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浪花劇団 近江新之介
4月27日(水)PM12:00~3:05 梅南座
第1部 ミニショー
「ディスコじょんがら」座長、めだか、みちや、真央 のりのよい曲です。やはり。みんなの元気なパワーがよい。
「暖簾」蛇々丸
「むつみ丸」みちや
「黒田の武士」座長
第2部お芝居
「浪花のれん」
浪花劇団の笑って泣いて見につまされても、ええ話。以前より、今日はお父さんがひょうきん。女、こしらえて、女房、こどもを捨てて出た親父がおこじきさん同然にたまたま雨やどりでよった家が自分の家族(姉弟)やった。そのなかでおこる葛藤の話。なさけない大人にしっかりするこどもたち。それは下町という町内があるからや。どんなこどもも育てる町がいいよね。それが大阪やないと。
第3部舞踊ショー
「男節」蛇々丸、みちや、真央
「望郷おとこ節」みちや、真央
「追分鴉」蛇々丸
「女の酒場」座長/女形
「妻恋道中」真央
「酔いどれて浪花節」めだか
「兎のコン」みちや
「関東流れ唄」座長
「済州エア・ポート」三桝ゆたか/唄、ベビーここ、プリティこはる
「夢の海峡」
今回はいなせな兄さんたちの踊り。石川さゆりがいいなあ。
今回はじめてみる歌謡×舞踊の組合せショー
歌「漁歌」近江新之介×踊り浪花みちや
歌「東京」浪花みちや×踊り浪花真央
歌「時の流れのままに」×浪花めだか
歌「御目通り」×近江新之介
浪花めだかの新派女優のような出で立ちが可愛らしい。
第2部 お芝居「馬込の伊三郎はまぼろしやくざ」
関東は建場の宿。町の治安を韮山の代官と地まわりやくざ権助一家でみている所、権助一家。地まわりやくざのつまみ食い、代官の目を盗んで、所場代を高めて店子たちから、かすめとる。そんなやくざものなのに。居酒屋伊助の息子、伊ノ助は店を手伝うより、やくざになりたがって、権助の所に頼み込みいってしまう。なぜなら、伊三郎はまぼろしのやくざといわれた男だからだ。やくざになりたくて伊三郎はなった男ではない。助っ人に入ってケンカでひとを切り、渡世の身になったのだ。月日もたってもどってきたら、弟がそんな風に。やくざがかっこいいのではない。渡世の荒波にひとり、さすらい生きていく。その生きざまがかっこよいのだ。主演蛇々丸がかっこいい。かつて、テレビでみた。木枯らし紋次郎だ。「あっしにはかかわりのねえことでござんす。」
おそらく、あの時代、左翼は矛盾のなかで過激化し、高度経済成長で世間は豊かになっていく。そんななかではなたれた言葉なんだな。渡世人をみた元風景はわたしにとってはここにあるのかな。
第3部 舞踊ショー
ラストは「雪散華」今日は仁侠物、どすをもっての渡り合い。決めになるのは座長新之介。かなり、悲劇な舞踊殺陣なのに、笑いをいれて楽しく、でも、かっこよい。
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