これを終えたらやっぱり世界の大家の模写に帰りたいと思っている。冉 茂芹 老師の模写にふけりたいと思っている。僕は貧乏で学校にも行けずモデルを雇うこともできなかったのでひたすら模写によって絵を学んだ。およそ150人ほどの美術史上の大家の作品を千枚ほども模写をした。それで大体の絵画史や作家の特徴を理解してきたが、今自信を持って言えることは冉 茂芹 老師こそは稀有な不世出の天才だとおもうことである。今世紀最大の生きている達人living masterだと言ってもいい。そんな大家が隣国に住んでおられるということは何という幸運か。
油彩 54x38㎝ 2015年
油彩 15x20㎝ 2015年