むかわの阿呆演劇日誌

演劇についての劇日誌やつれづれの演劇、映画の感想や日々のつぶやき。写真もあげます。

昨日は京大周辺。

2018年04月22日 11時07分45秒 | 演劇日記
昨日の夜は芝居をみに、京大周辺へ。
昼は豊中、日差しがきついなか、往復40分歩き、介護施設へ。年輩の方々
昭和歌謡の歌あり、踊りあり、笑いありの60分公演をしました。みなさん、ゆったりしたにこやかさで、真剣なまなざし。楽しみにしていた力が伝わり、こちらもゆるゆるのりのりに。

そして、阪急で京都に戻る。河原町は土曜日の夕方で日差しよく、たくさんのひとたち。そのあいだをぬけて、京阪にのりかえて、出町柳。

ここにくると、町のにぎわいでなく、町の生活のゆるやかな息遣いを感じられていい。



夕方の青い空。

おだやかにぬけるのがいい。




そして、夜には京大西部講堂にて
学生劇団 劇団ケッペキ「月光のつつしみ」をみる。

岩松了作品。竹中直人の会のために書き下ろした作品。
SNSの書き込みに、チェーホフと向田邦子が混ざった感じと書き込まれいたが、なるほどと。何気ない年末の家庭の会話。民夫の1階居間に、身籠った婚約者をつれた幼馴染み。職場にてトラブルをおこしてこちらにきた姉。そして、年の離れた妻。互いがみんなちゃんとは知らない。家族友人のなかでおこる不安、勘違い、言い争い、けんかなど、愛憎会苦。

みながら、よくある親戚や家族の話、いや、会話を見事にうかびあげているなと。
見解の違いでむきになってしまったり、仲良すぎる姉弟に嫉妬したり。お互いにパーソナルスペースに衝立をたてない茶の間におこる家庭劇でした。
ギャグというか、つまらないつっこみはさすが岩松了でした。

その物語をケッペキの役者さんは体あたりで、向き合っていて、ききとりにくいものはあったが、静かな緊張をもってみれる舞台でした。

西部講堂をでると、西部講堂の上には月が。

みごと!みごと!と思える気持ちでした。

帰り路も夜がゆるやかにひろがる京都の町は心地よかったです。
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4月21日(土)のつぶやき

2018年04月22日 02時02分31秒 | 演劇日記
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