むかわの阿呆演劇日誌

演劇についての劇日誌やつれづれの演劇、映画の感想や日々のつぶやき。写真もあげます。

芝居をするということ。(パララン「まちぼうけ」日誌1)

2009年03月18日 18時27分58秒 | Weblog
いま、春に向かって以下、公演の練習をしています。



 劇企画パララン翠光団2009公演「まちぼうけ」

 作・演出 務川智正

京都公演(サクラノモリ@プロジェクト参加作品)

4月11日(土)7:00
12日(日)1:00/5:00
西陣ファクトリーガーデン

大阪公演(ウイングフィールド提携公演)
5月3日(日)6:00
4日(月 休)1:00/5:00
終演後、アフタートーク
あり。
3日(日)6:00神原くみ子
(劇団浮狼舎)
4日(月)1:00橋本匡 (尼崎ロマンポルノ)
5:00闇黒光(未知座小劇場)
ウイングフィールド

料金 前売り・当日とも
2000円

京都は元織屋であった町屋をアトリエとしたもの。大阪はミナミの繁華街の一角にてテナントビルの6階の一室にて。その都市のスキマにて庭師だいすけの植物オブジェがくりひろげられる。たそがれをめぐる夢現劇。役者・ダンサーとりまぜて、夕闇に戯れます。


メール予約:mukawa@office-z.co.jp

 3月17日火曜日

 今回の演じ手は、役者だけでなく、ダンサー、それもコンテポラリーに、舞踏と。役者の経験世界のバラバラで集めている。それは、全然しらない関係ではなく、ただ、みていいではなく、少しずつ、そのひととの会話で、そのひとの生活世界がいま、自分が描こうとする世界にシンクロ(共鳴していくのか)ということをかんがえている。
 演じることがうまいと思える役者さん、たとえば、新劇出身の演技方法も技術も
そこそこできる役者さんの芝居をみていても、芝居を演じてその世界を創作しているうまさを感じても、その世界を遊び、捜索して創作するものはみたことがない。
 演劇をするために、私や私たちはいないのだが、いつのまにか、演劇するために
存在していく、それは仕事して、プロですよということで、仕事するために生きているという世界を持つ人と同じである。ひとはいきることしかない。
 そのことでしか、ここにいていない。仕事はいきる糧としての切実な方法にすぎないのに、そういうことで決めようとする。
 がらがらぽんではないが、世界はいつでもひとの思惑など関係はない。

 少し話がずれたが、で、今回のメンバーはそういうひとたちではない。それだけで、模索がはじまる。久しぶり、沖縄からもどってきた役者になぜ芝居するのときくと、なぜ、でしょうねとかえした。
 そうですね。未知座小劇場の闇黒光によると、芝居は仮説行為であると、なににたいするのかは、その集団で違うのであろう。さて、今回の仮説は台本はあがったので、あるが、これからである。
コメント
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