森本のプライベート側のブログ

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京丹後市にあるレセプションガーデンさんでみた石の屋根

2008年08月19日 | ☆有名建物探訪

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数ヶ月前、「ビルケンシュトック」というブランドのぞうりがほしいと嫁が言うので、神戸の直営店に買いに行きました。

そこのオーナーがやっているというホテルとレストランのパンフレットを手に取ったのがきっかけです。

京都の北部、京丹後市久美浜 というところにある「レセプションガーデン」

http://www.rg-holidayhome.com/cafe.html

 

ビルケンの店員さんがいうには、建築が好きな人がちょっとうなるような建物が建っているらしいとのこと。

時間を見つけて行ってみました。

 

レストラン、ショップ、ホテルが広大で眺めのいい敷地に点在し、その建物がイギリス風に仕上げているような感じです。

↑レストランからの眺め。いい席は早めに行かないと取れそうにないです。

幸い12時オープンということを知らずに11時40分に行くとばっちりな席が取れました。

↑レストランの天井。

↑丸見えの厨房。12時になるまでは注文とるのも我慢。

↓磨きこまれたムクの床材。いい感じです。もちろん床鳴りしてました。

 

↑開け放ちのエントランスなので、スリッパの中にトカゲがいないかチェックしてね という注意書きあり。田舎というよりカントリーといいたいです。

↑レストラン外観。あそんだ外観ですね。

↑この辺の石垣がイギリスをイメージさせます。

 

 

↑ショップ外観。おしゃれな雑貨がたくさん。みたことがないものが多い。品揃えはさすがと言ったところでしょうか。

セレクトショップで売っているビルケンシュトックの季節ものはセールしてましたが、ここではセールはしてませんでした。

↓「ガーデン」というだけあって緑がいっぱいです。

 

↑このテラスから下を望むとホテルが見えます。

 そして、衝撃の建物もこのテラスから発見することに!

 

 テラスから見えたものは石の屋根の建物。

 まさか。ヨーロッパの石屋根まで再現するなんて。

 急いで下のホテルのほうまで行きました。

 

↑テラスから見えた、石屋根の建物というか物置。

 

↑石をビスで打ちつけていますね。

 

↑雰囲気的にはちょっとやってみよう的な感じでちゃっちゃと作ったって感じでしたが、おそらく石はイギリスから輸入したものだと思います。そういえばビルケンの店員さんが石を輸入したらしいと言っていた。そして無造作というかきっちりならべず適当に組み合した感がヨーロッパ風に感じさせます。

 

そして、さらに奥に飛んでもないものも発見しました!

↓この木の裏に・・・

 

↓こんな全面石張りの家が!

↓開口部はこの細いスリットだけ?

↓この段階で勝手に敷地入ってます。ゴメンナサイ。でもお店の人風の人とあっても特に何も言われなかったので大丈夫なようでした。

 イギリスのコッツウォルズ地方の建物のような、そうでないような。

 とりあえずコッツウォルズに行きたいと再度強く思うのでした。

 コッツウォルズとはロンドンから車で2時間ほどの地方です。ハニーカラーという建て物のほとんどがはちみつ色(茶色)をしている街が点在した地方です。

↓さらに奥の建物は同じ形の石をきちんと並べて貼っています。

 無添加住宅のクールーフが縦横のラインが平行に並んでいるのに対しコチラは斜めに貼り、石がひし形に見えるような貼り方です。

 かなり手間がかかっていると思われます。

 

 

↓↑この建物がホテルの建物。

 

ホテルのほうにも、是非泊まってみたいと思います。一日2組までとかなり少ないので予定があうか心配ですが・・・

しかし、あの石の家の中を見てみたいものです。いついこうかしら

 

 

 

 

 

 

レストランではバカデカイハンバーガーをいただきました。

パンにこだわりを感じ、今まで食べた佐世保ハンバーガーやハードロックカフェやアメリカで食べたものよりおいしかったです。

 

 


蘇州園に行ってきた

2008年08月08日 | ☆有名建物探訪

蘇州園という、東神戸方面ではある程度知名度のある、老舗のレストランに行ってきました。子どもの2歳の誕生日会ですね。

 

昭和9年に旧財閥の別荘として当時としては珍しい三層の木造建築で純日本建築だったようです。

その後、戦後の戦火をくぐりぬけある華僑の方の手にわたりました。

昭和21年に本格中華料理店「蘇州園」がオープン。

今の名の由来になったお店がオープンしたのです。

神戸の御影のエリアは第二次世界大戦の際、ある程度戦火の被害を受けています。戦火の状況は「火垂の墓」の前半の舞台が御影であり、主人公らが大変な様子であることからご理解いただけると思います。その中でこの木造3階建てのものが、戦火、阪神大震災にも耐えているというのは設計者の念を感じ、興味深いところです。

 

↑昭和9年築の木造3階建て

↑3階部分からは山手の景色が

 

 

 

 

 

↑このクッションの置き方が結構すきかも。

 

↑窓だらけでかなり明るい。

↑庭では食事を終えた方々がぶらぶらしております。

↑木枠の単層ガラス。熱伝導率とかまったく無縁の単層ガラス。

窓だらけで隙間だらけでもいいんです!(笑)空調費はどんなことになっているのかちょっと気になります。

 

 

 

 

 

↑↓幸福の魚、雷魚(ライギョ)らしい。そんな話聞いたことないが、お店の人がそう言って説明してくれました。ほんまかいな?調べてみてもそんなこと書いている人だれもいませんでした。でもこれはかなりすごい一品(2つで1対)です。この大きさの彫り物、継いで無く一枚ものです。

 

↑見慣れたものが・・・竹アジロ。無添加住宅にもよく登場します。

 

非常に2歳の子が不釣合いな、大人の空間でした。

夜はシガーバーとかあるんですよ。

写真は無いですが、北側のエントランスにはシーサーが置いてあったり、

ガーデンオリエンタルと銘打っているだけはあります。和風なんだか、中華なんだか、沖縄なんだかって感じをカッコよくまとめており、大人空間としているのが蘇州園であり、それを運営している㈱プランドゥーシーという会社のかかげる「おもてなしジャパン」というポリシーなんだと思います。

次はプランドゥーシーの京都のお店か徳島のお店にでも行ってみたいと思います。

蘇州園↓

http://www.thegardenorientalsoshuen.com/