先日、所有しているマンションの管理組合の総会に出席しました。
委任状では済まさずに出席した理由は1つ。
議題にあった「全戸への火災報知器の設置」を阻止するためです。
事前に割り当てられた予算をみると、どうみても高い。
1世帯◯◯000円以上かかる計算です。
楽天市場などでパナソニックや東芝のメーカーの火災報知器でもかなり安くで売っているこのごろです。
ドライバー1本で、2個の取り付けに10分もかからない、
さらにマンション全体の取り組みでグロスもあるのにこの値段はおかしい。
自主管理マンションで管理組合の理事の方も、いい人たち過ぎて業者の提案や営業トークを信じちゃっているようでした。
そして、なにより管理組合の費用で取り組みような案件ではないはず。
各世帯の責任と費用で設置するべきものであるので、
マンションの管理費を切り崩して行うものはない、というお話をさせていただきました。
・ネットで自分で買ってドライバーでビス2本で取り付けができること。
・高齢で出来ない方は業者に頼めばよいと思う。
こう説明すると、「え、そうなの?そんなに安いの?そんなに簡単につけれるの?」っていう方もちらほら。
「管理組合で設置をするものだ、設置しないといけないものだ」と勘違いしていた方は意外に少なく、皆さん「なんで管理費で出すのだろう?」となんとなく思っていたけど声に出せないでいたという感じでした。
設置したほうがいい思っていた方は、
マンションの共有部分に置いてある消火器などと同じようなものと勘違いです。
近隣の個人商店の電気屋さんから管理組合への提案だったのだと思いますが、
なかなか巧妙です、誤解させるようなお話をしていたのでしょう。
高齢の理事を狙っての営業って結構、紙一重ですね。
一歩間違うと◯◯詐欺とまでは行きませんが、
仲良くなって高額健康グッズを売る商法に近いものを感じます。
「知らない」と「知ってる」 差ってなぁ
大切だなと改めて思いました。
総会は非常に眺めのよい会館での開催で、淡路島も和歌山まで見えていました。