京阪人身事故

ただいま、京阪人身事故で、足止め。30分が経つ。新しい情報と警察の現場検証が入っておりますとあり、やはり、悲しいながらいのちが壊されたと思われる。

みんなに迷惑をかけてと思う部分もあるが、これが、平日の仕事に余裕のないぎりぎり時間なら、怒りがいっぱいだろう。それも当たり前。
でも、今日は土曜日で、かなり余裕をもって芝居の現場へ向かうから、自分の時間が削られるのはいやだが、仕方はない。
1時間。自分の予想にはない時間。
それを受け入れられない私たち。
それは人身事故だけでは、天変地異なら、もっと当たり前に訪れる。
そんな社会になりはじめているかもしれない。

残念なのは、投げ出されたた者はなにも考えられず、絶望していたのか。なぜ、声かけること、声かけるものはいなかったのか。

なにかがこわされているが、
それは不機嫌や怒りにしかならない。

ただいま、現場にいるひとたちは冷静に、繰り返されている痛ましさを、ただ、真剣に、かたずけていくしかないだろうなあ。

まだ、動いていません。

動き出したら、切り替えて、みんな自分の大切にするものに動き出す。

私は今日ある芝居の現場を大切にすることだ。あたりまえにあるきせきを向き合っていくことだ。

そして、まだ、動き出してはいない。

9時10分。動き出した。

正直うれしい。

でも、どこか、かなしい。

憑かれが浮遊し、私たちはただ、疲れを祓うしかない。

今日はいま、晴れている。

でも、今日、嵐になるともいっている。

あわてると思うので、たちどまり、たちどまり、いきましょう。