むかわの阿呆演劇日誌

演劇についての劇日誌やつれづれの演劇、映画の感想や日々のつぶやき。写真もあげます。

大衆演劇散歩記「平日青空」

2010年10月06日 16時27分05秒 | Weblog
劇団菊太郎 梅沢菊太郎

2010年10月6日(水)PM12:00~15:20 浪速クラブ

関東の劇団。初めてみる。少しずつ若さはずむ切れを感じる。満足。音楽がポップなものがおおく、集団としてののりがいい。ある背負いがないのかいまの面白さだろう。劇団員14名と多い。それは座長の魅力なのだろう。昨年7月に関西入りで二回目とのこと。

第1部 顔みせミニショー
にぎやかに若い力で花開く。4ステージと短い。座長33才筆頭に若手ばかり。座長は和の色気美しく、芸者女形。

第2部 お芝居「いっぱいのかけそば」
あの有名になった「一杯のかけそば」からイメージを拡げた時代劇。そば職人喜八は妻先立たれて、酒に溺れてしまった。妻連れ子のひとり娘につらくあたり、かいがしくしてくれても、当たり散らす、あげくのはて、娘に惚れてつきあっている商家の跡取りにも金を無心し家をでてしまう。4年の月日が立ち、そばやも残されたふたりでなんとか世間に評判の店にしたてあげた。そんなおり、腹をすかせて、おこもりになってしまった父はばつわるくも家に戻ってくる。実は娘にあたったのも、訳があったのだ。
お涙頂戴でも、座長は愉快なキャラクターで魅力的なものに引き出している。、お芝居が好きな劇団で座長みずから、芝居を立てる(台本をつくる)のが好きとのこと。


第3部 舞踊ショー
ラストは菊ちゃんの極楽ルンバメドレー。テネシーワルツから入りルンバのおしゃれで軽快さは都会のはなやかさ。
座長の越後獅子がせつなくもかっこいい。みづからに物語をちゃんと持ち踊りぬく。
梅沢みちやの女形はほんと細身の美しさがある。白いドレス姿であらわれたときの観客の歓声が印象に残る。

満足。次回もみに行こう。
コメント
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