芝居夢中記「壬生寺大念仏会」
2012年4月29日(日)PM3:00~3:40頃
壬生狂言「愛宕詣」
春の壬生狂言。21日~29日まで、昼から夕方の5演目あるなかで、今日は「愛宕詣」の一演目をみた。
壬生狂言は無言劇。面と動きで
話をみせる。大念仏講というようにここには教えみたいなものがみてとれる。
この「愛宕詣」愛宕詣にくるお茶屋に母と顔かくした娘の一組がそのあとを武家主人におつきのものが、土器なげをやり、(実際は炭酸せんべいをなげて、観客は喜ぶ)いこうとしたら、武家は娘に気づき、惚れてしまう。
おつきに、声をかけものにしてこいといって行くが、母親がごうつくばり、なにかよけさなやらんと言う。武家は身ぐるぬいで、おつきのものもぬがせてわたす。このおつきのもの面が小顔のおどけた顔で自分のものをはわたしたくないと小さくかためて、下着にかくすが、ばればれなど。ついつい笑ってしまう。おちは母親は娘渡して、武家がほっかむりをとると、なんとぶさいく極まりない娘におっかけられて、終わり。
仮面に見ぶり手振りでなんとはなしに伝わってくる。個人の芸よりも、型の洗練さがいい。
土俗的な庶民心。面をみると、ほんとに、ひとのこころの欲深さ。わらっているものはほんまは苦笑。でも、明るい喜劇はひとはどないなっても、それなり
にいきていくわと思った。
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2012年4月29日(日)PM3:00~3:40頃
壬生狂言「愛宕詣」
春の壬生狂言。21日~29日まで、昼から夕方の5演目あるなかで、今日は「愛宕詣」の一演目をみた。
壬生狂言は無言劇。面と動きで
話をみせる。大念仏講というようにここには教えみたいなものがみてとれる。
この「愛宕詣」愛宕詣にくるお茶屋に母と顔かくした娘の一組がそのあとを武家主人におつきのものが、土器なげをやり、(実際は炭酸せんべいをなげて、観客は喜ぶ)いこうとしたら、武家は娘に気づき、惚れてしまう。
おつきに、声をかけものにしてこいといって行くが、母親がごうつくばり、なにかよけさなやらんと言う。武家は身ぐるぬいで、おつきのものもぬがせてわたす。このおつきのもの面が小顔のおどけた顔で自分のものをはわたしたくないと小さくかためて、下着にかくすが、ばればれなど。ついつい笑ってしまう。おちは母親は娘渡して、武家がほっかむりをとると、なんとぶさいく極まりない娘におっかけられて、終わり。
仮面に見ぶり手振りでなんとはなしに伝わってくる。個人の芸よりも、型の洗練さがいい。
土俗的な庶民心。面をみると、ほんとに、ひとのこころの欲深さ。わらっているものはほんまは苦笑。でも、明るい喜劇はひとはどないなっても、それなり
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