身近な野鳥を探し始めた頃
メジロさんには
なかなか会えなかった。
どこにでもいる小鳥…と
聞いていたのに、オカシイなあ。
うちの近所にはいないのかなあ。
ところがあるとき、住宅街の植木の中から
古くなった冷蔵庫?蛍光灯?って
音が聞こえてきて…
「もしかしたら何かの鳥さん?」
立ち止まって目を凝らしてたら
深緑の葉っぱの奥で
ちっちゃな黄緑色が動いた!
「音」はプッツリなくなって
よくよく見たら、他にもいる。
ちょこまか動き回って
なかなか「顔」がわからないけど
勝手にメジロさんってことにした。
もっとず~っと後になって
木の葉も落ちて、カラカラの季節
ナンキンハゼの実が目立つ頃
さ~っとやってきて、さ~っと次へ移る
小鳥の群れに会うようになった。
たくさんいるし
食べるのに夢中?で
ウグイス色の小さな身体と
白い輪っかの眼がわかる。
「ああ、やっぱりメジロさんだ」
さらにその後、春の桜の季節になって
蜜を吸いに来てるのを
普通に見かけるようになった。
仲間と一緒のことが多くて
全然じっとしててくれない。
風の中を、オシャベリしながら
走っていくこどもたちのよう。
「ご近所さん」ができたような
昔懐かしい気持ちになって
ちょっと嬉しかったのを思い出す。
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