旅に出ようかと思い立ち、ガイドブックを借りに図書館へ
今月19日が敬老の日だったので入口には老いに関する本や75歳の最高齢で芥川賞を受賞した黒田夏子さんの「abさんご」が並んでいた。
この棚は季節にちなんだコーナーだったんだ
たまに見るけどあんまり気にしてなかった…図書館職員の方のささやかな心遣いのコーナーだったのね
次から注目しよう
で、今回は結局そのコーナーから数冊借りた。
とりあえず読み終えて、ほっこりした本を紹介します
この作家さんも本も知らなかったんだけど、初めの1ページを読んだら読みやすそうだから借りてみた。
昔ながらのスタイルで生活しているおばあちゃんが次男家族と同居生活をするうちに、みんなの心を徐々にほぐしていく話。
ドキドキするようなところはほとんどないんだけど、ちょっとユーモラスな文章でどんどん読めちゃう
それと漫画家のつげ義春の旅行記。
絵がうまい!という感じでもなく、漫画も私的には面白い!と人に薦めるということもないが、とにかくシュールで独特の湿っぽさと世界観があるのでハマる人はハマると思う。
私は昔バイト先の人からもらって、漫画を持っているけど、小学生の子どもが読むのはちょっと…という感じなので箱に入れて高い場所に隠している
高校生くらいになったら読んでもいいかな
この旅行記は何だか普通の、派手なことは何もないのだけど、つげ義春の思考の面白さがにじみ出ている。
正直、私は漫画より好きだった
旅行ガイドを見てた時に見つけて借りて来たのだけど、良い発見だった。
理由なき放浪をしたくなります。
図書館に行き始めると読者モードになってしばらく本ばっか読んじゃう
まあ、秋だしいいか
読まない時は全然読まないしね。