あと1歩前に

あれよあれよというまに50代も通り越し60代に仲間入り。心地よく毎日を送りたい。穏やかな日々が一番です。

くよくよしてるのは私だけじゃないんだなと

2023-12-02 00:49:26 | 

いらすとやで「くよくよする人」を探したのですが、「悔しがる人」しかありませんでした。
かなり悔しがっていますね。
私の場合こんなに「悔しがる」パワーはあまりなく、もっと静かにくよくよするタイプです。


発言小町のこんなトピックが偶然目に入りました。
注文住宅を建てている最中なのに既に後悔していると。
後から色々調べると素敵なものがたくさん出てきて自分が決めたものがとてもダサい気がしてきて落ち込んでいると。
「もっとこうすればよかった」「隣家のアレの方がよかった」と。
まぁ!私のよう。

注文住宅なんだからそれなりに素敵な家なのだと思いますが「掃き出し窓」や「引き違い窓」を後悔しています。
確かに家というものは知れば知るほど、窓の形だ軒だ屋根だ妻飾りだ床材だと際限なく素敵なものが現れてくるので、この方の気持ちよくわかります。
本当にキリがないです。
私もこのトピックで窓の形態が色々あることを知り「FIX窓」とか素敵、うちもできないものか、などと引っ張られています。

「最初に知っていれば」とこの方は書いていますが、知っていたとしてもできることは限られています。
たとえば私は、リフォーム内容の検討で「顔認証の玄関ドア」を是非とも取り付けたい!と勇んでいましたが、価格をうっすら見たら90万円程。
早々にダメかなーと視界に入らないようにしました。
たとえ部分的に入れ込んでもトータルでチグハグになることも往々にしてあるわけです。
全部はできないのです。
結局は専門家がまとめたデザインが一番バランスが取れているものです。
と知りつつも、やりたいことをやるのです(自分に励まし)

後から後悔したりくよくよしたりするのは私だけじゃないんだなと。
私よりもさらに盛大にくよくよしている人を発見して、ちょっと安心しました。
そして、そのくよくよにたくさんの人が共感したり慰めたりアドバイスしたりしている様子は和やかでちょっと微笑ましくもあります。

くよくよするのも悪くないなぁなど。

次は契約とリフォーム

2023-11-30 00:30:50 | 


中古戸建も購入申し込みが済み、売主さんの了承も得られました。
今回は値引き交渉もせず、売り出し価格のままです。
もともと「現状渡し」でその分格安であることや、私以外にも内覧予約がすぐに入っていたので「これがいい」となったら即決です。
決めたら優先的に購入できるよう、極力売主不動産会社を選んでコンタクトを取るようにしていました。

ほぼ決まったとなると、契約日までに火災保険に入らなければなりませんし、リフォーム会社も決めなければなりません。
まずは火災保険の選定と必要書類の依頼から始めました。
そして契約日までにお金の支払い準備です。
銀行口座の1日の振り込み上限が50万円とかにされているので、振り込み前日に変更しようと思っています。
さらに1日の振り込み上限は1000万円までなので数日に分けなければなりません。
1000万円動かしたらその日にはもうお金は下ろせないので、現金の準備も別に必要です。
支店の窓口で対面の予約をして、振り込みと現金の準備をしようと思っていましたが、問い合わせるとネットでできるようなのでネットで済ませようと思います。
銀行のウェブサイトで確認しても「一部ネットで手続きができない場合もあります」的な注意書きもあり、結局直接の確認が必要でした。
「ネットで手続きが可能です。(一部ネットで手続きができない場合があります)」って何も言っていないのと同じじゃないか?とツッコミたくなります。

あとは、米ドルで置いてあるお金を円転させて準備完了です。
1ドル150円台の時に変えておくべきでしたが、どんどん円高方向になってきていて私的にはぐぬぬという感じです。

契約日当日の手続き後、残金をその場で振り込み、着金が確認できたら登記作業に入る段取りになっています。
なる早でリフォーム希望ですが、もうじき年末に向かうしすぐに工事はできそうにありません。
そもそも、リフォーム会社も全然決まっていません。
3社ほどに見積もりをお願いして決めようと考えていますが、まずどうやってその3社を決めるのか、です。
漠然としすぎて途方に暮れてしまいました。

前にも書いたちきりんさんの「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」という本がとても参考になりました。
私はリノベや大規模リフォームまではできなそうですが、自分の希望でリフォームできるのは楽しそうでもあります。

家が決まったからには早く断捨離しなくては!と焦っていましたが、引っ越しは当分先になりそうな事を考えれば慌てなくてもいいかもしれません。

最近は個人が家をDIYでリノベやリフォームするYouTube動画に見入っております。
年配の職人の方の技を見るのも面白いですし、若い人達が素敵な家を作っているのも「すごいー」と思いながら見ています。
信じられないほどみんなセンスが良く器用で、マジ有能です。
びっくりします。
それも一人や二人ではなく、たくさんの人たちが老若男女問わず発信しています。
とても素人とは思えない仕上がりで本当に驚きます。

とにかく今時は、みんな自分でどんどんどんどん家を綺麗にしているし、断捨離しているし、驚くほど素敵な暮らしをしているように見えます。
あそこまでは到底できそうにないなーと既に少し諦めています。
でも、見てると自分でもやってみたくなるんですよねー。
リフォームってやったことないので、やってみたい。
そのために「現状渡し」物件を選んだのかもしれません。
できることは限られそうですが、ちょっと楽しみです。

中古戸建てほぼ決まる

2023-11-25 22:02:53 | 

夏以来ずーーーっと探していた中古の戸建がついに決まりそうです。
あとはお金を払うだけです。
「買う」と決めてからここまでの道のり大変長かった。
すぐに買うつもりでいたのに、なぜなかなか決まらなかったのかと言えば、結局自分の気持ちがはっきりしていなかったからです。

そこで自分は何をして暮らすつもりなのか、何が大事なのか何を諦めるのか。
私が当初一応の目安としていた基準は以下です。

・東京都内
・都心から1時間以内
・木造二階建て
・敷地広め
・庭がある
・駐車場がある
・日当たり良好
・駅から徒歩圏内
・築40年以内
・居室は6畳以上
・3LDK以上
・各階にトイレ
・所有権
・都市ガス、上下水
・隣家とそこそこの距離
・行き止まりの場所でない
・建物の全景が見える家
・ゴミ置き場でない
・市街化区域
・家の周辺にスーパーなど
・家の前の景観
・建蔽率・容積率オーバーでない
・接道状況をクリアしている(再建築不可でない)
・旗竿地でない
・坂の途中、擁壁でない
・川のすぐ近くではない
・告知事項なし

今回決めた家は、この条件のうち3割くらいはクリアしていません。
これはもうどうしようもなく、おっいいなと思う家は予算の数倍です。
だからと言って、安い代わりに自分で対処が必須な傷みが出てきそうな家にチャレンジできるほどの体力もなし。
”1階の部屋の天井に雨染みがあるすごく駅近の家”も候補にあり、悩みました。
「原因は台風で2階のベランダに吹き込んだ落ち葉の詰まりの放置によるもの」とのこと。
調べると雨漏りの原因を確定するのは難しいらしいし、一旦しみた雨による傷みもありそうでした。
購入後に解決できなかったら大変なことになりそうで腰が引けました。

ネットで「わぁ素敵な家」と室内写真を見て目がハートになっても、外観を見ると川の隣だったり四方を周囲の家に囲まれていたり。
金額に制限をつけなければ別ですが、ありとあらゆる難がどの家にも何かしらはある、ということです。
便がいい場所には既にガッチリ家が建っており、新たに造成される宅地はどんどん駅から遠い場所になっていくのも当然といえば当然です。
私が買えそうな範囲では値段を目一杯上げても家が多少綺麗になるだけで、その他の条件はあまり変わらないこともわかりました。
何を優先するかは人それぞれだと思いますが、私の場合は家の綺麗さはちょっと優先順位を下げました。
ここで素敵な家を優先できないところが私の私たる所以かもしれません。
いや、綺麗な家には憧れますよ。
素敵ー!とは思うのですが、最終的には選べないのです。

色々調べたり見たりしているうちに、もう何が大切かもよくわからなくなりました。
以前の記事で悩んでいた時にコメントしてくださった方の「すとんと納得ができる家に出会えると思います」という言葉を支えにしていました。
不思議なことに最終的には自分的に「これがいい」と思える家に出会い、おっしゃる通り『すとんと」中古戸建探しの旅に終止符を打つことになりました。

でも、たぶん他の人から見たらそんなに「いい家」ではないのではないかと思います。
他の人が私と同じ条件で探したら違う家を選ぶのではないかとも感じます。
本当に人それぞれです。
あまり条件的には良くない部分もありますし、大丈夫か、、、という部分もあります。
リフォームもする予定で、それも楽しみにしていますが予算大幅オーバーという可能性も全然あります。

「変な物件だったのではないか」
「高すぎたのではないか」
「その土地になじめないのではないか」
「リフォームがうまくいかないのではないか」などとネガティブ弱気モードになっています。
大きな額なので「本当にお金を払っていいのか」みたいな不安も押し寄せてきます。
(が、きっとこの不安もコーヒーのせい
でも、ずっと同じ場所に留まっていることはできません。
自分で決めて前に進むより他にないのです。
なけなしのお金をドーーーンと払うのです。
お金は持っているだけで価値を生み出すわけではありません。
使ってこそ価値を現実に置き換えることができるのです。
と自分に言い聞かせる。

話は飛びますが、天才バイオリニストのHIMARIさん(12)にあの前澤友作さんが10億円のストラディバリウスを貸出しているとのこと。
最高にクールで有意義なお金の使い道ですね、すばらしい。
報道ステーションでの演奏を見ましたが、私のような音楽の素人にもその凄さが伝わってきて鳥肌ものでした。
すごすぎる。

ちまちまと細かいことを心配してる場合じゃない。
私もとにかく動くのだ!


中古戸建選びの難しさ

2023-10-30 14:21:56 | 
家選びは本当に難しいです。
連日大変真面目に本当に大真面目に取り組んでいますが、全然決まりません。
今日はその一例を。



なんと綺麗な部屋なんでしょう!
外観もさらにオシャレ!
素敵!!!!!
すごくワクワクする!!
運命の出会い!!
ここに決めた!!
買います!!

・・・と思ったのですが、ちょっと待てよと引っかかる点がありました。
問題は家の中ではありません。

公道から家に至るまでの道が私道でした。
そこまではよくある話で「私道負担あり」との記載もあり納得済みでした。
ただ私道は2本あり、肝心の公道に繋がっている方の私道が住民所有ではない、という点です。
でもそのことが物件の詳細やチラシには書かれていなかったのです。
家の中を見せてもらいに行った時に担当者から「この道の所有者は・・・」と聞きました。
この、記載していない感じも「?」でした。

家を見た時はその美しさに気を取られて気づきませんでしたが、帰ってから調べるとちょっと心配になりました。
本来ならば、他人名義の私道に自分の通行を認めるための地役権というものの設定が必要らしいです。
本当はチラシには表記していなくても、そういう取り決めが登記されているのかもしれません。
ですが話を聞いてもなんだかぼんやりしていて「大丈夫です」程度の説明のみで、安心には至りませんでした。
知らないことについては、知らないだけに的確な質問もできないのです。
さらに、次の問題もありました。

その私道のはずの場所のかなりのスペースに近隣住民が車を停めているのです。
なので本来4メートルの幅があるはずの私道が2メートルほどのスペースしか空いておらず通るのもギリギリです。
私道なら私道で、きちんと4メートル道として機能していれば私としてはまだ納得できたかもしれません。
行き止まりの私道なのでそれほど広い幅が必要なわけではないし、車の駐車スペースに活用という判断に至ったのでしょう。
私の目的の家は一応小さな駐車スペースがありましたが、近隣の家は駐車スペースが全くありませんでした。

想像するに、持ち主がこの土地を売る時に住宅用にするために、私道を作ったのかなと思います。
私道の持ち主も車を停めることについて、了承しているようなそうでもないような話ではありました。
所有者も高齢となってきて、今や何のメリットもない他人のための私道を持ち続ける理由はあるのかと疑問も湧きます。
大型分譲地でない郊外の宅地は、近隣数軒が一つのグループのようにまとまっていることがあります。
良くも悪くもその雰囲気も大事だなと感じます。

色々考えた結果、家はとてもとても素敵でしたが諦めることにしました。
これで、もう何軒目の失意か。。。
家の候補も既に10軒や20軒ではなく、かなりの件数になってきました。

駅からの距離、家の築年数や設備・痛み具合、間取り、デザインなどはチェックできますが、その他の部分については目に入りません。
最近ようやく整形地とか旗竿地とか設備とか私道持分とかも見るようになってきましたが、まだまだわからない部分が多く迷える子羊状態です。

いつか家を買える日が来るんだろうか・・・
こんなこと言ってたらいつまで経っても買えない気がしてきました。。。
ぬぉーーーー(魂の叫び)!!

沖縄の4億円の家

2023-10-19 23:40:26 | 
連日中古の戸建を色々検索して見ているので、不動産情報サイトの広告がたくさん出てきます。
全国津々浦々色々お安めの物件が出てくることが多いのですが、突然「豪華な沖縄の物件」が出てくるようになりました。
なぜ沖縄?なぜ豪華な物件?と見に行くとなんと4億円の物件です。
これです



すごいですねー。
誰が持ってて誰に売ろうとしているのか。

Googleマップで見ると、門に「ヒルトップハウス」と書いてあります。
4億円の家、一般市民向けの広告に出してどうするのでしょう。
全然接点のない私のところにまで表示されるってことは、よほど広告にお金を出してるのでしょう。



今週2872人が見ているらしいです。
今確認したら3426人になっています。
閲覧数も半端ない。
やっぱりすごく多くの人の広告に表示されていた模様です。

誰が買うのかな?
海外マネーかな。

不動産情報サイトの周辺情報に位置が載っているので、グーグルマップのストリートビューで動かしながら見ることができます。
ちょっと見るだけでも面白いです。
4億円の家いかがですか?

家決まらなすぎ

2023-10-14 01:01:53 | 

このところずっと探している中古の戸建、全く目処が立ちません。
あまりに決まらないので途中経過を書いてみようと思います。

映像なしもつまらないので、昔食べたパンダプレートの写真でも。
可愛いです。
パンダってだけで何でも可愛くなるの不思議です。
最近の写真をと思ったのですが、そもそも写真も全然撮っていませんでした。
なので、随分前の写真です。

いざ中古の戸建を探し始めてみると、一体自分はどうしたいのかわからず迷走しています。
振り返ってみると私は今まで引っ越し回数が多かったので、自分自身を引っ越すことや新しい環境に移ることに抵抗がない人だと思っていました。
むしろ同じ場所に長く居続けられないタイプであると自認していました。
そういう面もあるものの、よくよく考えてみると、今までは理由があって引っ越してきたことに気付きました。
少なくとも直近の3回の引っ越しは、子どもの都合に私が合わせて引っ越していました。
動かせない子どもの状況に私が合わせて動き、その地で非正規の仕事に就いていたのです。
だから、するべきことも明確で迷いもなく必要なことを最適化して動けていたのです、たぶん。

子ども達と一緒に住む必要もなくなって、さぁ自分のしたいように行きたいところに行こうとした途端右往左往しています。
よーく考えて「やっぱり私は土を必要としている。畑や広い庭が欲しい」との思いを優先しようとしても、実際に見てみると「周囲に何もなさすぎて生きていける気がしない」と尻込みしてしまいます。
「やっぱり市街地に近く交通の便が良い場所がいい」と思っても、隣近所がひしめく分譲地で暮らしていけるのだろうか私は。
売りに出ている地域はハザードマップでリスク有りの物件も多く、何かを諦めないと一向に決まらないのです。
ついにそのリスクを乗り越え許容し、素敵な築浅物件を購入しようとしたらサクッと他の人に先を越されてしまいました。
グズグズと値引き交渉をしていたのが敗因ですが、これも縁というものでしょう。

そもそもどこに住むかもあやふやです。
ここでも、それ以前でもその地に留まるほど地域や人との関係性がないのも決まらない理由の一つかもしれません。
今住んでいる辺りは住んで体感するよりも価格が高くて手が出ませんが、中心地から離れると途端に閑散としてきて驚きます。
現在は家を出て歩ける範囲の街道沿いに、そこそこ店舗が並んでいて(おしゃれな衣類は買えませんが)外食や買い物も生活に必要なものはだいたい揃います。
が、色々行ってみたら中心地から離れるとまずファミレス的なお店がない。
ぎりコンビニとドラッグストアは割とある。
じゃあ私はそれほどファミレスを利用しているのかと言われれば、全然行かないのであります。

一体何を基準にして決めたらいいのか途方に暮れてしまいます。

手順としては、ひたすらネットで調べて希望に近い物件をピックアップし、可能な限り住所を特定してマップで確認します。
ストリートビューで見て「あダメだ」となることも結構あります。
ストリートビュー優秀です。
大変助かります。
良さそうであれば候補に上げておきます。
他の候補と比較検討し、気に入ったら実際に近くまで車で行ってみて周辺の雰囲気を調べます。
ここでも、周りに何もない場所だったり、写真以上に狭くてジメジメしていたりすることもあります。
家の前や横に鉄塔があったり、林や隣家で日陰になっていたりするケースも結構あります。
後から確認すると、ネット情報にもうっすら書いてある場合もありますが、ポヤンとした素人にはとうてい読み取れません。
それでも「結構いいな」と思ったら実際に取り扱っている不動産屋さんに連絡します。

住所の特定ができない場合は、電話して聞くと教えてくれるところも多いです。
「ちょっと周囲を確認したい」程度の段階でいちいち不動産屋さんに案内してもらうのはお互いメリットが少ないと思います。

で、見たら見たで一長一短、リフォームをどの程度するか。。。
大きな買い物なので、大いにウキウキするはずなのになぜこんなに楽しくないのか。
もはや苦行みたいになっています。
日々お金も減っていくし、税金の請求も容赦ない。

がしかし、私は楽しく家を買うのです!
と自分に言い聞かせておくことにします。


中古の戸建を買いたい案件進行中

2023-09-28 00:21:39 | 

賃貸に住んでいると自分の思うようにならないこともあります。
ちょっとした音や泣き声などは気にならないですが、嫌だと思うことが増えてきました。
草ぼうぼうの花壇や車に擦れるほどの枝や雑草を放置していて廃墟のようで嫌だし、建物の正面エントランスに夜12時頃座り込んでいる人(いつもいる)にもイラつくし(ヤンキーがコンビニ前にたむろしているよう)、駐車場で小さなこどもを平然と遊ばせている人がいるのも嫌なのです。
私の常識では駐車場は遊ぶ場所ではなく、車を出し入れしている時に小さいこどもがちょろちょろ走り回るのは危ないの一言に尽きますし、建物のエントランス前に座り込んでいるのは、私の目から見ると建物の価値を下げる行為に他ならないのです。
でも、これらもきっと私が年老いてきたからなんだろうと思います。
その証拠にその場に遭遇しても、これらの人達は無邪気に挨拶をしてきて、全く悪気はありません。
常識が違うのです。
私は私の価値観が通用する場所で生きるべきなのです。
これからは自分の気持ちを優先して暮らしていきたいのです(宣言)。

そんな風に順調に偏屈者に成長した私は、ついに戸建を買う決心をしました。
中古の戸建を買って仙人のように暮らすのです。

ちょっと前からあちこち物件を探し、内見を申し込んだり交渉したりしている最中ですが、現在もまだ決められずにいます。
とにかく決めることが難しく連日ああでもないこうでもないと思案しています。
決められない理由はわかっています。
お金も十分にないのにああだこうだと条件をたくさんつけるからです。
こっちはこれはいいけどあれがダメ、そっちはここがダメだけどあれがいい、あっちはだいたいいいけど値段がダメ、のように結局全部満足できるものなんてないのはわかっているのですが、あきらめられないのです。
なぜならなけなしの貯金の大半の高額なお金がかかることなので、間違ってもやり直しが効かないからです。
そんなこんなを連日考えていると、もういっそ買わずにこのままの方がいいんじゃないかと現状維持バイアスがかかってしまいます。

ほんと最近何事に対しても決断する力を衰えを感じていて、この本を読みました。
図書館になかったので、買いました。

ちきりんさんは昔からブログを読んでいて、最近はVoicyでの発信もされているので興味深く読んだり聞いたりさせていただいています。
最近では「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」が参考になりました。
とにかく、何も決められないの中で「自分のアタマで考える」ということは簡単なようで難しい。
それを考える視点やポイント、方法論がまとめられていて、とても面白いのです。
その中でも、第1章の”最初に考えるべき「決めるプロセス」”
そーなんですよ、何がどうしたらどうするかが曖昧で、優先順位をつけて決められないのです。
一生懸命考えているようでいて、全然考えちゃいないんですね本当は。

家を買ったら買ったで、生活していけるのかと不安になってしまいます。
YouTubeを見ると、女性で私と同年代の方やもっと年配の方がお金をかけずに、たくましく力強く生き生きと生活しているのをよく見かけます。
とても私にはできそうにないなぁと思いながら拝見させていただいています。
一人で生きている女性の諸先輩方は皆パワフルです。
見習いたいです。


家の候補を絞れない

2023-09-12 21:07:57 | 

昔に載せた薔薇の写真シリーズ。
ゼフィリーヌ・ドゥルーアンと香粉蓮。

中古の戸建を探しています。
まぁお金さえ出せば満足のいく物件は買えましょうが、そううまくはいかないのが難しいところです。

私は田舎育ちなせいか、小さく区切られた分譲型の戸建に違和感があるのです。
でも分譲ではない中古の戸建てなんてほとんど見かけないのです。
そこそこの広さがあればまだいいのですが、隣の家の建物との間隔が人が通れるか通れないかくらいのスペースしかなかったりすると、ひぇ〜っという気持ちになってしまいます。
賃貸で考えれば隣の家とは壁一枚なんですけどね。
両隣に挟まれている家の姿をみると、ぎゅうぎゅうの座席に座った時のような圧迫感を覚えます。
だいたい隣は大きな家だったりするので尚更、ガタイの良い人に挟まれて座った時の自分をイメージしてしまいます。
生活に便利な地域で探そうとすると、土地の広さもそれに比例して狭くなり、一層ぎゅうぎゅうの景色となります。

また情報サイトで探していると、各社売るのに都合の悪い部分は極力載せなかったり巧妙にすり替えたりしてわかりづらくしてあるものも多いのです。
内装をリフォームしていても外観や立地がいまいちの場合は、外観写真を載せないような作戦もあるように感じます。
ネット情報だけだと良くても、実際に行ってみると即座にダメな場合もあります。
とても誠実にマイナス面も書いてあるところもありますが少数です。
地元なわけではないので、「あそこは・・・」みたいな裏情報も持ち合わせていないので、色々な事が一からです。

不動産屋さんも忙しいのですから、必要以上に飾り立てずオープンにして欲しいものだと思います。
ていうか普通の皆さんはもっと賢く上手に情報を集めたり、そもそもコネで公開前の情報を得たりしてよい物件を得ているのかもしれません。

そもそもそこに住んで私は何をしようとしているんだろうと考えると、我ながらハテ??となってしまい、立ち尽くしている状態です。
今までは同じ場所に長く住むのが苦手だったので、ずっとその場所で暮らせるのかも自信がありません。
困りました。
困り果ててます。

家がほしい

2023-08-17 00:40:35 | 


薔薇の写真は随分前にいくつかアップしたことがあったのですが、一旦全部削除していたので再掲。
イングリッシュローズの何だったか・・・
たぶんウイリアムモリスだった気がする。
すごい綺麗。

家がほしいです。
今は賃貸に住んでいますが、子ども達も一人暮らしをするようになり、盆暮以外は私一人で住んでいます。
この先どうしようと考える時期になりました。
年齢的にも、住居費などの高額の固定費を先々まで払い続けるのは不安な気持ちがあります。
賃貸は外回りや内装などを自分の好きなように手を入れられないストレスもあります。
住まいの形を変えようと思ったら考えなければいけないことがたくさんあります。

住む場所は東京か近県か。
買うか借りるか。
買うとしたら、一軒家かマンションか。
駅近で狭い家か郊外で広い家か。
車を持つか手放すか。
部屋数はいくつ必要か。
子どもと一緒に住むか否か。

東京の雰囲気のいい場所で駅から歩いて行ける距離の築浅の中古一戸建てを買えばいいのですが、そう簡単ではありません。
ざっと調べてみると、都心から離れれば23区内でも5〜6千万円くらいあれば中古でも結構綺麗な物件を見かけるけれど、そこまで出せる余裕は残念ながらありません。
空き家問題もある通り、物件自体はなくはない印象がありますが、売りに出されていない空き家も多いし、便利な場所であればあるほど安くない(当たり前)のです。

買えば貯蓄が大幅に減るのも不安材料ですが、住む場所の心配がなくなるとかなり落ち着く気がします。
収入がなくなった時に、毎月の賃貸の出費は大きな負担です。
年金そっくりそのまま家賃に横流しなんて可能性も高く、最悪年金でも足りないかもなんてことを考えると気持ちも沈みます。
だったら貯蓄は減ったとしても家を買ってしまって、少ない額の年金でもそのまま使えた方が暮らしの見通しが持ちやすい気がします。

だからと言って、そう都合よく私の条件にあった物件があるわけもなく、住宅情報を調べては「はぁ〜」とため息をつく今日この頃です。
にっちもさっちも行かない状況です。

世の中の大半の人たちは、早い段階から将来を見据えて家を買い老後に備えて資産を増やしているように見えます。
売買用の家や部屋を見ていると投資用物件もたくさんあり、生きるのに精一杯な自分と比べると雲泥の差だなと感じます。

少子化など日本の将来の心配が叫ばれていますが、自分の足元をみたらグラついているどころではない不安定さでむしろ笑えます。
何か色々と細くなってきてギリギリ引き延ばして体裁を保っている感じです。

きっと、行動ってこん風なことなんじゃないかと思います。

一歩踏み出せば始まる。
一歩踏み出せば二歩目は自然についてくる。
たとえ失敗しても踏み出さないよりはいい。
踏み出した歩数だけ希望に近づく。

できるかなぁ。。。