極貧家庭の我が家には家具も電化製品も何もないのだけど壁には世界の名画のコピーが所狭しと数百枚並んでいる。すべてDIYによるコピーで印刷物ではない。今は日本の名画10枚を描いている。2レイア進んだのであと10時間でこれらのタイムトライアルが終了することになる。トータルで30時間で10枚の日本の名作を仕上げようというのである。無茶苦茶な試みだと思うだろうけど、ほかの日常生活の動きがすべてスローになってしまった後期高齢者にとってはこのタイムトライアルがカンフル剤になっている。認知症予防として働くだろうと確信している。買い物に出てみたが5度と言う低温乍ら日差しが以前より強くなっているのでさほどの寒さを感じなかった。児童公園を横断して子供たちの遊び方が実に貧弱になっているの哀れにおもった。小生の時代の子供たちはもっと男女丸まって群れてダイナミックに遊んだものだ。お正月ともなればもう2週間ほど前から指折り数えて正月の楽しみを心待ちにしたものだ。大人も子供も一緒になって遊んだものだ。そんな日本の伝統的な遊びは現在見事なまでに日本社会から絶滅してしまった。遊びといえばマスコミや地域、企業が主催するイベントに参加するだけで少しも本人たちの自発的な行為はみられない。どうしてほかの人間がしつらえた催しにぞろぞろついていくだけで満足していられるのか僕にはさっぴりわからない。
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