モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

MCもいいんですよね

2013年09月23日 | 演奏
音楽祭を何回も経験してきて、演奏者さんの説明や紹介なども非常にわかりやすくなっています。
これもシチュエーションが見えるからでしょうね。

延対寺荘ですばらしい演奏を聴かせていただいたヴァイオリンとビオラのお二人は、話すと演奏のことが少し疎かになってしまうので、MCを交代してやるんですと話されました。
モーツァルトの音楽は、実は大変シンプルなんだそうです。簡単といういう意味ではなく、何と言ったらいいのか、音楽的に巧みに積み上げて、絡めてというのではなく、ごく自然にトリッキーなところもなくわかりやすく描かれているのだそうです。これが、本当のところ大変むつかしいと言います。楽譜通りの音を出すだけでなく、そこには、さらに音楽を描くものが必要ですと話されました。
実際、お二人の演奏は、シンプルにして多彩に響き合います。モーツァルトの正体をよく伝えていただきました。

こちらは、宇奈月国際ホテルで。音楽の下地が深いのかなと思わせるMCが展開します。
はっと、気づきました。簡単なことばに多くの意味を含めてわかりやすく、そして、重くなく濃密に伝わる。そうか、モーツァルトの音楽といっしょなんだ。
そう思うと、こうやって書き連ねている自分がちょっと恥ずかしくなりました。
でも、こっちは、天才じゃないからしょうがいないや。

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