今回は鳥を捕る人のお話です。
終わりの方で、ジョバンニが鳥捕りに尋ねます。
「どうしてあそこから、いっぺんにここへ来たんですか」
すると鳥捕りは、
「どうしてって、こようとしたから来たんです」
と、答えます。
ひと月前、わたしの親しかった人が亡くなったすぐ後のことですが、
これまで鳥の留まったところを見たことのなかった、
わたしの座っているすぐ横の窓辺へ、
ころころした雀が飛んできました。
こちらの方をじっと見て、
こちらの方をじっと見て、
首を傾げたりおしりを揺らしているその雀の丸い目を見た時、
わたしは何とはなしに彼だと思いました。
丸っこくて、愛嬌のあった童顔の彼に、
丸っこくて、愛嬌のあった童顔の彼に、
なんだか雀はピッタリのような気がしました。
1分もなかったと思いますが、しばらく目を合わせていた後に、
1分もなかったと思いますが、しばらく目を合わせていた後に、
雀は愉快そうに、また元気よく飛び立っていきました。
もう肉体が無くなって自由に移動できる、
もう肉体が無くなって自由に移動できる、
楽になった彼だったかもしれません。。
わたしは、なんとも言えず懐かしく、
わたしは、なんとも言えず懐かしく、
一緒についていきたいくらい淋しくなって、
どうしてここにいるのか、わからなくなりました。
今、その窓の先には、青々と若葉を揺らす桜の木が見えます。
どうしてここにいるのか、わからなくなりました。
今、その窓の先には、青々と若葉を揺らす桜の木が見えます。
悲しみは、人の温かさと時間に、少しずつ癒されてきていますが、
命も込み上げる感情も、循環しているエネルギーの現われと見たら、
慈しみ、味わい尽くしていこうと思うのでした。
では今日も、銀河鉄道の旅の不思議さを、お楽しみください。
そして、素敵なGWを🌱✨
📖 青空文庫より
底本:「新編 銀河鉄道の夜」新潮文庫、新潮社
1989(平成元)年6月15日発行
1994(平成6)年6月5日13刷
底本の親本:「新修宮沢賢治全集 第十二巻」筑摩書房
1980(昭和55)年1月
🌜Storytelling and moving picture books🌛
"Night On The Milky Way Train" by Kenji Miyazawa
ナレーション、パソコン、作画、マイクの扱い等…
独学で試行錯誤を重ねながら制作しております。
お聴きずらい点もあると思いますが、
より楽しんでいただけるよう、
少しずつ改善していきますので、
ゆる温かく見守っていただけましたら幸いです😌
❃
リンク画面下の「YouTube」のロゴをクリックすると
YouTube サイトに移ります。
チャンネル登録やいいねで応援していただけますと、
次の制作へのモチベーションとなって、
すごく!うれしいです😊💗
おはようございます♪〜
できましたね❣️
今、うちに帰り、YouTubeには
これから参りますよ。😊
いま、これ読んで、
ふと、爺のブログの
さくら草の合唱曲🎶〜が
浮かんできました。
青い空や、星空の彼方から
きっと、見守っているよ❤️
しっかり前を向いて
これかも、彼の元に素敵💓な
朗読を贈ってあげてください♪〜
では、YouTubeの方に
行ってきま〜す♪〜
(夕飯食べてからね👍😊)
連休もおつかれさまです☺️
さくら草の歌詞また読んできました!
みんなつながっていますね♪
悲しみも撫でながら、
一緒に進んでいくんですね💗
時々ちっちゃな虹が
見つけられるといいなぁ🌈
今回の朗読とさくら草の歌詞が
ダブって朗読みれましたよ。
朗読見て、聴いて?
嬉しい気持ちになりました❣️
頑張らなくていいから
楽しんでつくりあげてください♪〜
コン爺も、楽しみながら
ブログで喋っています。
まだ3か月だけど、
たくさんの友達ができたから、
ぜひ、ウチのブログにも、
お立ち寄り下さいね♪〜。
コン爺さまのブログにも、
話題豊富な上にほっこりできて、
どこからこのエネルギーが!と、毎回
嬉しびっくりさせてもらっています☺️🧡
おはようございます♪〜
ありがとうございます♪〜
70爺、感激❣️
今夜のブログは、
爺は、何故元気?ですよ🤣
お立ち寄り下さいね♪〜