県指定名勝
首里金城町石畳道に行ってきました
https://www.naha-navi.or.jp/spot/2705/
運動靴必須な感じの道です。
坂の勾配も結構あるので足腰が弱い方は避けたほうがいいかもしれません
琉球王国時代の石の畳の道を再現しています。
NHKの朝の連ドラであったちゅらさんの撮影にも使われたこともある街らしいです。
金城村屋 と書いて、今の沖縄の方は「キンジョウ むら」と読むんでしょうが
昔は「かなぐしくむら」と読んでいたんですね。
木の根が石畳の隙間に入り込んで時代の経過を感じます
昔の共同井戸
なぜか石の色が違う。白い色のほうが補修したものなのかなと思うのですが、下側?なぞです
上水道は地面の上に這わせている。露出! 初めてみました。
これから補修するんでしょうね
http://shuri-aruki.jp/siseki/2014/02/post-43.html
ジャニーズの嵐さんたちがJALのCMで、宮地嶽神社が紹介され有名になったようです。
北九州の東建設の社長も毎月1日にお参りに寄られているらしく
行ってみたらということ訪ねてみました。
年に2日しかない「光の道」が出来るようです。
神社には3つの日本一もあるようですが、詳しくはHPをご覧ください
↓ 海に向かって一本道。このライン上に日没の日が沈むのでしょう。
奥の院みたいな山の道もありました。時間がある時には攻めたいルートです。
クラブハリエさんはバームクーヘンが有名なケーキ屋さんです、百貨店などで売っていますが直営店もいくつかあります。
その直営のお店のそれぞれの建物がかなり本気な建物のようで行ってみました。そのすべてが滋賀県内にあります。
今回は守山玻璃絵館 イギリスの田園風景をイメージした建物です http://clubharie.jp/shop/moriyama/index.html
このお店ではケーキバイキングをやっており、朝からものすごく行列ができるのです。
10時オープンなのに8時くらいにはすでに何人も並んでいます。90分ケーキの食べ放題ですが、
さすがに20分くらいでおなか一杯です。飲み物も飲み放題ですので、ゆっくりおしゃべりしながら過ごすのがベターな過ごし方かも。
バームクーヘンがいくらでも食べれるという点と時間によって焼きたてが食べるといった点でここにしかないサービスです。
次回はラ コリーナ近江八幡というお店の建物も見に行ってみたいです。
https://taneya.jp/shop/shiga_la_collina.html
ひょんなことからの美味しい美味しいおなか一杯の視察でした。皆さまにもオススメ致します
イギリスの田園はまだ行ったことがありませんが、雰囲気を感じます。
↑ 屋根の勾配を二段階にしてます。
↑ ケーキ食べ放題のエリア。集成材の柱などではなく、無垢の柱や梁でした。
お金がかかっていることを感じます。
テナントだからって採算ベース重視のハコではなく、本気度を感じずにはおれません。
↑ 外部のトイレにむかう途中の廊下 ↓ 樋もプラスチックではありません。
↑ ボルトだけでもなんか味を感じます。
↑ パティオといったらよいのでしょうか?ちょっとした木陰をつくる場所
↓ 素焼きの瓦ですね。ここの樋もプラスチックではない。
↓ 枕木を立てて花壇の見切りにしていたところ。さすがに枕木は腐っていました。
2001年にオープンしてますので、長くて15年くらいで。途中で外構の工事をやり替えていましたらもっと短いサイクルでの腐れでしょうか。
桂離宮 | |
新建築社 | |
新建築社 |
「桂離宮」という天皇の別荘が京都にあります。
1600年代に建てられ宮内庁が管理し、一般の方も無料で見学出来る。
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html
建築に関わる方なら名前くらいは聞いたことはあるレベルの有名な建物です。
見学も無料とはいえ、その予約方法が面倒でみたくても見れないのこれまでのイメージです。
が、最近はインターネットで予約受け付けも可能になりまだマシになりました。
これまでは京都まで直接申し込みに行くか往復ハガキで返事を待つ という途方も無いハードルでガードされていたのです。
また、紅葉の時期など人気な時期や閑散な時期とバラつきがあるようです。
記事の一番最後に紹介しているこの本が結構面白かったです。桂離宮と日光東照宮は17世紀の同じ頃、
同じようなメンバーが絡んで建てられました。太陽のモチーフと月のモチーフの対比。
別荘と神社。ブルーノタウトの感想の格差。
天皇家と幕府創設者の対比。
侘び寂びの世界観と質実剛健の世界を好んだ家康との対比。次は日光東照宮を見に行ってみたいです。
桂離宮は「月」を楽しむ 場所として作られた場所です。存在理由として桂離宮と月は本当は切っても切れないはず。
なのになぜ?16時から17時が最終の見学枠なのか?月、出てないよねこの時間。
お役所仕事にもほどがある!
無粋です。もっと偉い方や文化人の方がプレッシャーかけてほしいです。
月を楽しむ場所では月を楽しませてよ。
庭が楽しめるように作られた。一時間だけでなく、もっとゆっくりしたい。
↓ 四季に分けて再訪したい。
↓ 見学には「外国人枠」のようなものがあると都市伝説ぽいことも耳にしました。
確かに外国の方が数名居られました。この侘び寂びの空間をどう感じたのでしょうか
↓ 昭和の大修理の際にこの石を全部紙にトレースして書き写してから、
凹んだ部分を平らにして再度まったく同じように石を並べなおしたらしいです。
「昭和の大修理」のことはプロジェクトXにもなったようです。
↓ 橋。これらはさすがに17世紀のままではなく、ちょいちょいやり変えているようです。
そりゃそうか腐りますわね。新しくした際に苔も植樹したから苔てますが、その手間の通路の部分の苔は
枯れてしまっています。もともとはこの通路のあたりも飛び石以外は苔で覆われていたらしいです。
↓ 有名な市松柄。いろいろ特別サービスがありました。書いちゃいけないと釘をさされたので書けません。
↓ 三和土
↓ キリシタン灯籠。マリア像の上部だけが模様のようにみせているが、地面の下の部分まで合わせるとマリア像が出てくる。
神道の中心である天皇家の別荘で、他の宗教の神様を仕込むとか当時のデザイナーはやりたい放題ですね(笑)
↓ 茶室の中に入れないのが残念。腰かけるのまではOKです、首を室内に突っ込んでの内覧です。
じっくり体感したいなぁ。
↓ 有名なポイント。以外に小さい。
↓ 草の延段 。並べ方により 「真」「行」「草」と3段階あります。
↓ この書院の中をみたいのなー。ふすまもあけてくれません。残念。月のデザインの欄間もみれず。
↓ ガイドのおじさんがこの石のサイズを全部測ってみたら、手前から奥にいくにしたがって、
石が5mmづつ大きくなっていたとのこと。入り口に立った瞬間から空間が広く感じられるように配慮しているのです。
これはこの庭に面した障子も同じような感じで作られており、サイズが違うもので構成されているといったマニアなデザイン。
↓ 関守石。ここからは入ってはイケませんの印。
↓ おそらく「昭和の大修理」の際に合成樹脂で補修したのではなかろうかと思われる部位。
白く色なっているところが合成樹脂?その時は色を塗ってわからないようにしていたのでしょうが、
ここの部位のように雨が当たるところは剥げてしまったのでしょう。
昭和の大修理の際、合成樹脂で補修された部分はあと、何年もつのでしょうか?
また樹脂?たぶん無理です。気がつけば、すべて新しい材料に入れ替わってしまっているのかもしれませんね。
↓ 俵万智さんが書いていた本に、この桂離宮の元ネタは1000年くらいに書かれた『源氏物語』からだと紹介がありました。
そうするとフィクションの物語を600年後くらいに実物を作ってしまったという壮大なストーリーになります。なんかすごい。
桂離宮 (とんぼの本) | ||||||||
俵 万智,十文字 美信 | ||||||||
新潮社
|
桂離宮と日光東照宮―同根の異空間 | |
宮元 健次 | |
学芸出版社 |
日本民家集落博物館にゴールデンウィーク中行ってきました。
GW中はどこもこんでいるのが当たり前ですが、ここは違います。
服部緑地自体はいろんな人でにぎわっていますが、入場料をとりますので、
本気に見学する人しか観に入りません。
自然の中でいい感じ、穴場です。夏場もきっとすずしいことでしょう。
外国人の来場者が多い、年配の方が多いのが特徴的。小さい子連れは
我々だけです。
昔の家はさむそうだなー
後学のために一見の価値ありですよ。
↑岐阜の白川郷の移築。
↑↓2歳10ヶ月の我が子が、誰に教わったのか「正座」してました。
私たち夫婦は教えてないのですが・・・
↑ふーふーさせてもらってご機嫌です。
↑弁当箱。漆を塗ってる感じがします。
↑ねずみをとるネコのための出入り口。
↑摂津の家。漆喰がぬってありました。
↑外壁も茅葺。
↑流しですね。しゃがんで洗っていたのですね。
↑茅葺の家の中。板の間がなく、家の中も土間にムシロ。
このほうが冬はあったかいらしい。地熱暖房といった感じでしょうか。
↑大和十津川の民家。板張りです。木の産地だから。
もっともな理由ですよね。屋根まで木。
日本で木を瓦のかわりにしていた地域があったのですね。
知りませんでした。
屋根が木になっているって、ロサンゼルスとかで雨がめったに
降らない地域では見たことありましたが、日本では始めてでした。
↑室内からみた木の屋根。屋根が直接みえています。
漏れるのは気にしないということかな
↓越前敦賀の家、摂津の家と似ています。
↑岩手県 南部の曲家 馬屋がくっついているのが特徴
茅葺の屋根に草が生えているのが、ジブリッぽい。
↑流し。今のキッチンぽく見えないでもないですね。
さきほどの流しは、地面にしゃがむようなスタンスでしたし。
↓日用品も展示してありました。
↓観賞用の「タケノコ」と書いてあります。
観賞用? はじめての表現です。
日本の名景 民家 (SUIKO BOOKS) |
http://house.blogmura.com/sozai/
http://blog.with2.net/link.php?226144
↑ブログランキングへのクリックによるご協力お願いしまーす。
数ヶ月前、「ビルケンシュトック」というブランドのぞうりがほしいと嫁が言うので、神戸の直営店に買いに行きました。
そこのオーナーがやっているというホテルとレストランのパンフレットを手に取ったのがきっかけです。
京都の北部、京丹後市久美浜 というところにある「レセプションガーデン」
http://www.rg-holidayhome.com/cafe.html
ビルケンの店員さんがいうには、建築が好きな人がちょっとうなるような建物が建っているらしいとのこと。
時間を見つけて行ってみました。
レストラン、ショップ、ホテルが広大で眺めのいい敷地に点在し、その建物がイギリス風に仕上げているような感じです。
↑レストランからの眺め。いい席は早めに行かないと取れそうにないです。
幸い12時オープンということを知らずに11時40分に行くとばっちりな席が取れました。
↑レストランの天井。
↑丸見えの厨房。12時になるまでは注文とるのも我慢。
↓磨きこまれたムクの床材。いい感じです。もちろん床鳴りしてました。
↑開け放ちのエントランスなので、スリッパの中にトカゲがいないかチェックしてね という注意書きあり。田舎というよりカントリーといいたいです。
↑レストラン外観。あそんだ外観ですね。
↑この辺の石垣がイギリスをイメージさせます。
↑ショップ外観。おしゃれな雑貨がたくさん。みたことがないものが多い。品揃えはさすがと言ったところでしょうか。
セレクトショップで売っているビルケンシュトックの季節ものはセールしてましたが、ここではセールはしてませんでした。
↓「ガーデン」というだけあって緑がいっぱいです。
↑このテラスから下を望むとホテルが見えます。
そして、衝撃の建物もこのテラスから発見することに!
テラスから見えたものは石の屋根の建物。
まさか。ヨーロッパの石屋根まで再現するなんて。
急いで下のホテルのほうまで行きました。
↑テラスから見えた、石屋根の建物というか物置。
↑石をビスで打ちつけていますね。
↑雰囲気的にはちょっとやってみよう的な感じでちゃっちゃと作ったって感じでしたが、おそらく石はイギリスから輸入したものだと思います。そういえばビルケンの店員さんが石を輸入したらしいと言っていた。そして無造作というかきっちりならべず適当に組み合した感がヨーロッパ風に感じさせます。
そして、さらに奥に飛んでもないものも発見しました!
↓この木の裏に・・・
↓こんな全面石張りの家が!
↓開口部はこの細いスリットだけ?
↓この段階で勝手に敷地入ってます。ゴメンナサイ。でもお店の人風の人とあっても特に何も言われなかったので大丈夫なようでした。
イギリスのコッツウォルズ地方の建物のような、そうでないような。
とりあえずコッツウォルズに行きたいと再度強く思うのでした。
コッツウォルズとはロンドンから車で2時間ほどの地方です。ハニーカラーという建て物のほとんどがはちみつ色(茶色)をしている街が点在した地方です。
↓さらに奥の建物は同じ形の石をきちんと並べて貼っています。
無添加住宅のクールーフが縦横のラインが平行に並んでいるのに対しコチラは斜めに貼り、石がひし形に見えるような貼り方です。
かなり手間がかかっていると思われます。
↓↑この建物がホテルの建物。
ホテルのほうにも、是非泊まってみたいと思います。一日2組までとかなり少ないので予定があうか心配ですが・・・
しかし、あの石の家の中を見てみたいものです。いついこうかしら
レストランではバカデカイハンバーガーをいただきました。
パンにこだわりを感じ、今まで食べた佐世保ハンバーガーやハードロックカフェやアメリカで食べたものよりおいしかったです。
蘇州園という、東神戸方面ではある程度知名度のある、老舗のレストランに行ってきました。子どもの2歳の誕生日会ですね。
昭和9年に旧財閥の別荘として当時としては珍しい三層の木造建築で純日本建築だったようです。
その後、戦後の戦火をくぐりぬけある華僑の方の手にわたりました。
昭和21年に本格中華料理店「蘇州園」がオープン。
今の名の由来になったお店がオープンしたのです。
神戸の御影のエリアは第二次世界大戦の際、ある程度戦火の被害を受けています。戦火の状況は「火垂の墓」の前半の舞台が御影であり、主人公らが大変な様子であることからご理解いただけると思います。その中でこの木造3階建てのものが、戦火、阪神大震災にも耐えているというのは設計者の念を感じ、興味深いところです。
↑昭和9年築の木造3階建て
↑3階部分からは山手の景色が
↑このクッションの置き方が結構すきかも。
↑窓だらけでかなり明るい。
↑庭では食事を終えた方々がぶらぶらしております。
↑木枠の単層ガラス。熱伝導率とかまったく無縁の単層ガラス。
窓だらけで隙間だらけでもいいんです!(笑)空調費はどんなことになっているのかちょっと気になります。
↑↓幸福の魚、雷魚(ライギョ)らしい。そんな話聞いたことないが、お店の人がそう言って説明してくれました。ほんまかいな?調べてみてもそんなこと書いている人だれもいませんでした。でもこれはかなりすごい一品(2つで1対)です。この大きさの彫り物、継いで無く一枚ものです。
↑見慣れたものが・・・竹アジロ。無添加住宅にもよく登場します。
非常に2歳の子が不釣合いな、大人の空間でした。
夜はシガーバーとかあるんですよ。
写真は無いですが、北側のエントランスにはシーサーが置いてあったり、
ガーデンオリエンタルと銘打っているだけはあります。和風なんだか、中華なんだか、沖縄なんだかって感じをカッコよくまとめており、大人空間としているのが蘇州園であり、それを運営している㈱プランドゥーシーという会社のかかげる「おもてなしジャパン」というポリシーなんだと思います。
次はプランドゥーシーの京都のお店か徳島のお店にでも行ってみたいと思います。
蘇州園↓
http://www.thegardenorientalsoshuen.com/
福岡の南部 八女市というところでイチゴ狩りに行く途中で「古い町並み」という看板をみかけたので、ちょっとのぞいてみました。
酒蔵のオーナーが別宅を市に寄贈したもののようです。
管理人さんがかなり詳しく説明してくれてよかったです。
戦火にあわず、築100年以上経っているとのこと
↑このつなぎ方がしぶいです。
↑壁が黒いのは商売の「黒字(黒地)」を狙ってのことらしいです。
しゃれですね。このおうちはそのような遊び心がたくさん盛り込まれた別宅であったようです。
↑一富士二鷹三なすびの一富士です。これもしゃれ。というか験かつぎですね。
↑なすびらしいです。実の部分というより葉っぱですね。
↑水琴窟までありました。大阪吹田のサービスエリアにもありますね。
↑サクラの床材です。100年前のものです。
無垢のフローリングの実力を改めて痛感しました。
結構感動。管理人さんは自慢げでした。
↑とても100年前のものとは思えない美しさです。
↑酒蔵のオーナーだったから「お猪口」と「徳利」がデザインされた灯篭。
↑樫の木(かし)(お金?を)かせるようにということらしいです。
↑モチノキ (お金?を)もっていられるようにらしいです。
↑当時では贅沢な唐物をつけたとのこと。
↑これまでみた中で一番タイル間の「目地」があいております。
タイルが高かったからでしょうね。少しでも張る面積が少なくなるようにでしょうか
↑漆喰塗り。薄くぬっているので下地のムラ等がみえ、味になっています。
↑↓町の風景。ベンガラ塗りですね。
↓部屋一面 お雛様を飾っているところがありました。ちょっと異様な感じがします。
↓本当の目的はイチゴ狩りだったんです。
スーパーとかのものとは違って甘さが違いますねー。そんなに安くはないけど十分楽しめました。毎年一回くらいは行ってもいいかも。
イチゴ狩りのお店の名前がなぜか「ベンガラ村」。
しかし、ベンガラに関するものは一切なく、ベンガラ資料館とか歴史館とか体験館がありません。
あるのは、レストランと売店と温泉とイチゴ狩りハウスだけ。
町の建物もしっかりベンガラ塗りしているのですが、うんちくや説明書き等はなぜか一切ありませんでした。不思議な町ベンガラ村。
この手の100年以上の建物をみてまわるのは結構面白いと感じました。
次は岡山の倉敷の町に行ってみたいです。仕事ではしょっちゅう近辺を通るのですが、一回も行ったことがないので行って見ます!
お勧めスポットがあれば教えていただけるとありがたいです。