oil 20x30cm 2021
日本人の眼に比べたら西洋人の眼はとても大きく、表情が豊かなのでいくら描いても退屈することがありません。彼らの眼に比べたら僕の眼などはないに等しいほど小さく細い。ある西洋婦人は僕の眼を評して「とても小さいがとてもよく見えている」と言ってくれたのが今も記憶に残っています。(笑)
oil 20x30cm 2021
日本人の眼に比べたら西洋人の眼はとても大きく、表情が豊かなのでいくら描いても退屈することがありません。彼らの眼に比べたら僕の眼などはないに等しいほど小さく細い。ある西洋婦人は僕の眼を評して「とても小さいがとてもよく見えている」と言ってくれたのが今も記憶に残っています。(笑)
海外での温泉体験といえばインドネシアのスマトラ島にあるトバ湖周辺で三ヶ所経験しました。とても安価だし目をつむっていたら硫黄の匂いにまぎれて日本にいるような錯覚を覚えます。それでも目を開ければ男女混合だし水着着用だからすぐに日本の温泉気分からは脱落してしまいます。それでも入浴後にビールを頂戴したらまた格別であります。次の絵は2014年にマラッカで知り合ったドイツ女性を我が家に招待して温泉へ一緒に出掛けた図を頭の中で組み立てて描いたのですが、実現はしませんでした。来日し小生宅に泊まってくれる約束は出来ていたのですが、彼女の仕事のスケジュールでどうしても日本に来れなかったのでした。わが人生で最後の恋心を掻き立ててくれた女性でした。
油彩 26x36cm 2014年
一期一会
これは2004年にカナダで体験したホームパーティーの一瞬。プールサイドに設置されていた泡付きお風呂に入って雑談を楽しみました。
カナダで油絵を始めてからは人物描写にばかり力を入れていましたが、ポルトガルでは風景をスケッチするために度々外に出ました。鉛筆やペンでもたくさんスケッチしましたが、パステルでもたくさん描きました。しかしいくら風景スケッチをしても女の人を描くようには進歩しませんでした。これはやはり情熱の問題なのですが、僕はやっぱり女の人に最大の関心が向いていたのでした。(笑)女の人こそが僕にとっては終生変わらない主題でありました。(笑)
油彩 26x36cm 2012年
2000年前後にマラッカで彼女を初めてみたときは美しい女性と思ったのだけど、その彼女が2012年に来日して自分の家に2週間も滞在していたというのに、自分は彼女の観光案内をしたり手作りの日本料理をふるまったりするだけでそれ以上深入りはしなかったので、今から考えるととても不思議な気がするのだけど、やはりよほどの変人であるか物事に執着しない仏徒になりきっていたのに違いありません。(笑)
油彩 26x36cm 2016年
昨日は腰痛がひどかったので水泳に行こうかと思ったのですが、もう世間が冬休みに入っていたら混みあうかもしれないと案じて近くの人口温泉に行って二時間ほどくつろぎました。これは正解で大変楽になったし何よりも精神的にホックリ出来るのが後期高齢者の自分にはうれしいことでありました。僕は海外にいたときいつも銭湯と寿司だけを懐かしんでいました。銭湯は今や日本にだけ残された稀有な慣習なのです。これを外国で体験するのは至難の業です。貧乏人の僕にとっては非常に贅沢な出費のように思えますが、あの入浴後の満足感には代えがたいものがあります。それにこの世界だけが醜悪なスマホ文化を見ないで済む唯一の公共の場ですからありがたいことと思っています。それに裸の世界では金持ちも貧乏人の区別もありませんし。(笑)
油彩 15x20㎝ 2011年
今は世界中どこへ行っても寿司は食べられるのですが、ローカル食に比べ割高だし、ネタの新鮮度が疑われる場合もあるので外国で自分から寿司店に入ることは先ずありません。それに多くの寿司店のオーナーが日本人ではないのもあんまりいただけないことだと思っていました。日本にいる限りは自前の寿司と温泉を満喫したいと思っています。