あと1歩前に

あれよあれよというまに50代も通り越し60代に仲間入り。心地よく毎日を送りたい。穏やかな日々が一番です。

中古戸建選びの難しさ

2023-10-30 14:21:56 | 
家選びは本当に難しいです。
連日大変真面目に本当に大真面目に取り組んでいますが、全然決まりません。
今日はその一例を。



なんと綺麗な部屋なんでしょう!
外観もさらにオシャレ!
素敵!!!!!
すごくワクワクする!!
運命の出会い!!
ここに決めた!!
買います!!

・・・と思ったのですが、ちょっと待てよと引っかかる点がありました。
問題は家の中ではありません。

公道から家に至るまでの道が私道でした。
そこまではよくある話で「私道負担あり」との記載もあり納得済みでした。
ただ私道は2本あり、肝心の公道に繋がっている方の私道が住民所有ではない、という点です。
でもそのことが物件の詳細やチラシには書かれていなかったのです。
家の中を見せてもらいに行った時に担当者から「この道の所有者は・・・」と聞きました。
この、記載していない感じも「?」でした。

家を見た時はその美しさに気を取られて気づきませんでしたが、帰ってから調べるとちょっと心配になりました。
本来ならば、他人名義の私道に自分の通行を認めるための地役権というものの設定が必要らしいです。
本当はチラシには表記していなくても、そういう取り決めが登記されているのかもしれません。
ですが話を聞いてもなんだかぼんやりしていて「大丈夫です」程度の説明のみで、安心には至りませんでした。
知らないことについては、知らないだけに的確な質問もできないのです。
さらに、次の問題もありました。

その私道のはずの場所のかなりのスペースに近隣住民が車を停めているのです。
なので本来4メートルの幅があるはずの私道が2メートルほどのスペースしか空いておらず通るのもギリギリです。
私道なら私道で、きちんと4メートル道として機能していれば私としてはまだ納得できたかもしれません。
行き止まりの私道なのでそれほど広い幅が必要なわけではないし、車の駐車スペースに活用という判断に至ったのでしょう。
私の目的の家は一応小さな駐車スペースがありましたが、近隣の家は駐車スペースが全くありませんでした。

想像するに、持ち主がこの土地を売る時に住宅用にするために、私道を作ったのかなと思います。
私道の持ち主も車を停めることについて、了承しているようなそうでもないような話ではありました。
所有者も高齢となってきて、今や何のメリットもない他人のための私道を持ち続ける理由はあるのかと疑問も湧きます。
大型分譲地でない郊外の宅地は、近隣数軒が一つのグループのようにまとまっていることがあります。
良くも悪くもその雰囲気も大事だなと感じます。

色々考えた結果、家はとてもとても素敵でしたが諦めることにしました。
これで、もう何軒目の失意か。。。
家の候補も既に10軒や20軒ではなく、かなりの件数になってきました。

駅からの距離、家の築年数や設備・痛み具合、間取り、デザインなどはチェックできますが、その他の部分については目に入りません。
最近ようやく整形地とか旗竿地とか設備とか私道持分とかも見るようになってきましたが、まだまだわからない部分が多く迷える子羊状態です。

いつか家を買える日が来るんだろうか・・・
こんなこと言ってたらいつまで経っても買えない気がしてきました。。。
ぬぉーーーー(魂の叫び)!!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして。 (奈々ママ)
2023-10-31 17:23:31
我が家も何回かの引っ越しをして、やっと今の家に辿り着きました。
歴代の家にはそれぞれ良いところがありましたが、今の家は集大成かと思っています。
探すのに3年くらいかかりました。
一つ前の家は手放すのが惜しくて息子に売りつけました。笑
息子一家も気に入って住んでいます。
家探し大変ですが、すとんと納得ができる家に出会えると思います。
条件だけでなく、見てみることも大事だと思います。
頑張ってくださいね。
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集大成の家すごい! (もじら)
2023-10-31 18:12:55
奈々ママさん、初めまして。
3年ほどかけられたんですね。
素晴らしいです。
やはり根気よく探さないと納得の家には辿り着かないんですね。
一つ前の家もいい家であろうことが想像できます。
むしろ息子さんいい家を手間暇なしでゲットできて超ラッキーですね。(そう思えるくらい家探しは大変)
「すとんと納得できる家に出会える」のお言葉!大変心強いです。
ありがとうございます。
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