あと1歩前に

あれよあれよというまに50代も通り越し60代に仲間入り。心地よく毎日を送りたい。穏やかな日々が一番です。

Amazonのaudible

2024-04-28 12:11:56 | 社会

知ってはいましたが、あまり興味はなかったオーディブル。
ちょうど5月9日までに入ると2ヶ月間無料というキャンペーンを目にしたので入ってみました。
宣伝なわけじゃないですが、これですね。→audible
この、解約を忘れると自動的に契約が継続されるタイプのものは私的には地雷です。
元々無頓着な性格なので、契約している認識もなく引き落としだけ続けていた苦い経験もあります。
(現在はわかりませんが)ウォール・ストリートジャーナルの購読の解除をするためにかけた労力もなかなかでした。
終活に入っていることもあり、物や契約は極力少なくしているので悩むところです。

かと言って現在を味気ないものにするのも違う気がしています。
今年はやってみたい事、経験がない事は積極的に取り組みたい所存です。
「時間があればなぁ」「お金があればなぁ」などと考えている事は、よーく自問してみると実はそれほどやりたいわけではなかったりします。
つまり、やらないための言い訳のようなものです。

という事に気がつき自分で認めて以来、小さな事でも意識的に「する」ようにしています。
私は「隙間時間を有効に使う」というような、限られた時間の中で効率良くたくさんのタスクをこなすタイプではありません。
むしろシングルフォーカスなので「タスクは1日ひとつ」のようなスローライフ民です。
知識や情報を詰め込むためではなく、楽しむための聞く読書です。

最近は家の片付けや家事などの作業をしながらYouTubeを流し聞きすることも増えてきたことも理由の一つです。
どんな本があるのか見てみると、図書館で70数番目とか気の遠くなるような予約数だった川上未映子さんの「黄色い家」がある!
これを聞くだけでも価値があると思い体験してみる事にしました。

という事で早速読んでみたい本を選びライブラリーに登録して聞いているところです。
現在聞いた本は以下。

【母という呪縛 娘という牢獄】著者:齋藤彩
 😱こーーーわっ!怖すぎる!実際にあった殺人事件のノンフィクション。特に前半は辛すぎて聞き続けるのが苦行!この結果は主人公にとって良かったのではという気持ちにちょっとなってしまうのも怖い。さらに自分にもこういう面なかったかと思うと震え上がる。色々な意味で怖すぎる。

【ばにらさま】著者:山本文緒
 😨これも薄寒い。高瀬隼子さんの「おいしいごはんがたべられますように」と似た印象。自分がない女性、中身が空っぽな女性。「うーわ、うーわっ、こーわっ」と思う。得体の知れない女性のように感じるが、これがしたたかというものなのか?私にそんな一面はないと言えるのか?

【西の魔女が死んだ】著者:梨木香歩
 😄あまりにどんよりした気持ちになってしまったので、次は若干話の内容も知っていたこの本をチョイス。面白かったけれど、西の魔女が死んだ事による次の展開があるのかと思っていたがちょっと違った。ターシャみたいだなー、魔女修行はいいなぁ、私もここに行ってみたいなぁなど。

【黄色い家】著者:川上未映子
 😟主人公の自分語りと登場人物の会話のせいか朗読劇のようで、ストーリー以前に私はこれが大変苦手だった。感情たっぷりに喜怒哀楽を込めた台詞回しは個人的にすごく抵抗感があり、逆に物語に没入することができなかった。読むために書かれた本は脚本ではないからだと思う。人物の設定とか人間が変わっていく過程とか世の中の歪みとか深く考えさせる面があり、振り返ると面白い作品だと思うので再度本で読んでみたい。

耳だけで聞いていると聞き逃すことがあり、戻って確認するのが難しかったりしますが、ちょっと面白くもあります。
無料期間が終わってからも継続するかどうか。
大体「あこの本読みたい」というものはリストに入っていないのです。
でも、話題になっていた本で読んでいないものもたくさんあり、それを聞くのもいいかもなーとも思います。
ビジネス書や何かの勉強の本も聞いてみようか。
目で読みたい気持ちもありますが、もう少し続けてみようと思います。

いずれにせよ本ってやっぱりいいですね。

レスキュー商法

2024-04-27 09:19:16 | 社会

レスキュー詐欺なるものがあるらしいですね。
レスキュー商法とも言われます。

レスキュー商法被害対策京都弁護団によると、レスキュー商法とは『水回り、鍵開け、害虫・ネズミ駆除など、消費者がとくに「困ったなあ」「急いで解決しないと」というときに駆けつけた業者が、逆に、この「困った状況」につけ込んで、不当な高額請求をするという商法のこと』とのことです。

先日書いた「引越し周りの作業にかかる費用がすごい」で言いたかったことに近いです。
私の場合急ぎというより、どこに頼めば良いのかわかりませんでした。

ポイントは自分ではできない作業に対して足元を見たような値段をつける点です。
誰かにやってもらうより他ないことは売り手市場です。
この問題本当に困ったものです。

「ちょっとした点検や修理を頼んだのに、大規模なリフォームや不必要な工事を契約させられた」となると詐欺ですが、「本来数千円のものを数万円で売った」程度だと犯罪として訴えるには割が合わないので泣き寝入りがほとんどなのではないでしょうか。

そして今やその本来の価格自体も上がってきていて境目がわかりづらいのです。
自分でできないので仕方ないし、技術者が減ってきていることも影響しているのでしょう。
エアコンなどはちょっと前まで「取付費用込み」という商品も結構あったような気がします。

電化製品の取り付けなどは、資格と技術があればすごく高給が取れるのではないかと思います。
せめてその人達が高給を取って潤っていてくれればまだマシですが、家電量販店や住宅メーカーなどの下請け孫請けで安価で働いていないことを願います。

大手の有名請負会社に頼んでも納得できるわけではありません。
新規に購入する際はそれなりの金額の売上になるので、本社の担当者が親身にアドバイスもしてくれるでしょう。
でも売った後のメンテナンスは大きな売上にはならないのです。
1年なり5年なりの保証期間が過ぎると途端に相談先が減ります。

家の修理でもメンテナスの有料契約が必要でしたし、その実態は微妙です。
来るのは近くの下請けの業者さん。
下請けなので言われたことをやるだけという印象で、依頼範囲が狭く選択肢も少ないのです。
なんかちょっと違う。

仕方がないのでしょうが、サービスというものの形が変わってきています。
「うちの商品を気に入って長く大切に使ってくれて嬉しい」とうような考えは今の時代にそぐわないのかもしれません。
それを求めるなら対価を払いましょうということなのでしょう。
今まではサービスが良すぎたということですね。
ちょこちょこ直して長ーく使われたら儲かりませんし。

そういえば先日テレビで「家電修理の達人今井さん」を拝見しました。
すごいですねー。

自分でできないことは高くても払わざるを得ないし、老朽化してきたら手を入れた方がいいことも増えます。
騙される騙されると思って何もしないのもリスクです。
私的には何もせず何も得ないよりは、やって失敗する方を選びたいところですが、いかんせん失敗するとお金が減るので問題です。

消費者も賢くなれとか言われても、です。
温水暖房便座も自分で取り付けていた私はどこへ?
やはりこれからは「自分力」を上げるしかありません。



今年一年よく持ち堪えました

2023-12-28 22:50:49 | 社会

今年一年というか、厳密には今年4月から来年3月までの一年間は無職でした。
未来のことに「でした」という過去形を使うのはどうかと思いますが、一応来年度からは働く予定です。
色々能力も衰えてきており、バシッと働ける自信もないのでどういう働き方になるかはまだ未定です。

そんな一年でキッツーとしみじみ感じたのは税金です。

はい、国民健康保険税。

私はそれほどの高給取りではありませんが、無職になると社会保険がなくなるので国民健康保険に加入します。
「私は健康でほとんど病院には行かないから加入しないでおくわ」という選択肢はありません。
役所からの納付書が束で届き、見ると一枚8万円!(°_°)(°_°)
4期くらいあるのかな、などと舐めた考えでいたら8期まで納付書が8枚あります。
ということで7月から毎月8万円を支払っています。
年間合計65万円です。
すごー(@_@)
無収入なのに。
それだけではありません。

はい、住民税。

こちらは4期でしたが、1期が9万円。
これもなかなかであります。
年間合計36万円です。
すごー(@_@)(@_@)
無収入なのに。
プラス自動車税、消費税。
ツラ〜

税金は前年度の収入に応じて決まるので仕方ないと言えば仕方ないのですが、ふぅーです。
以前も引っ越しに伴って一時無職になった時にも同様の体験をしました。
賃貸に住んでいるので、家の家賃もあります。
その時に感じたのは「飲み食いせずに生きているだけで毎月20万円近く払わなければいけないのかー」です。
収入が減れば次年度はそれに応じた税額になるはずですが、この税金の請求と直面すると膝から崩れ落ちそうになります。
(1年以上無職でいたことがないので、2年目以降の国民健康保険料の額は経験していませんが)

ちなみに私はずっと非正規雇用です。

私の住んでいる自治体は国民健康保険税高めです。
そもそも昔は国民健康保険税が地域によって違うことを知りませんでした。
国民皆保険というからには全国一律でいいのではないかと思ったりします。
でも国民健康保険税が比較的安い地区に引っ越そうなどといった安易な考えが通用するほど世の中甘くないのです。
新宿区で計算してみると6万円前後になる模様ですが、住めません新宿区には。

今住んでいる地域は割と人口は多そうに思いますが、こればかりは自分では何ともなりせん。
国民健康保険税を払っている人よりも使っている人の方が多いということは高齢者が多いということなのかなという程度の認識です。
そもそも今でも日本人の平均年齢は48歳で、あと20年もすれば半分近くが高齢者という構成になるわけです。
どこに住もうが高齢者が増えるし、私自身も既に高齢者に一歩足を踏み入れています。
人ごとではなく文句を言ってばかりもいられませんが、税金の厳しさは年々増していきますね。

余談ですが、SDGsとか環境汚染問題などに高齢者がもっと活躍できるんじゃないかと思ったりします。
ものを大切にしたり環境や自然に重きをおく考え方は高齢者と親和性があると思うのです。
どうでしょう。

そんな中、先日思い切って全期分を一気に払い終えました。
ドヤァ
ま、ブツクサ言いながらも一年間よく頑張りました。
何を頑張ったのかよくわかりませんが、とにかくこの一年を乗り切れて良かったです。


とあるブログ記事を見て思うこと

2023-09-18 21:57:41 | 社会
「貧しい五万円生活というコメントが・・・」という記事がありました。
これに対する私の考えを書きたいと思います。

このブログにコメントをした人は色々勘違いしているし、本質が見えていません。
まずブログ主の紫苑さんが「年金5万円生活」を「お金がないから仕方なくやっている」と思っている所です。
なので「反面教師」という言葉を使って「こうならないように頑張る」と言っているのでしょう。
コメントした人は表から見える形だけを見て全体を貧しいと決めつけていますが、それはたまたまあった一つのテーマに過ぎないのです。

紫苑さんは「アイデアマン」で「ものすごく実行力がある人」で「バイタリティと賢さと頑張りパワーをもっている人」で、「何かを成し遂げる能力がある人」なんです。
だから今回は「年金5万円生活」というミッションを見事にクリアしたわけですが、このミッションは何でもいいわけなんですよ「5万円生活」でなくても。
ちょうど目の前にあった課題が「年金5万円」だったので、チャレンジしリポートしたわけです。
ご時世的に多くの人が身近に感じる現実問題の一つでもあるので、注目され取り上げられているだけなのです。
やってみればわかると思いますが、できません普通は。
こういうのを面白がれる人なんです。
そして「絶対やっちゃうぞ」と徹底的に研究して実践しそれを伝える、というのが紫苑さんのライフワークなのです。

「5万円で生活」と言っていますが、実際は収入もっとあると思います。
使えるお金が月に5万円ポッキリしかないというわけではないということです。
本を出されたのもそうですし、元々ライターとしての収入があるわけですし、講演会や多方面で活動されています。
不定期収入でしょうが、今も昔も稼ぐ力を持っているのです。
なので、本当はやろうと思えばもっとお金をかけることもできるんじゃないかと思います。
なぜお金をかけないかと言えば、ルールを決めないとゲームにならないからです。
厳密にやり続けて発信しているのは、面白いから、新しい発見があるから、多くの人の役に立つことがわかったからだと想像します。
続けているうちに新しい価値観がもてるようになり、そこから人脈が広がり自分の成長も感じられるようになったということであり、そして終活も視野に入れているのだと思います。

このコメントをした人はまだ若いのだろうと思いますが、年齢を重ねてくるとこういう生活自体が楽しいのを理解していないのですよ。
何を楽しいと思うのかは人それぞれですが、年齢によっても大きく違うのです。
私も昔はこの辺のことが理解できず、似たような考えをもっていた気がします。
「毎日チラシをチェックして1円でも安いスーパーに買い物に行く」のは時間の無駄、その分稼ぐ努力した方が建設的、意味がないこと、と思っていました。
それはそれで一理あり今でも私はこういう行動はしませんが、これをするのは単にお金を節約しているのではなく、集めた資料から比較分析して最適解を出すのが好きでフッ軽な人々なのです。
こういう人々の方が他のことに置き換えてみれば結果を出せるのではないかと思ったりもします。

食料品を無駄なくバリエーション豊かに使い切った時の満足感や、時間がかかっても丁寧に仕上げる家事、生地を再利用して新しい価値を作り出すこと、ゴミを減らすこと、現状あるサービスを有効利用すること、誰かのために小さな気遣いをすることなどなど、環境や他者に敬意をもって接することができること。
そんな風に生活を楽しむことや利他の行為ができることがとても自分を癒してくれるようになるのです。
自分が本当に満足するのにお金はそんなに必要ではないということがわかってくるのです。

このコメントをした人に対しても「大きく気持ちを動かした」という点で成功しています。
紫苑さんも怒らず感情的にならず「そうね」とそのままを受け入れていることからも自分のしていることを正当化しようとはしていません。
そもそも正しいか正しくないかの問題ではないし、評価するものでもないのです。
このコメントをした人は、小さな価値観のカゴの中で暮らしているのです。
扉は空いているのに。

自分と世間の間にある隔たり

2023-08-21 14:14:57 | 社会

昔の薔薇シリーズ。
これはピエールドロンサールです。
見てすぐわかる庶民の味方の優秀なつる薔薇です。

私はあまり賢くないので言われたままを信じるタイプです。
大多数の意見にはそれなりの正当性があるし、結局それでうまく行ったりするので好みは別としても信頼をおいています。
テレビや新聞、本や雑誌、はたまたSNSでの情報も、そういうものなのかと自分の中に取り込んで暮らしておりました。

ですが、その情報と自分の肌感覚がズレていることも結構あります。

最近は「今や3組に1組は離婚する時代」みたいな文言を見かけることもあります。
私は5組に1組は離婚するみたいな内容だったような気がしますが、そもそも離婚率とはその年の離婚数をその年の婚姻数で割って出すものの模様です。
その数字が表すものは意味不明ですよ。
そりゃー、人口も減ってるし、若い人は結婚しなくなってるんだから母数も減るでしょう。

ずっと不思議だったのです。
3組に1組が離婚っていうけれど、私の友達には一人もいません。
職場まで範囲を広げるとポツポツといるらしいという程度で、超少数派です。

国税庁が出している統計では、1年間勤務した給与所得者の日本人の平均年収は461万円(男性567万円、女性280万円)らしいです。
こんなような数字をたまにみかけることがあるけれど、どーなんですかコレ。
ちなみに中央値になるともっと下がって350万円(男性400万円、女性303万円)だそうです。

働き手としては男性の平均年収よりも高かった私でも、消費者としては平均的なステージには全然辿り着いていないし、先行きの見通しも立っておらず経済的に厳しい身の上です。
なーんか色々違うんじゃないかなーともやもやを感じます。

貯蓄額も、厚生労働省の調査によると、60歳代の世帯貯蓄平均は役1461万円とのことです。
一方ある生命保険会社の調査によると60歳代の平均貯蓄額は3454万円。
生命保険会社の数字の方が、私の見ている範囲の実態に合っているような気がします。
それも家を持った上での貯蓄。

多数派なはずの280万円の年収の女性たちとは一体どこに?
私が無知なせいもありましょうが、政府が出す数字やテレビやネットなどで語られる世界と自分の間には随分隔たりがあると思う今日この頃です。

中高年になった私はどう生きるか

2023-08-09 12:34:52 | 社会


ここ数年で私が枯らした薔薇の一つで、マダムルイレベックという薔薇です。
とにかく私はこのバラが欲しくて調べて探してようやく手に入れたのですが、ベランダでの鉢植えだとどうしても長続きしません。
仕事をしていると、毎朝ベランダに出て水やりなどできず、枯らしてしまいました。

花びらがとっても柔らかくしっとりなめらかな手触りで、香りも大変よく、さらに葉っぱの淡いグリーンが綺麗なのです。
薔薇の中には花は綺麗でも葉っぱがごっつい品種もあって、私的にはこのくらいの葉っぱの感じが好みです。
全体像が結構大事です。

本題ですが、最近の私は停滞期に入り思考も堂々巡りです。
悩んでいるというよりは、わからないといった方が合っているかもしれません。
どうしたらいいのか全然わからないのです。
何がしたいのか、何がしたくないのかもよくわからなくなってきました。

今仕事をしていない状態で考えてみると、私は自分で思っている以上にできないことが増えているし、働いていると100%仕事に全振りになってそれ以外のことに目を向ける余裕はありませんでした。
100%どころではなく、もっと労力が必要だったかもしれません。
仕事内容自体は面白くやりがいもあり好きなのですが、ちょっと無理があったのかもしれません。

「引き寄せの法則」という考え方があり、それは科学的ではないと言われていますが、そういう側面もあるかもしれないと思うことがあります。
ここ数年の仕事で重荷が大きい人と一緒に組むことが続き、尻拭いと耐え忍ぶストレスで爆発しそうになっていました。
そういう体制を組む側に不満を持っていましたが、私が呼び寄せたのではないかとも考えてみたりもします。
私のような非正規という立場で働くと、そういう憂き目に遭いがちなのかと思うのですが、そう酷いことにならずに済むやり方もあるのでしょう。
私ができなかっただけで。

年齢は記号であるとか、年齢は関係ないとか言いますが、関係なくはないです少なくとも私にとっては。
やっぱり知力体力理解力記憶力瞬発力は衰えてるし、私は残念ながらそれを埋め合わせて上回るような技術なり人間性なり専門知識なりは持ち合わせていません。
それは、コツコツと仕事を継続して積み上げてこなかった自分のせいで自業自得なのですが、これからどうやって世の中と交わっていったらいいのかわからなくなりました。
どうしても対等ではない感じがして遠慮がちになってしまいます。

というのも、私と同年齢以上の方々の振る舞いを見ていて複雑な気持ちになることが多いからです。
具体的には挙げませんが、周囲から見たらちょっとなーという感じで、私も下の年代から見たらこうかと思うと色々腰が引けてしまいます。
高齢者世代への不満は私自身も持っていてよくわかりますが、下の世代から見たら私とて高齢者の側に入っている。
どちらにも入れない感があります。

今までは脇目も振らず子ども達を一人前にするために一生懸命やりくりをしながら働いてきましたが、それが収束しそうになってきて自分の目標を見失っているのかもしれません。


運送、引越し、ごみ収集の方々への感謝の気持ち高まる

2023-06-22 12:30:34 | 社会
 ここ数年運送、引越し、ごみ収集の方々への感謝が止まりません。年齢を重ねてきて、殊更にやってもらえることへの有り難みが増してきています。

 まず最初にその有り難みに気づいたのは引越し。エレベーターなしの4階への引っ越し時も、テキパキと部屋や物を傷づけないよう細心の配慮をしながら素早い動きで、時には小走りだったりして(!)驚愕の仕事っぷりでした。何人かのグループでも、年長者が偉そうにしていない点もよいのです。実際はあるのかもしれませんが、少なくとも客前で若者を叱り飛ばしたりするところは見ないし、仲良さそうなやりとりを見ることもあり微笑ましいのです。若いせいか皆とても明るく爽やかで力持ち、引越しお願いした方々皆交換が持てるナイスガイばかりだった。たぶん何割増かでかっこよく見える。もしやってくれる人がいなくなったら私は引っ越すことができない、と考えると医者並みに必要な職業だと断言します。これだけはある程度若い人でないとできない仕事だし、これからも従事してくれる人いるのか心配でもあります。。。引越し屋さん、いつも力を貸してくれてありがとー!

 コロナ禍に入ってから、急速にネットで買い物をする機会が増えました。それまではあまり配達をしてくれる方々のことを考えたことはありませんでしたし、恐縮ながら指定時間に帰宅できず再配達になってしまったことも一度や二度では済みませんでした。重いものなども2階3階へ複数回運んでもらうのは本当に申し訳ない、とその大変さに気づくようになりました。送料無料で、つまらないものを戸口まで運んでもらうのも悪いと感じるほどフットワーク軽く皆さん運んでくれます。指定時間に間に合わなかったりすることもたまにありますが「そりゃ大変だものそういうこともあろうよ」という気持ちです。トラックの事故のニュースなど見ると「睡眠時間足りてたのかな」とか「長時間運転で疲れてたのかな」とか想像して胸が痛むようになり、道端で停まっているトラックを見ると「そうだそうだ休憩が正義」とか肯定的に見るようになりました(またちゃんと通行の邪魔にならないような場所選んでるんだコレが)。昔サッカーのイビチャ・オシム元監督が言ったとされる「水を運ぶ人」という言葉がピッタリです。荷物の配達員さんやバスの運転手さんはまだ直接ユーザーと接する機会があるからまだしもトラックを運転する人は、そんな小市民からの感謝の気持ちを受け取る機会すら少ないのではないかと思います。これだけ市民の生活を支えているのだから、運送業の車両は高速料金無料にして、ドライバーさんの給料を爆上げして欲しい。

 そして、ゴミ収集の方々。この方々は連日お世話になっているのにほとんど顔を合わせることがありません。今の家のゴミ収集はとても丁寧な方が担当していると思われ、収集後のゴミ置き場がとても綺麗でいつも頭が下がります。先日何かの用事で出かけた時に、ちょうどゴミ収集の方がゴミを集めている場面に遭遇したのですが、これが!すごい!テキパキなんてーもんじゃないスピードで集めまくり、しかも雑じゃなく丁寧に積み込み、秒で終了させているのを目撃しました。ガーンとかの音もさせず投げたりもせず力もあり手際良く、そして結構な交通量の中、安全に動き後片付けまでやっていて優雅ともいえるその動きに目が離せませんでした。いや、感動しました。動画で撮りたいくらいでした。ちょうど今週からほぼ日で「ごみはうそをつかない」という連載が始まりました。芸人でありながらプロの清掃員として活動しているマシンガンズの滝沢秀一という方のお話なのですが、これがまたとても面白い。何ていうか、一つのことを真剣にやって極めた人の話は惹きつけられるものがあります。本を出されたり、各地で講演をされたりしているようですが、やはり誰もやっていないことを始めるのはある種の才能ですね。ファーストペンギンすごいです。ネットでパリやイタリアなどのゴミ事情を見ると、日本のごみ収集員さんへの感謝が止まりません。毎日ありがとうー!


紙幣や硬貨がない世界

2018-05-20 22:04:27 | 社会
 いいなぁ。

夢のようですねぇ、紙幣や硬貨がない世界。

いいところだらけ

自分面では
・財布が軽くなる。
・お金を出したり、おつりをもらったりする手間暇が省ける。
・現金を引き出さなくて済む。
・クレジットカード払いだと明細がわかる。

社会的には
・紙幣や硬貨を作らなくていい(材料代と人件費、維持管理費など)
・ひったくりや強盗が減る。
・経理などもミスが減る。

時間や物の節約にもなるし、現金撲滅委員会に入りたい。
そもそもお金っていうのは、約束事なだけで現金自体に価値があるわけじゃないから、原理的にはなくてもいいはず。

自動販売機なんかは、一層強く電子マネーを望んでいるかもしれません。
先日も電子マネーで買うと5円お得、みたいな自動販売機見かけました。

現在カードが使えるのにサインをしなくてはいけない店も多いのが大変ご不満であります。

初詣とかでお賽銭を投げられなくなるのは寂しいかな、というくらいでしょうか。

不用品を売る④

2018-05-20 21:30:53 | 社会
 売れないのです(涙)

ストラップフォン。
ご存知の方は少ないかもしれませんが、PHSです。
フリスクと同じサイズの電話機です。

オフハウスやハードオフで引き取ってくれるか聞いてみたところ、若い人はPHSの存在自体を知らない!
そんなに大昔のことではないのに、知らないって。。。

だってそもそも私はコレの白バージョンを今も使っています(というか契約していて通話可能な状態、という方が正確かな)。

ちょっと前にこのストラップフォンを知った時「なんてかわいいんだ!」と舞い上がり、大枚をはたいて3個も買ってしまいました。
1個1万円以上したと思います。
合計5万円を越えたように記憶しています(恐い、怖い、コワイ・・・)。
白、黒、ピンクの3色を揃えました。

それなのにそれなのに~、その当時はウィルコムでこの機種は使えないと言われ、泣く泣くお蔵入りしていました。
それから時が過ぎ、確かワイモバイルに買収されてから、これも使えるということを聞き、白バージョンを使えるようにしてもらいました。

でも実際には2台持つとかさばるし、時同じくして格安simでも通話ができるようになってきて、スマホで通話もできるようにしてしまいました。

そうすると、使えはするけれど、使わなくなってしまいました。

ていうか、残り2台はそのまま使っておりませんので、この際引き取ってもらえないものかと聞いてみたわけです。

結論から言うと「扱っていない」です。

そもそもあと2年でPHSのサービス自体も消滅するとの連絡が先日ワイモバイルから来たところなので、もう朽ち果てる寸前です。

すごくかわいいのに。。。
無念です。。。

不用品を売る③

2018-05-19 21:06:11 | 社会
 どんどん処分しないと物が減らない。。。

今回は以前クルーズに行った時に買った大型スーツケースと子どもが修学旅行で使ったスーツケースを中心に。
色々他の物も持って行ったのですが、今回は引き取れない物も多かった。
がっくし。

オフハウスに持ち込んだのは以下

「OK」
大型スーツケース
中型スーツケース
スーツケース用ベルト
知育おもちゃ
ショルダーバッグ
子ども用スーツ

「ダメ」
くつ
着物用草履
着物用草履バッグセット
子ども用ジャケット
和装バッグ

スーツケース用ベルトは10円の値段で、新品同様だしかわいいデザインだったので、売るのをやめて持ち帰りました。

合計約2,300円ほど。

あとは漫画などなど、残っていた本類。
ブックオフで1,500円ほど。

頑張って持って行ってる割には物が減らない。
そして持って帰ってくるときの脱力感。。。

ブックオフのように、金額がつけられなくても引き取ってくれればそれなりの達成感もあるのに、返されるっていうのがねぇ。
つらいねぇ。