17日、初日、くろワンの「モーツァルト電車」が到着し、いよいよ気分が盛り上がったところで、午後1時、富山地方鉄道吹奏楽団の演奏が始まりました。もちろん、場所は、富山地方鉄道宇奈月温泉駅前。「レイルウェイズ2」の舞台にもなった場所です。
富山地方鉄道グループは他の鉄道会社同様に、さまざまな仕事をしており、そこで働く人たちの社会人楽団です。富山地方鉄道の前身にあたる会社が宇奈月まで延伸して、温泉が開かれるきっかけを作りました。
富山の人は「ちてつ」と呼んで親しんでいます。
宇奈月には欠かせない「ちてつ」のみなさんが、いよいよモーツァルト音楽祭に登場です。
準備を始めた頃は雨が上がっていたのですが、演奏直前雨が落ちてきました。並べられた椅子が濡れていきます。この演奏だけは、雨天プログラムがありません。ここでやることに意味があるので、あらかじめ作っておいたテントを、何と並べられた椅子の上に移動しました。ヤフードーム式ですね。
何とか、演奏会が行えそうです。指揮者だけが外に出てしまいました。
実は、モーツァルトは吹奏楽があまりお好きでなかったらしく、専用の作品はほとんどないそうです。そこで今回は、別の楽曲を吹奏楽用に作り替えているのです。
吹奏楽は迫力がありますね。
音を出し始めた瞬間に人が集まり出しました。
雨は少し強くなっていますが、それを気にしない指揮者の熱い指揮ぶりにも心を動かされます。
うしろをカボチャ電車が走っていきました。
似合うなあ、いいなあ。
トロッコ電車も宇奈月の象徴ですが、ちてつも似合いますね。
(画像は、何の手違いかアップされていませんでした。後日、追加します)