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日大アメフト部 連盟処分より

2018-05-30 11:00:57 | 一言
日大アメフト部 連盟処分より

関東学生連盟が昨晩20時より会見し、日大アメフト部関係者等の処分を発表した。過去に経験のない出来事であったため、初動や本来やっておくべき仕事等の課題はあるが、一定の役割を果たすことに積極的に動いたものと思う。

さて、今回の処分から二つの視点でコメントしてみたい。
一つ目は、アメフト部ではなく日大の問題は解決していないという点である。日大自身が表明した第三者委員会というものがどのようになるのか全く見えて来ず、情報発信がされないなか、第三者という建前上の名を借りた身内の権力者の論理を優先するおきまりの裁定を下す可能性があること。学長より権力のあるナンバー2で理事長派の常務理事内田元監督の首に鈴をつけることは学長ではできるわけなく、日大自身がどのような大学なのかをマイナスイメージで世の中広くに継続して宣伝する可能性がある。高校生から見た場合、内部進学は多いであろうが、実力があれば将来を考えて外の大学にでて行くだろう。また、外部からあえて日大を選択したいという状態に今はない。対応次第で、普通の受験生は日大を候補に入れず、本来なら入ることができなかったレベルの学生ばかりが外部から集まることになる。簡単に言えば、偏差値の低下であり、優秀な学生がいないとなれば大学のブランドは追い討ちをかけて低下していくだろう。日大は、自らが妥当と思うレベルより厳しい裁定を出すことが信用回復の第一歩である。そのためにも、第三者委員会は世間より厳しく対応することが必須であり、委員を引き受けるということはかなり覚悟がいるだろう。理事長などからの介入があった場合など、その内幕を公表するぐらいの覚悟で臨まないと、自分自身の名を落とすので、引き受け手がなく人選に苦労しているだろう。

二つ目は、直接の加害者である宮川くんのこれからの対応である。最初に、いかなる理由があっても直接手を下した本人であり、厳しく言えば犯罪の一翼を担っていたので、同情論だけで語るのは良くないだろう。本人のためにも、しっかり見ている大人の目線からも、宮川くんは動かないことである。これ以上、情報発信をする必要もない(本人もわかっていると思います)。そして、かなり温情のある処分である2019年3月末までの出場停止を真摯に受け止めて、その期間を謹慎して世間に出ないことである。当然、処分期間の短縮などの動きはしてはならない。警察、第三者委員会、日大、関学、日大アメフト部等の動きが決まったあとで、最後に考えれば良い。日大は残念ながら変わらずに、内田元監督が権力を維持する可能性もある。そのような環境で、アメフトに復帰するのは危険であり、大学卒業に焦点を合わせるべきだろう。大学卒業後の人生を見据え、そして世間の後押しの元で社会人になってアメフトにら復帰するのが、本人の価値を下げずにいけるベストなシナリオだろう。

日大アメフト部 監督&コーチの部員会見否定

2018-05-24 00:02:27 | 一言
昨夜20時(4時間ほど前)から、日大アメフト部の監督と名指しのあったコーチが会見を開いた。

で、これって何を言いたいのかと思う会見でしかなかった。部員の会見での発言を否定するためだけの会見で、保身のためだけではないだろうかと誰もがわかる内容。これの会見をみた、その他のアメフト部員はどう思うのか、他のコーチはどう考えるか、他の大学のアメフト部はどう見るか、まったく周りが見えていないとしか言えない。

これで日大のアメフト部は内部崩壊を決定的にするのではないだろうか。きっと大学内のことは、なんとかできると思っているのだろうが、外部圧力でそうはならないだろう。スポーツだからと言っても、ルールを無視した上で安全性を毀損すればそれはもうスポーツではない。ボクシングのグローブの中に鉄板を入れて相手を殴れば、それはもう安全性を無視したスポーツではない。危険が無いようにルールがあったりするのだが、それを無視したら、ダメだろう。
注目の高い案件であるし、警視庁も捜査を開始したとのことだから、その結果に期待する。他の大学のアメフト部も、もう日大とは戦いたく無いだろう。

もし、監督とコーチが部員の会見を受けて、すべて部員の説明した通りであり指示したと説明し、部員にはなんの責任もない、勝つためにやりすぎた、この責任をすべて監督とコーチでとり、我々はアメフトには今後関わらない。なので、部員の将来を、そしてアメフトを奪うことがないように配慮をお願いしたい、という内容であったなら風もかわったのだろうに。覚悟をもった強さと、覚悟のない逃げるための会見では、もう答えは出ている。

日大アメフト部 部員会見の結果より

2018-05-23 07:00:29 | 一言
昨日の続きとして、会見についてコメントする。

夜のニュースなどで会見時の映像をみた。まず、この会見が謝罪であることを明確にし、その上で自分のけじめを明確にし、その時にどうであったのかを自分なりにきちんと説明していると見ることが出来る会見であり、関学の監督のコメントが全てを物語っているだろう。20歳の大学生にとってはかなり精神的に厳しい会見であったと思う。

これによって、あとは大学と監督コーチの対応であり、関学への24日の回答に焦点は移るだろう。ただ日大には期待できないと思う。

あとは、他の大学が日大アメフト部にどう対応するか連盟がどう対応するかという点と、被害届がどのような展開を見せるか、そこからの展開に注目しています。

日大アメフト部 本日部員会見に向けて

2018-05-22 12:00:47 | 一言
本日午後、直接の加害者と言われている日大のアメフト部員が弁護士と共に会見を開くとのニュースがあつた。だんまりとせず、大学の元でなく個人で会見を開くというのはそれなりの覚悟を持っての会見になると思うので注目している。

さて、前回のコメントで日大の謝罪について記載したが、監督の責任であり辞任しますというだけで、最低限相手に受諾される謝罪を行わなかったことは、より大きな問題になることが想定できず、監督自身が逃げ切りを図っていたということだろう。会見の映像を見て感じたのは、自分が中心、自分こそが被害者、なんでこんなことしないと行けないんだ、という気持ちが表れている。そのような想いは相手に伝わるし、騒動を大きくしている本人に自覚がないのが最大の問題だろう。日大の常務理事というナンバー3のポジションにいるということであり、監督辞任だけで権力は保持したいという意図が見え隠れする。日大は大きくブランドを落としていることを認識し、すでに遅くなっているのだが大学として早急に対処しなければもっと取り返しはつかなくなるだろう。

さて、日大部員の会見について期待を込めてコメントです。
本人に覚悟があっての会見であれば、どのようなやりとりが監督やコーチからあったのかが語られるでしょう。このまま問題が収束せず、責任が個人で取らされるとなるなら、大きな禍根を残し、将来に希望はないでしょう。もう信頼関係がなくなれば、もう遠慮はいらないですから。アメフトを辞める、日大も辞めるという切羽詰まった話になるかもしれません。事実を自分の口から真摯に話せば、監督の会見との対比で関学も本人に対してそれ以上の追求はしないでしょう。もちろん障害で警察に受理されたとのことから、事件性がなくなったわけではないが、その矛先は監督とコーチに向かいます。

下手に切り抜けようとしてもバレますので、正々堂々と正面から語るのが最善のだと思います。

日大アメフト部

2018-05-18 09:00:02 | 一言
連日ニュースで取り上げられているので、報道内容は皆さんご存知のことと思いますが、問題の本質は指導者の質の問題と言えること。
まず、大学生といっても、まだまだ大人の知恵や判断力があるわけではなく、監督者である監督や親に責任がある。もちろん実行した本人の責任を否定したりしているものではない。
次に、勝つことが最優先事項になるのがスポーツであるが、そこにはルールがある。ルールを無視したり犯して勝ってもそこに評価はない。大学の部活で、特に学内で注目されるスポーツの監督には、期待と権限が集まり、それが時として限度を超えることとなる。そこに歯止めがかかるかどうかが、指導者の質である。

さて、私はいくつか点から、監督からの指示(要請)が間違いなくあったと確信している。もし、意図していない場合、必ず取るべき行動をしておらず、その点だけをみても責任重大であり、責任問題と断言できるからである。一つ目は、反則直後にベンチに戻して注意し、反則をしないようにさせること。危機管理として、同じことを続ける可能性もあり、早い段階でその可能性を無くすことが指導者としては必須。二つ目は、三回の反則を取られて帰ってきた時に、真っ先に注意し本人がやってはいけないことをしたとわからせること。三つ目が、問題となったあとに自ら説明責任を果たそうとせずに隠れたこと。この点は関学も分かっており、その点を踏まえての責任の取り方と謝罪の仕方があるのではというのが、日大はわかっていない、もしくはわかっているが逃げようとしていることが更なる怒りを買っているであろう。

では、日大がどのような謝罪であれば、関学は納得しないまでも矛に納めるだろうか。まずは内田監督の辞任と院政など敷いて影響力を維持することが無いように、今後一切の関わりを持たない誓約書の提出が必須である。次にコーチを含めての解任。そして、無期限の対外試合自粛を申し出ることだろう。部の解散という方法もあるが、ここは方法論になるので、いずれでも良い。この事件を軽く見る人にとっては、厳しすぎると思うかもしれないが、最悪の場合は人が死んでいたという可能性があるというものである。アメフトはアメリカ陸軍と同じであり、力と力をスポーツとして競い高めるものであるから、それだけ危険であるためルールの厳守が必須となる。立件するとなれば、殺人教唆にも行き着く事案であり、その責任は重い。もし、自主的に責任が取れないのであれば、司法に訴えることになるし、その場合は前科を覚悟して争うしかなくなる。さらに、実行した本人は最低退学にしなくてはならないだろうし、日大アメフト部の部員の将来も危うくしていくことになる。証人喚問にも関わるので、早めの手仕舞いをしないと、日大が失うものはとてつもなく大きくなる。
内田監督がやっと謝罪にいくと関係者から話が出ているようだが、その前に大学としてアメフト部として、どのように責任を取るのかを明示し、その上での謝罪を責任者として行いたいというのが常識としての手順になる。責任の取り方を納得してもらって、はじめて謝罪にも意味がある。それすらも、わからないようなら、関学としては矛を収めてはならないだろうし、もっと厳しく責任を取ってもらってもいいだろう。