あと1歩前に

あれよあれよというまに50代も通り越し60代に仲間入り。心地よく毎日を送りたい。穏やかな日々が一番です。

とりあえず引っ越し完了

2024-04-14 14:54:18 | 


怒涛の引越しが終わり、ひとまず普通の生活ができるような感じにはなってきました。
ここまで到達するのに2ヶ月ほどかかっています。

私は持ち物は多い方ではないと思っていましたが、いやいやいや。
そもそも新しい家は延べ床面積が小さいのです。
そして収納スペースも狭いのです。
まず、布団を畳んでしまえるようなサイズの昔ながらの押入れはありません。
ドラえもんの四次元ポケットのような押入れの存在あってこそ保たれていた均衡が崩れ、今途方に暮れています。
とにかく物の置き場所がないのです。
最初はとにかく寝る場所の確保で精一杯でしたが、収納を始めるとそこに入らなかった物達が積み上がっていきます。
収納場所と収納家具が埋まったらそれ以上は入りません。
雑誌やネットで見るようなオシャレな空間なんてできそうにありません。

最初は食器棚にいい感じで置かれていた食器類もまだその三倍は残ってる!
収納場所だって上に下になかなかにあるじゃないかと安心していましたが、いやいやいや。
今や見た目よりも、とりあえずぎゅうぎゅうに詰め込んでいます。
この年齢になると、道具類だって増えていきます。
蒸し鍋、ヨーグルトメーカー、温泉卵容器、圧力鍋、ホットプレート、ジューサーミキサー、たこ焼き器、モッフル焼き器、ホットサンドメーカー、家庭用精米機、ポップコーンメーカー、かき氷器、鉄瓶、やかんなどなど。

鉄瓶だって一人暮らしから二人暮らしになったのでそれどころではなく、3リットルの電気ポットに逆戻りです。
引越し前に道具類もだいぶ処分したつもりでしたが、まだまだです。
ヨーグルトメーカーはよく使うし、ジューサーミキサー使ってないけどそのうち使いたいしー。
ホットサンドメーカーは使用頻度低いけど、作ろうと思った時ないと困るしー。
家庭用精米機は捨てられない。
モッフルは数回作ったけど、ワッフル作ったことないのでいずれ作りたいしー。
ポップコーンメーカーは使わないけどゴミにするのは忍びないしー。
かき氷器に至っては一度も使ってないのに。
一度も使ってないからって新品なわけではないので売れもしなそうです。
とにかく古いものは売れないのです。

あと、私的に”共有の物”という認識だった品々は、子ども達にとっても同じではないと気がつきました。
これらがかなりの場所を占めているのです。
例えばアルバムや、記念品、昔作った図工の作品や、子どもの頃の成長の記録的な品々。
年賀状、ノート類、よく遊んだおもちゃなどなど。
この辺のものは後から買い直すこともできないので処分も慎重にならざるを得ません。
私は目に見える物がなくなると記憶自体も消えてなくなり一生思い出せないタチなので処分も躊躇してしまいます。
子ども達は「いらねー」と言いますが、結婚する時や年齢を重ねて振り返った時に何もないっていうのも寂しいかなと思ったりしてぐずぐずしています。

とはいえ、私自身実家にある自分が小さい頃描いた変なジャガイモのような絵を見せられても残念な気持ちしかない現在を考えれば、いらないんだろうなぁと思ったりします。
あれは親の気持ちの記念品であって、子どもの記念品ではないのですたぶん。
子どもは喜ばないですよねー、子どもの頃の絵とか文章とか作品とか。

あと悩みどころは仕事関係の道具類。
これも沢山あって、仕事を再開したら必要だよなーと思うと処分できないのです。
でも現在仕事は再開していません。
4月から働こうと思っていましたが、なんだか現状維持で精一杯です。
よくよく考えても自分の年齢を考えると、フルタイムは二の足を踏んでしまう気持ちもあります。
元々のんびりペースなので、職場で必要なチャキチャキ感が失われています。
始めればそれなりに頑張って働くと思いますが、仕事全振りになってしまうのでヨレヨレになりそうです。
なので、仕事関係の物は手付かずで保留。

衣類だって全然オシャレでもないのにこの衣類の多さは何なの?って感じです。
破れても汚れてもいないと処分できないのです。
あれば着ると思うと捨てられないー。
一人で着ている分には充分ですが、お出かけ着にするには冴えないのです。
今出かけると世の中の人々の服装や靴はすごーく流行に沿いオシャレで綺麗でピカピカなのです。
あと、買ったけど着てないものも捨てられないー。
モノはいいけど着る機会がない服や靴も捨てられないー。
でも売れるほどでもないー。
ドレス的な服はどうしたものでしょうね。

ということで、手を動かす片付けから気持ちの問題に変わってきています。
素敵な暮らしには思い切った決断が必要なのです。